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奇詠&としえの俳句日記

2011-02-23 06:57:24 | お気に入り
奇詠&としえの俳句日記

毎日訪問するサイトです。

とても斬新な感覚の俳句を味わうことができます。

※印は、私の主観的なコメントです。



最近のお気に入りは・・・


 トランプの ハートの3に 春隣

※ 赤いハートが3つ並ぶトランプ。
 確かに春の雰囲気です。


 右手(めて)に添う弓手(ゆんで) 卒業証書受く

※ 弓手とは左手のことです。
 片手ずつ添える卒業証書授与は、人生の厳粛な節目です。


 古傷を 隠し通して 冬の薔薇

※ 冬の薔薇は意味深です。
 本来、初夏や秋に咲く豪華な花が、冬に咲いているだけで、
よりミステリアスです。
  
 

 すれちがう とき裸木は 父である

※ 裸木と父を結びつける感覚が斬新です。
 寡黙で飾らず、動じない。
 なるほど・・・、父か・・・・。



  涅槃図の   裳裾に猫も   許されて 

※ 仏教では、猫は嫌われています。
 お釈迦様が病気になられたとき、薬が届けられたのですが
木の枝に引っかかってしまいました。
 それを取りに行くように頼まれたネズミを、猫が食べてしまったのです。
 お釈迦様が亡くなった様子を描いた涅槃図には、
動物の嘆き悲しむ姿がありますが、猫はいないのが普通です。
 それをふまえての句です。
 
 

 水仙の みな俯(うつむ)きて 漁民の葬

※ 名画「黒水仙」は、修道女の映画でした。 
 俯いて祈る姿は、まさに黒い水仙です。
 水仙は、よく修道女に例えられる花なのです。
  


みなさんもぜひご覧ください・・・
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