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道徳の授業をしてきました

2021-04-28 06:50:40 | 日記

一昨日(4月26日)、愛西市立八開中学校で、道徳の授業を行いました。

先生方に向けての、いわゆる示範授業ですが、最も勉強になったのは私でした。

「友情・信頼」について昨年までの光村図書2年生の教科書にあった「友達はライバル」で2年生34名を対象に行いました。

何と言っても生徒のみなさんとは初対面。

中学生にとっては全く知らないおじさんに対して、道徳の授業として成り立つか不安でいっぱいでした。

幸い、授業前のアイスブレイクで、空気は温まりました。

冒頭では、そのアイスブレイクの延長で、「全員起立」「じゃんけんをして負けた人は勝った人に、友達とは○○といってください」

「そのあと、勝った人は、なるほど○○ですね。私は□□だと思います。」と言い合ってから座りましょう。

これも、空気を温かくするためですが、主題に一気に近づきました。

その後、教科書を音読し、登場人物を確かめ、3つの場面について、心の声を聞いていきました。

ポイントは、場面ごとの挿絵の高さを変えたこと。

「僕」の心を視覚的に表しています。

さらに、「下がる」「上がる」そのきっかけがどちらも友達の康夫だったことを確かめました。

最後には、「はじめの僕と終わりの僕は同じ?」「ちがう」

「どちらが人として高い?」「後の方」

「それでは、はじめの僕と後の僕は何が違うの?」を考えさせました。

よい意見が出ました。

時間があればもっと深めたかったところですが、

こうした授業は最後まで行かなければなりません。

振り返りに書いてくれれば・・・と思い時間を切りました。

生徒は積極的に話し合い、また挙手発言もしてくれました。

楽しい時間はあっという間に過ぎるものです。

心地よい満足感に包まれ授業を終えました。

書いてもらった「ふり返り」もすべて読ませてもらいました。

ねらい以上のものも多く、これらを全体にフィードバックすれば、

授業としては合格点だと感じました。

 

その後、市内の小学校からも先生方が参加し、道徳の授業について講義をしました。

テーマは「誰でもできる道徳の授業-まずは75点の授業を-」

こちらもあっという間に時間が過ぎていきました。

八階中学校の先生方、生徒のみなさん、ありがとうございました。

 


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