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平成23年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果について

2012-09-12 06:38:03 | お役立ち資料・サイト
平成23年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果について が発表されました。



本文はここから
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/09/__icsFiles/afieldfile/2012/09/11/1325751_01.pdf

紹介ページはここから
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/09/1325751.htm

調査項目(調査対象)は次のものです。

(1)暴力行為(国公私立小・中・高等学校)
(2)いじめ(国公私立小・中・高・特別支援学校)
(3)出席停止(公立小・中学校)
(4)小・中学校の不登校(国公私立小・中学校)
(5)高等学校の不登校(国公私立高等学校)
(6)高等学校中途退学等(国公私立高等学校)
(7)自殺(学校から報告のあったもの)(国公私立小・中・高等学校)
(8)教育相談(都道府県、指定都市、市町村教育委員会)


調査結果の主な特徴は

1)小・中・高等学校における、暴力行為の発生件数は約5万6千件と、前年度(約6万件)より約4千件減少し、児童生徒1千人当たりの発生件数は4.0件(前年度4.3件)である。

2)小・中・高・特別支援学校における、いじめの認知件数は約7万件と、前年度(約7万8千件)より約7千件減少し、児童生徒1千人当たりの認知件数は5.0件(前年度5.5件)である。

3)小・中学校における、不登校児童生徒数は約11万7千人と、前年度(約12万人)より約2千人減少し、不登校児童生徒の割合は1.12%(前年度1.13%)である。

4)高等学校における、不登校生徒数は約5万6千人と、前年度(約5万6千人)より約6百人増加し、不登校生徒の割合は1.68%(前年度1.66%)である。

5)高等学校における、中途退学者数は約5万4千人と、前年度(約5万5千人)より約1千人減少し、中途退学者の割合は1.6%(前年度1.6%)である。

6)小・中・高等学校から報告のあった自殺した児童生徒数は200人と、前年度(156人)より44人(28.2%)増加している。


新聞がいろいろコメントしています。

中日「いじめ解釈、中部9県でもばらつき」
 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012091290014759.html 
  上記サイトより引用


読売「昨年度いじめ認知7万件…学校の意識低下で減少」
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120911-OYT1T01123.htm
 件数が減って批判されています。


毎日「問題行動調査:いじめ認知件数 愛知県が全国最多に」
 http://mainichi.jp/select/news/20120912k0000m040127000c.html


いじめ7万件把握 昨年度の学校、「実態と差」懸念
 http://www.asahi.com/national/update/0911/TKY201209110581.html


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