沖縄、トランプ、東京都。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 辺野古着工 沖縄より米国優先か
・ 大統領と司法 三権分立を脅かすな
読売新聞
・ 日米経済協力 相互に国益を満たす連携探れ(2017年02月07日)
・ 辺野古海上工事 普天間返還の遅滞を避けたい(2017年02月07日)
毎日新聞
・ 小池旋風 「劇場」に弱かった自民
・ 辺野古工事 民意軽視では続かない
日本経済新聞
・ 米金融規制の改革は日欧とも足並みを
・ イランとの対立再燃を避けよ
産経新聞
・ 区長選で自民惨敗 「反改革」姿勢あらためよ
・ 相次ぐ避難いじめ 差別と偏見許さぬ社会に
中日新聞
・ 辺野古海上工事 民意は置き去りなのか
・ 首相の訪米 米政権との間合い測れ
※ 全社が、沖縄・トランプ・東京都のどれかでした。
中日です。
「いくら同盟国と言っても、トランプ大統領の要求が理不尽ならばはねつけるべきだ。十日訪米する安倍首相。高圧的なトランプ流が長続きするはずもない。間合いを測ったつきあい方をしてほしい。
米国に対し失礼にならないか、と皮肉のひとつも言いたくなる。首相がトランプ氏への手土産に持参する経済協力の中身だ。
その中にインフラ整備への千五百億ドル(約十六兆八千億円)の投資がある。これを柱に全体で七十万人の雇用創出につなげるのだという。まるで途上国支援ではないか。
米国経済は底堅い。景気拡大局面は八年目に入った。失業率も4・8%と完全雇用に近い水準だ。そんな好調な世界一の経済大国を、二十年にわたってデフレにあえぐ世界一の借金大国が支援する-。奇妙な構図だ。
貧困に苦しむ本当の途上国の民生向上のために、支援するのならともかく、これでは日本の納税者の理解は得られまい。
フォード・モーターはメキシコ工場の建設を断念し、トヨタ自動車も米国内の既存工場にてこ入れして、約四百人の雇用創出を図る計画だ。
腕っ節の強い荒くれ者にすごまれた国や企業が、これをなだめるために貢ぎ物をこぞって差し出す-。繰り広げられているトランプ劇場の粗筋だ。首相の訪米も「朝貢外交」と批判されかねない。」
朝貢外交。言ったもの勝ちの外交です。
日経です。
「弾道ミサイルの発射実験を実施したイランに対し、米トランプ政権がミサイル開発やテロ支援に関与した団体や個人を対象に追加制裁を科すことを決めた。イランは報復措置を取ると警告している。
対立を再燃させてはいけない。イランは米欧など6カ国との核合意を足がかりに、国際社会へ復帰しようとしているところだ。対立への逆戻りは中東の緊張を一気に高めることになりかねない。
トランプ大統領はミサイル発射を受けて、「あらゆる選択肢を排除しない」と語り、イランへの圧力を強める姿勢を明確にした。心配なのは核合意の行方だ。
トランプ氏は選挙運動中から、「核合意は最悪だ」として破棄を主張してきた。合意はイランの核開発を制限する見返りに米欧が経済制裁を解除する内容だ。」
トランプはそれまでの世界秩序まで破壊しています。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 辺野古着工 沖縄より米国優先か
・ 大統領と司法 三権分立を脅かすな
読売新聞
・ 日米経済協力 相互に国益を満たす連携探れ(2017年02月07日)
・ 辺野古海上工事 普天間返還の遅滞を避けたい(2017年02月07日)
毎日新聞
・ 小池旋風 「劇場」に弱かった自民
・ 辺野古工事 民意軽視では続かない
日本経済新聞
・ 米金融規制の改革は日欧とも足並みを
・ イランとの対立再燃を避けよ
産経新聞
・ 区長選で自民惨敗 「反改革」姿勢あらためよ
・ 相次ぐ避難いじめ 差別と偏見許さぬ社会に
中日新聞
・ 辺野古海上工事 民意は置き去りなのか
・ 首相の訪米 米政権との間合い測れ
※ 全社が、沖縄・トランプ・東京都のどれかでした。
中日です。
「いくら同盟国と言っても、トランプ大統領の要求が理不尽ならばはねつけるべきだ。十日訪米する安倍首相。高圧的なトランプ流が長続きするはずもない。間合いを測ったつきあい方をしてほしい。
米国に対し失礼にならないか、と皮肉のひとつも言いたくなる。首相がトランプ氏への手土産に持参する経済協力の中身だ。
その中にインフラ整備への千五百億ドル(約十六兆八千億円)の投資がある。これを柱に全体で七十万人の雇用創出につなげるのだという。まるで途上国支援ではないか。
米国経済は底堅い。景気拡大局面は八年目に入った。失業率も4・8%と完全雇用に近い水準だ。そんな好調な世界一の経済大国を、二十年にわたってデフレにあえぐ世界一の借金大国が支援する-。奇妙な構図だ。
貧困に苦しむ本当の途上国の民生向上のために、支援するのならともかく、これでは日本の納税者の理解は得られまい。
フォード・モーターはメキシコ工場の建設を断念し、トヨタ自動車も米国内の既存工場にてこ入れして、約四百人の雇用創出を図る計画だ。
腕っ節の強い荒くれ者にすごまれた国や企業が、これをなだめるために貢ぎ物をこぞって差し出す-。繰り広げられているトランプ劇場の粗筋だ。首相の訪米も「朝貢外交」と批判されかねない。」
朝貢外交。言ったもの勝ちの外交です。
日経です。
「弾道ミサイルの発射実験を実施したイランに対し、米トランプ政権がミサイル開発やテロ支援に関与した団体や個人を対象に追加制裁を科すことを決めた。イランは報復措置を取ると警告している。
対立を再燃させてはいけない。イランは米欧など6カ国との核合意を足がかりに、国際社会へ復帰しようとしているところだ。対立への逆戻りは中東の緊張を一気に高めることになりかねない。
トランプ大統領はミサイル発射を受けて、「あらゆる選択肢を排除しない」と語り、イランへの圧力を強める姿勢を明確にした。心配なのは核合意の行方だ。
トランプ氏は選挙運動中から、「核合意は最悪だ」として破棄を主張してきた。合意はイランの核開発を制限する見返りに米欧が経済制裁を解除する内容だ。」
トランプはそれまでの世界秩序まで破壊しています。