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ルトスワフスキ:交響曲第3番

2019-04-24 05:30:59 | 音楽雑感&関連サイト
ルトスワフスキ:交響曲第3番を聴きました。





ヴィトルト・ルトスワフスキは、ポーランドを代表する作曲家で、ピアニストです。

20世紀西洋人名事典
の解説です。
ヴィトルト ルトスワフスキ Witold Lutoslawski 1931.1.25.(1913.説もあり) - 1994.2.7
ポーランドの作曲家。
ワルシャワ生まれ。
ワルシャワでピアノと作曲を学び、教師および自作の指揮者として活躍した。作品は「管弦楽のための協奏曲」(’54年)、「葬送音楽」(’58年)、「アンリ・ミショーによる三つの詩」(’63年)、「チェロ協奏曲」(’70年)、「ノベレッテ」(’79年)、「二重協奏曲」(’80年)など。20世紀の偉大な作曲家の一人として評価されている。1959〜65年国際現代音楽協会委員。


このCDには、2曲入っています。

タイトルとなっている「交響曲第3番」よりも気に入ったのが「管弦楽のための協奏曲」

 ティンパニから入り、チェロがテーマを演奏し、巧みなオーケストレーションで変奏していく緻密な構成は他にはない個性で、何度も聞き返したくなる曲です。

 小澤征爾の演奏で聴くことができます。
http://www.youtube.com/watch?v=TuP6_BmxdHg


 そしてメインの交響曲第3番。1つの楽章だけで約30分の演奏です。
 
 ここから https://www.nicovideo.jp/watch/sm17862710
   指揮:ヴィトルト・ルトスワフスキ ポーランド放送交響楽団
 本人の指揮です。
 

 強烈な強奏が繰り返され、面白いけれど、私は何度も聞き返したいとはなかなか思えません。

 しかし、このような評価もあります。

メルヘンにおいてマーラーの第三、第七交響曲、ショスタコーヴィチの第四交響曲に比肩する。個人的20世紀の交響曲ベスト20には入りそう。そこにマーラーやシベリウスやP.M.デイヴィスの諸作品が入ることを思うと、
私はこの曲を法外なほど高く評価している。

http://kyrie555666.blog61.fc2.com/blog-entry-2.html 

 私には、メルヘンには聞こえませんが・・・。

第1楽章:Intrada. Allegro maestoso (導入曲)
 2つの主題による序曲。

第2楽章:Capriccio notturno e arioso. Vivace (夜の奇想曲とアリオーゾ)
 軽やかなカプリチオ。とくに優れたスケルツォである。主要主題はヴァイオリンで歌われる。その後、金管楽器がアリオーソを奏でる。

第3楽章:Passacaglia, toccata e corale. Andante con moto (パッサカリア、トッカータとコラール)
 3つの部分からなる。まず、コントラバスによってパッサカリアのテーマが示され、それが変奏される。次に、快活なトッカータが続き、最後に器楽コラールになる。

 みなさんはどう思われるでしょうか・・・

1. 管弦楽のための協奏曲
 
2. 交響曲第3番

 演奏: シカゴ交響楽団
 指揮: バレンボイム(ダニエル)
 作曲: ルトスワフスキ


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