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ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 作品26 (スコア付き)

2024-07-14 06:30:52 | 音楽雑感&関連サイト

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 作品26 (スコア付き)

マックス・ブルッフ: ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 作品26 (スコア付き) 作曲年代:1866年(1867年改訂) ヴァイオリン:イツァーク・パールマン 指揮:ベルナルト・ハイティンク 管弦楽:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

00:00 第1楽章 Vorspiel: Allegro moderato (ト短調) 08:25 第2楽章 Adagio (変ホ長調) 17:01 第3楽章 Finale: Allegro energico (ト長調)

マックス・ブルッフ (1838 – 1920) は、ドイツのロマン派作曲家である。82年の生涯で3つの交響曲、ヴァイオリン協奏曲、オペラ、合唱曲などを残しており、その作風はヨハネス・ブラームスに代表される新古典主義に一貫している。とりわけ旋律性に長けており、親しみやすく抒情的な旋律が、現在でもなお多くの聴衆を魅了している。 《ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調》は、ブルッフが28歳のころの作品で、彼の作品の中で最も親しまれている。1866年に一度完成し、オットー・フォン・ケーニヒスロウの独奏で初演されたが、完成度に満足いかず、翌年にかけて大規模な改訂を施している。決定稿の初演は1868年1月5日、ブレーメンにおいて友人のヨーゼフ・ヨアヒムの独奏、カール・マルティン・ラインターラーの指揮によって行われた。 第1楽章は「前奏曲 (Vorspiel)」と付されており、第2楽章とは切れ目なく演奏される。ヴァイオリンによる技巧的なレチタティーヴォが楽章の冒頭と終わりに置かれており、熱狂的なトゥッティが色を添える。最も長大な第2楽章は、ブルッフの旋律美が存分に味わえる楽章である。第3楽章はAllegro energico(早く、熱狂的に)と指示される通り活発な楽章で、独奏ヴァイオリンの技巧も光る。コーダはテンポをあげ、ト長調の全合奏で終わる。


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