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社楽の会の運営者によるブログです。社会科に関する情報などを発信します。

演説の科学

2009-03-29 08:25:39 | 日記
 何でも科学できるものですね。

 今朝の「所さんの目がテン」のテーマは「演説の科学」。
 オバマ大統領の演説を、科学の目で分析しました。

 始めは、非言語コミュニケーション。

「目の効果」

1 麻生総理は、国会の演説で90%以上下を向いていました。
 オバマ大統領は、なんと一度も下を向かなかったのです。
 もちろん、プロンプターのある・なしや、選挙演説かどうかで違ってきますが、前を向いたほうがよいことは誰の目にも明らかです。

2 遊んでいる幼児の前で、下を向いて「ももたろう」の話をしても誰も聞いていませんでした。
 しかし、前を向いて話し出すと徐々に幼児が集まってきました。
 目線の効果は絶大でした。


「声の質」

 わさびが入っている大トロと入っていない大トロ。
 同じ顔なら、声の低い方の人を信用して選んで食べました。
 声は低い方が信頼されるということです。
 ちなみにオバマ大統領は200ヘルツでした。
 オクターブ下の「ラ」の音ぐらいです。

 このように、「目・声」という、非言語コミュニケ-ションが大切であることがわかりました。

 次が、言語コミュニケーション。

「繰り返す」 

 短い言葉を繰り返すと記憶に残るのです。オバマさんは、‘Yes,we can.’と、ある演説では13回繰り返しました。

 大忙しのラーメン屋さんの厨房。説明のテープを流し続けても、誰も内容がわかりませんでした。
 しかし、短い言葉で繰り返すと、忙しい中でも理解されていました。
 短いキーワードを繰り返す。

 これはポイントです。小泉さんもそうでしたね。


「結論を先に言う」

2つの学生グループに対して、先に説明をして最後に指示を述べたグループには情報が誤って伝わってしまいました。
 一方、始めに指示をして後に説明をしたグループには、全員に正しく伝わりました。

これも十分理解できます。

 非言語と言語を駆使して、話し上手になりたいものです。

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