マリー・エリー・アニスのアトリエ その３１

３年目のマリーとエリーの工房ですが、１２月の
時点で既に２冊の本を書き上げ、新年を迎えました。
ヘルミーナ・イングリド両先生の本を済ませましたので
残すのはアニスの本のみ。時間はまだまだあります。
ということで、アニスの本も執筆することにしました。
アカデミーに出かけて、エリーとアニスを交代させます。
マリーの体力、攻撃力を鑑みれば、冒険者タイプ。
どちらかと言えば研究者タイプのエリーとアニスを
交代させる方が、合理的と判断しました。
さて今回のアニスの研究テーマは日用品。これは
２年目のイングリド先生からの依頼とかぶっています。
既に書いてしまった内容は目新しくないので、もう
本には書けません。少し難易度が高まりました。

ちょっとやりにくいテーマですが、引き受けた以上は
キャンセルできません。とにかく調合を進めます。
とりあえず色々と日用品の材料になる国宝布を
５個作成します。
その間、マリーは北の国カリエルに派遣します。
カリエルは以前エリーが訪問しましたが、敵が強く
満足に採集活動ができませんでした。
そこで今回は、騎士団のダグラスとエンデルクを
雇用し冒険のお供としました。
到着しますと、酒場で働いていたダグラスと妹との
再会イベントが挿入されます。ほんのわずかな
イベントですが、ほのぼのとする良い場面でした。
もう一人、酒場でシュワルベに出会います。
元盗賊で、今は冒険者をしているようです。
彼はマリーのアトリエに登場していたのを
何となく覚えております。このイベントを経て
彼も雇用できるようになりました。

マリーはカリエルで冒険、アニスは工房で新種
開発にいそしんでおります。
まずはマリーから。感動の再会もそこそこに
マリー一行はカリエルをベースに冒険へ出かけ
ます。まず向かった先は雪渓。竜が眠ると
される、氷に閉ざされた場所です。
やはりというべきか、ここも敵がとても強いです。
しかし今のお供は騎士団の二人、こちらもとても
強力なので、冒険は比較的安全に進みます。
そしてようやく雪渓の奥へ到達、そこには
竜が氷漬けになって眠っていました。
ひょっとすると、このまま戦闘かと思いましたが
ここで竜は目覚めず、監視のみに終わりました。
ちょっと拍子抜けです。

その間にアニスは工房で奮闘中です。
まずはアイヒェから魔法の紙を作成しました。
そしてこの魔法の紙に、銀花の結晶、中和剤（緑）を
加え、ひんやりシップをイメージ調合。その名の通り
湿布薬で肩こりに効くそうです。私も一枚欲しい。
さらにガラスの素、地底湖の溜まり、中和剤（赤）で
温度計を作ります。これで新種が２個出来ました。
さっそく執筆に出かけます。
至って順調ですが、アニスは若干経験不足のため
成功率も低めになっています。ここはあわてず休み休み
しながら、イメージ調合を進めていきます。

つづく