北欧スウェーデン の生き方情報 スウェーデン報

北欧スウェーデンの日常を生活者目線でお伝えします。
幸せの国、北欧スウェーデンのなるほど〜な生き方をお伝えします。

Nimis (スウェーデンの中の違法独立国ラドニア)

2020-09-23 17:25:32 | 観光

北欧スウェーデンの生き方、文化、独立国・・・面白くつたえられたらいいな

メールマガジンも是非登録お願いします。

次回は「ガラスの王国」の予定

************

 

ヘルシンボリの北側の岬の先端近くにスウェーデンの芸術家Lars Vilks(74歳)が、
勝手に独立国を作っています。

1980年に作り始めました。

スコーネの自治体や警察が動いて、不法建物として注意したのは、2年後。

 

誰も気づかないところに作られていたからです。

ニミスというのはラテン語で多すぎるという意味だとか。

木造で九階建てぐらいの高さがあります。

もう一つ要塞という意味のアルクスも建てられました。

こちらはコンクリートと岩。

 

その後、何年も法廷闘争。

芸術か違法建造物か・・・

 

第二弾で作ったいくつかは、撤去命令が出て、

1999年8月に移動されました。

 

移動費は約100万円。Lars Vilksに請求されたようです。

 

NIMISはLadonien(ラドニア国)という国家として1996年に独立宣言をしています。

パスポートを発行するサイトもあって、現在(200年9月23日)の国民数は22858人。

難民のパキスタン人が3000人も難民申請をして、

実際に受け入れてくれる国ではないことに気付いたという話もあります。

 

もちろん住んでいる人は一人もいません。

国民はほぼ遊牧民なので国内にいないのだそうです。

 

でも、現在の貴族の絵はホームページに載っていました。


地図に載っているハイキングコースから
はずれてNimisという言葉だけを頼りに歩きます。


アップダウンの厳しいコースの上に、迷いやすい。


しかも、聞いた人に間違って教えられて、山中をさ迷い歩いてしまいました。
森で働く人に場所を聞いたら
「あれは、非合法の建物だから」と、不親切な教え方。


ようやくたどり着いた時には、うれしかったわあ。

皆様も、迷ってから到着することをおすすめします。


芸術と見るか、邪魔な建造物と見るか・・・

 

今では、スウェーデンの観光名所の一つになっています。


冬のNIMIS 

画像はウィキペディアとラドニア国のサイトから借りました。

***********

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

 

ブログランキングに参加しています。
一日一クリックの投票権があります。
60位枠ぐらいをうろうろしています。
あなたとあなたとあなたとあなたとあなたのクリックで
一度50位内にしてみませんか。
クリックよろしくお願いいたします。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿