鈴木信夫の詩の世界 ~筋ジスと向き合った40年~

筋ジストロフィーと向き合い、2011年5月、40歳の若さでこの世を去った詩人鈴木信夫の心に響く詩を紹介します。

えだまめ

2017-09-11 | 
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鈴木信夫の詩手紙を中心にした作品から


2008年から絵手紙作家の浅田美知子さんとの交流が始まりました。
詩手紙そのものや書き加えたコメントから選んで紹介してゆきます。
一部、詩集に載せたものもありますが、未発表のものが中心です。
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以前住んでいた兵庫県宝塚市の隣に三田市というところがあり、ここで摂れる枝豆がすごいのです。
知り合いが時々送ってくれたのですが、中の豆が丸々と太っていて実に美味しい。

詩手紙のコメントは
「秋は、とても気持ちいいです。こころも気持ちよくしたいですね。」


        えだまめ
                           2008年10月

えだまめが届きました
枝についたままで
なんとも面白いかっこうしています
ひとつずつ切って、はずしていきます
えだまめがふえていきます
みどりが鮮やかで、きれいです
さっと茹でたら、みるみる鮮やかになります
そろそろどうかな?
ざるに上げて冷ましましょう
それからガラスの器にやさしく盛ったら
今日は、ビールで一杯ですね
さぞかし美味しいでしょうね

   詩手紙2008.10.20
   

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