Under The Sun

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鈴木信夫の詩手紙の作品から
絵手紙作家の浅田美知子さんとの絵手紙・詩手紙の交流は2年を超えて
続いており、このころは、ほぼ毎日1編の詩をつくっています。
できるだけ鈴木信夫らしい詩を選び、詩手紙そのものを見ていただき、
そこに書き加えられたコメントを紹介してゆきます。
一部、詩集に載せたものもありますが、未発表のものが中心です。
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今年最初のブログです。
昨年は、大変な日々の連続でした。大晦日の日に新規感染者数がこれまでの最高となるなど決していい年明けとは言えない状況です。
少しでも明るいテーマの詩を・・と思いましたが、頑張れるような、元気づけられるような祖を選びました。

詩手紙のコメントはこう書いてありました。太陽の力を借りたいこの頃です・・・。
「太陽のチカラはすごい。」

Under The Sun
2010年５月

ゆがみつづける鏡のように、この世界は迷いの中にある
本質が見えないから、この世界に光が射さない
本質が見えないから、この世界に風が吹かない
見かけだけ繕っても、方向は変わらないもの
その場しのぎをしても、事態は動かないもの

僕らは太陽の下で何をして、何をすべきなのだろう
互いに認めていくこと？支えあうこと？愛しあうこと？
僕らが生きるのは、誰のため、何のためなのだろう
他人（ひと）？自分？宇宙？大いなるもの？

ゆがみつづける鏡のように、この世界は迷いの中にあっても
本質を見ていけば、かならず、この世界に光が射してくる
本質を見ていけば、かならず、この世界に風が吹いてくる
使っていない心を使って、方向を変えていこう
ここからながれを食い止め、新たな局面を生みだそう

僕らは太陽の下で何かをして、空間をつくれたらいい
誰もが頑張れるような、輝いていられるような
僕らは太陽の下で、しっかり生きていくのがいちばんいい
僕らが何かを起こせるように、世界を動かすように

　　　詩手紙2010.5.16