(9)カイロ

2008年02月29日 | 写真旅行記
    カイロ  (モハメド・アリ・モスク)
エジプト独立の功労者モハメド・アリ(イスラム教の創始者)によって建てられたモスク。


内部は天井の細かい装飾等で素晴らしいここでイスラム教の信者達がお祈りを捧げる。
メッカの方向に向かって「アラーは偉大なり」と唱える。
礼拝は必ずしもモスクで行う必要はなく、汚れた場所以外ならどこでもよい。
ただし、礼拝の前には必ず体を清め必ずアラビヤ語でお祈りをしなければいけない
等細かい規定があるようです。

   観光客が沢山訪れていた。



  カイロ   スタン・ハサン・モスク
マムルーク朝時代を代表する建築の最高傑作といわれている。
モハメド・アリ・モスクとは対照的にきらびやかな装飾のない清楚でシンプルなつくりで
静かにたたずんでいる。



  ミナレット
モスクの中で先ず目を引くものは空に突き出たミナレット。周囲の人に礼拝の時間を
知らせる為に作られた塔



 モスクの中は静かな落ち着いた装飾


  豆知識
モスクの構造は色んなものからなっている。
ミンバル(指導者の教壇)・ミフラーブ(礼拝堂に彫られた壁)・ドーム(ドーム建築で屋根
の重さを分散する)・中庭・回廊・ミナレット・泉亭(信者が礼拝の前に身を清めるところ)


(8) ピラミッド

2008年02月28日 | 写真旅行記
       ギザの三大ピラミッド
 (クフ王の大ピラミッド・カフラー王のピラミッド・メンカウラーのピラミッド)



    クフ王の大ピラミッド
ギザにある3つのピラミッドの中では最も大きいピラミッド
 1つの石の大きさは大人の背丈ほど大きい
らくだに乗る料金は5~6分で5ドル 子供達も商売に熱心
らくだが起き上がるときに気をつけないと落ちそうになってしまう。

 

  
           カフラー王のピラミッド 
 三大ピラミッドの中央に位置するピラミッドでスフィンクスがセットになっている。

  
   スフィンクス(全長57m・高さ20m)最大にして最古
 スフィンクスの顔は随分風化して、昔、写真で見たのよりかなり形が崩れていた。
  スフィンクスの目線にエジプトのケンタッキーのお店が・・・

 
 
昼食は「ケバブ料理」 鳩のグリル・ひき肉にスパイスを効かせ鉄の駆使に撒きつけて焼いたもの 
スパイシーで美味しかった。 ステラ(エジプトビール)5ドル(約600円) 一寸たか~い



         サッカラー
  メンフィスのネクロポリス(死者の町)として数多くのマスタバ墳が造られたサッカラー   
エジプトでは、墓は住居のように造られる為車で通り過ぎるだけでは古い町並みと変わらない。

 サッカラーの階段ピラミッド
途中何度も変更され最終的に六段の階段が完成した。


箱型のマスタバ墳を積み上げて階段状にしたもの。これがギザのピラミッドへと進化したという。
 
        
 サッカラーのカーペットスクール  小学生から中学生くらいまでの子供がいる。
みんなここで技術を習い仕事としてやっていく。  見せていただいた子供達は、
大変上手で、見事なまでの手さばきで上手に刺繍をしていく。
上等なカーペットが多く、しかし御値段もヨカッタ!


(7)ルクソール

2008年02月16日 | 写真旅行記
      ルクソール(テーベ)
 テーベ(神聖な町、神殿の複数形という意味)
 ナイル川を挟み西に遺跡群東に駅やホテルがある。
 西に遺跡群があるのは太陽がナイル川を朱に染め西の彼方に没し
 東から上る事の由来。古来から太陽は死と復活の象徴とされていた。
 だから日が昇る東岸を「生者の都」、西岸を「死者の都」として王たちは
 復活を信じて荒涼とした岩山が続く渓谷に墓を造ったようだ。
 王家の谷や王妃の谷をはじめ西岸には歴代の王や妃貴族などが眠っており、
 まだまだ発掘されていない墓もあり、今まだ発掘が続いていますね。
 早稲田大学古代エジプト調査隊を結成し発掘調査をされている
 田吉村作治さんも有名ですね!

       メムノンの巨像
 牧歌的風景に忽然と姿を現したメムノンの巨像。完成した当初は頭上に王冠を
 乗せていた為22mもあったという。


遺跡近くを掃除をされていたおじさん。一寸、ポーズをお願いしました。

 
    ハトシェプスト女王
ハトシェプストは古代エジプトで自らをファラオと名乗り男性と称し王位に着いた最初の女王
約20年にわたって平和交易外交を行ったようだけど、死後、彼女の肖像や、名前を抹殺された。
ハトシェプスト葬祭殿の中の彼女の肖像は全て顔が削られて痛々しかった。
彼女の事を、よく思っていなかった、トトメス3世(彼女の義息子)と言われていたが、
最近の説では、トトメス3世は、ハトシェプストを陰で助けたと言われるようです
(帰国後テレビでエジプトの事やっていてそう言っていた。)
彼女を抹殺しようとしていたのは、女性蔑視や、反対派の仕業のよう


  王家の谷    ツタンカーメンをはじめ、数々の王の墓がある。
多くは、カイロのエジプト考古学博物館に展示されている。


      カルナック神殿
聖獣羊の頭をした約40頭ものスフィンクスが参道に並んでいる。
羊の頭をしたスフィンクス 牡羊はアメン神の聖獣とされている。
広大な敷地を持つ神殿群アメン大神殿を中心に南のムート神殿、北のメンチュ神殿
等から造られている。アメン神殿以外は未だ発掘が続いているので、
未だ未公開部分も多くある。ルクソール東岸最大の観光ポイント


 ヒエログリフ(象形文字)壁面にはヒエログリフ(象形文字)で一杯


        ルクソール神殿
新王朝時代の第18王朝アメンヘテブ3世、第19王朝ラムセス2世が現存する大部分の
神殿を作り上げた。この時代の神殿建築の基本だとか


   ベリーダンス
クルーズ最後の夜、食事の後のイヴェントはベリーダンスショ
明日は、ルクソール空港よりカイロに
大変楽しい3日間でした    さて、明日はエジプト最大の見所
ダハシュールのピラミッド、ギザの3代ピラミッド















 
 
  

(6)クルーズのイヴェント

2008年02月02日 | 写真旅行記
          ナイル川クルーズ
 オム・コンボ神殿から次の目的地(ホルス神殿)までゆったりと船で

 

 クルーズ船の客室は少し狭いかもしれないけど、格好良いホテルと替わりは
 無いです。設備も整っているし、バスルームの御湯もタップリ出ます。

 
 目的地までは船上の施設を自由に使って楽しみます。
 デッキでは帆を張った日陰の部分と日光浴が出来るプールエリアに分かれています。
 白人の人は殆どが甲羅干し
 ウエイターが回ってきてドリンクなどのオーダーを受けてくれます。
 ウエイターとのやり取りで大変面白かった事は、私達日本人を見つけては
 「バザールでゴザール」と通りすがりに言って行くのです。
 日本人の旅行者(随分古いコマーシャル)が教えたのでしょう。
 そこで、我々も「儲かりまっか?」「ボチボチでんな~!」と・・
 結構直ぐに言葉を覚えました。  こういったやり取りは、ウエイターさんたちと
 楽しく過ごせ又、友好的な気持ちにつながり楽しかったです。

 

 夕方にはカクテルパーティ、夜にはガラベイヤ(民族衣装)パーティと
 イヴェントが盛り沢山
 夜のガラベイヤパーティの為に、船上で売られているガラベイヤを調達
 約¥2000くらい(服と、頭に付けるスカーフ状の物と)
 商魂たくましく、記念写真も沢山撮ってくれて直ぐに展示即売です。
 写真は結構高く約¥500くらいはしました。(記念なので、みんな買っていきました)

 

 この日参加国は、ギリシャ、中国、韓国と、後2カ国くらいいました。
 ガラベイヤが大変よく似合っていた人も多く、凄く盛り上がりました。

 

 エジプト人の司会により、色んなゲーム等有り(ビンゴ、各国に分かれての
 競争)で大盛り上がり

 

 私達もガラベイヤに身を包み華麗に(?)パーティを楽しみました。

 豆知識
 デッキでウエイターさんたちが1番欲しがったのは、日本製のボールペンでした。
 知っていれば家にも沢山色んなボールペンが余っていたのに~(キャラクターものなど大喜び)