知恩院  建仁寺

2008年07月24日 | 日々の写真
    【知恩院】
ルノアール展の帰り道   
岡崎公園から南に三条通りを越えると【知恩院】にぶつかり、予定はしていなかったけれど、
あまりに立派なお寺に誘われ入ることにしました。
ここは浄土宗総本山と言う事です。そして栞によると法然上人800年大遠忌迄約1000日
だと書いてありました。へ~ぇ 



平日と言う事で、静かな参道を登って、何だか気持ちも安らぐようです。



上まではかなりの階段を上らなければいけません。ダイエットには良いかも~




    【建仁寺】  日本最古の禅寺
知恩院から八坂神社を越え四条川原町に出る手前に、前から行きたかった所に
出くわす。  
その日に行くつもりもなかったのだけど看板に建仁寺の文字を見つけ「やった~
以前にテレビで画家の小泉淳【双龍図】の製作過程をやっていたのを見、是非見たいと思って
2年位前に来たとき、残念ながら公開していなくて・・・(休館日)
やっと念願叶い見ることが出来ました。 
創建800年を記念して2002年に小泉淳によって天井画【双龍図】が完成。
あまりに大きい作品なので、北海道の廃校になった学校で制作された由。



北海道の廃校での製作過程をテレビでやった時、凄く感動し、是非見たいと思って・・
そのうち忘れ、この日は何だか吸い寄せられるように此処に
平日だったので、人もあまり居なくゆっくり堪能する事が出来よかった



お庭も美しく手入れされ,ゆっくりと観賞することが出来ラッキー



御茶室もあり、心休まるお庭を眺め今日一日の幸せを・・かみ締め 
チョッと大げさでした~でもステキなお庭です。



【風神雷神図】屏風
これは教科書でも有名な俵屋宗達の作。でも普段はレプリカが展示されているとか。
勿論これもレプリカ 右が風神、左が雷神



丸窓からグリーンがステキ


ルノアール+ルノアール展

2008年07月21日 | 日々の写真
   7月某日 
姉とコンビで京都国立近代美術館に【ルノアール+ルノアール展】を見に出掛けた。
前回も姉と一緒に出かけたのはこの近代美術館【秋野不矩(ふく)展】。
最近、割りに京都に出かける回数が多い。 
帰りにブラブラ足の向くまま気の向くままに京都観光をするのが又なかなか楽しい。
二人とも、歩く事は厭わないので何処にでも乗り物には乗らず歩きで行くので、
気に入った所があるとヒョイと覗けて良いですよ。



京都国立近代美術館は岡崎公園内で平安神宮の側にあるので、
平安神宮にはついでに行く事が多い。(前回さくらの時期に行きました。)
今回はパス
 


今回のルノアール展は画家のピエール=オーギュスト・ルノアールと彼の息子の
映画監督のジャン・ルノアールの展覧会で、父の絵画と息子の映画を同時に紹介
したもので、同じテーマで絵画と映画の抜粋を対比させて展示されており、
なかなか興味深く今までに無いものになっていたと思う。 



鴨川沿いには季節の風物詩、川床が・・夜には川床で食事をしながら涼を  



高瀬川沿いには銀色の柳が風にそよぎ美しいこれぞ夏の風物詩



四条川原町には、夏期休暇を利用しての外国人の学生さん達が目に付く。
何処の国でも若い人達は楽しくて仕方ないと言った感アリで賑やかしい


帰り道の途中、祇園をチョッと覗きやはり風情が良い



行きも帰りも阪急川原町から近代国立美術館まで歩く。 
行きは30分くらい帰りはあちらこちら寄って帰ったので・・・・2時間以上
 


ポンペイ

2008年07月18日 | 写真旅行記
    『ポンペイ』 
紀元79年8月24日ヴェスヴィオ火山大噴火によってギリシャの植民地だった「ポンペイ」が
火山灰の中に一瞬の中に埋もれてしまった。と言う。何時しか大災害の事も忘れ去られ
ポンペイは伝説の事となったといわれていた様。
発掘された時、街はリアルに昔のままの姿で現れたという事で伝説が本当だったと
当時の人達は驚いた様子。  現在も発掘は続けられていると言う。
こんな大きな町が一瞬にして埋もれてしまったなんて想像を絶するとはこの事かな~


レンガや石で積み上げられた塀  水がめなどもそのままに。


扉の彫刻も素晴らしい 


保存状態がよく、当時の人達の暮らし振りがよく解かる。
大劇場、野外劇場、体操場の等、娯楽施設も揃っていて暮らしの豊かさに驚く。


壁画に残る色はいは鮮明で美しい

室内の壁には見事なレリーフ


共同の水飲み場


パンを焼いた釜 


沢山の出土品  





  『ナポリの海岸』
山の上まで住宅が 海岸には沢山の船 車からの景色は中々素晴らしい。


気ままにイタリア『回顧録』に御付き合い頂き有難うございました。
3年前なので感想など感激度がいまいち伝わらなかったかも~
懲りず又御付き合いくださいませ。 




ローマ2

2008年07月17日 | 写真旅行記
  【コロッセオ】世界遺産
7万人もの人を熱狂させた巨大円形競技場。市民の政治への関心を
そらせる為と、皇帝の人気取りなど心理的政策で建設されたと言う。
碑文に「神の啓示と偉大なる精神によって市民を解放した」と記された
凱旋門と死闘の舞台コロッセオ


ゲート番号を刻んだアーチや客席外側に環状の通路を配す幸造は
今のサッカースタジアム  の原型と言われるそうな 


ローマ市民に娯楽を提供する為に作られた競技場で、人と猛獣の死闘や
命を賭けた剣闘技などが繰り広げられローマ市民を熱狂させた。
4階建てになっており、一階は皇帝や巫女などの貴賓席。二階はローマ市民。
その上は立見席。競技が行われたスペースは今は露出しているけれど、
猛獣の檻が置かれていた地下の倉庫がよく見える。




   『トレヴィの泉』 
海馬の手綱を引くトロトンを従え海の神ポセイドンが中央に立って左右の壁には
豊穣と健康、最上階には春夏秋冬の寓意像が並ぶダイナミックな噴水。
設計、デザインはコンペで選ばれた詩人で建築家のニコラ・サルヴィ。


ローマの町には、いたるところ彫像で一杯。街丸ごと美術館と言ったとトコロでしょうか


肩越しにコインを投げ入れるとローマに又来る事ができるという伝説は有名
勿論、私も、やってみました。 

ローマ

2008年07月16日 | 写真旅行記
フィレンツェ中央駅からユーロスターイタリアでローマへ(約1時間40分)
いよいよ世界遺産があちらこちらのローマへと  


フィレンツェ中央駅にはなんとカラフルなイタリアらしい牛の置物があちこちに


チョッと面白いでしょう  



ローマは世界遺産の宝庫でバチカン市国は国全体が世界遺産・・・
時間が許す限り見れる所は見たいのでけど・・しかし時間と
スケジュールが・・・

【サンピエトロ寺院】
カトリック教会の総本山と共に芸術や宝物の殿堂とされていて、ここだけは
落とせない見所でしょうやはり素晴らしいの一言 ミケランジェロ作
日曜日はローマ法王のミサに訪れる人達で溢れかえるという。
毎週日曜日の正午にヴァチカン宮殿の窓に、又キリスト教の祝祭日には
サンピエトロ寺院のバルコニーに法王が現れ信者に祝福を与えるとか!
(祝祭日は入場制限がある様子)普段でも中に入るのに凄い行列。
上手い(現地にコネクションが多い人)ツアーコンダクターさんと一緒なら
あまり時間をとられること無く横合いから入れる事も。


世界で20億人以上の信者を擁すと言われているこのサンピエトロ寺院は、
再建計画のときにミケランジェロの設計が採用されて作られた世界屈指の
宗教建築といわれている。  
どれをとっても口があんぐりと・・・素晴らしい 


教会内は又息を呑む程に荘厳で神聖なる様相で気が引き締まる。 
教会内は、ミニスカート、短パンノースリーブでは入る事が出来ない。 
そのような格好ではいけない様な雰囲気を持つ場所で、自然と身なりを
整えたくなる。  


シンボルの荘厳なクーポラと呼ばれる大円蓋もミケランジェロ作
エレベーターでうえまで登ることが出来る。


教会の中はまるで美術館の中にいる様。 本当はジックリ一日かけて見学すると
良いのかもしれない。  


ミケランジェロの傑作『ピエタ像』キリストの亡骸を抱く聖母マリアの
表情がなんとも優しく美しい


衛兵は16世紀の教皇逃避以来全てがスイス人だそう。 
イタリアのポリスとはチョッと違う様 



フィレンツェ4

2008年07月14日 | 写真旅行記
 【アルノ川】
アルノ川沿いをゆっくりと散歩するのは本当に気持ちがいい。
夕暮れ時などはまるで絵を見ている様暫らく見とれてしまう。


夕暮れの川の堤防の上にあるランタンが川に映えとてもロマンティック




川沿いに歩いてホテルに帰る途中、一つ内の筋の道に入るとこんな風情のある道が・・


ここでもランタンが美しい。


ベッキオ橋のほとりには子供たちがおもちゃで遊んでいた。
こんな姿はどこの国でも一緒だな~  


橋の途中には観光客目当ての似顔絵描き  


イタリアのポリスはどこに行っても伊達男が多い。
気さくで、又カッコ良さをアピールする。


日もトップリと暮れ家路を急ぐ人達。 高い建物が無いので景観が良く時間を忘れそう

フィレンツェ3

2008年07月13日 | 写真旅行記
 【シニョーリア広場】
街まるごと屋根の無い美術館といったところでしょうか?
カフェやショップがある賑やかな広場。沢山の彫像が立ち並びまるで
野外美術館といったようです。 
毎年6月には昔風のやり方でサッカーの試合が催されるようです。
野外美術館の側のオープンカフェでユッタリとお茶できるなんて
良いですよね


こういった彫像が自然に周りにある事が素晴らしいですよね。
日本では考えられないと思うけど。


ダヴィデ像のレプリカ  以前は本物が置かれていたようだけど、
1873年に保存の為『アカデミア美術館』に移されたと言う事です。


支柱をを飾るライオン像も迫力ある。


『サンタクローチェ教会』
14世紀に完成した美しい教会でミケランジェロやガリレオをはじめ多くの
偉人達が眠っている。


扉一つとってもそれぞれに彫刻が素晴らしい


内部のステンドグラス


お祈りを捧げている人達.教会はどこに行っても、やはり気持ちが引き締まり
荘厳な気持ちになります。


教会の裏手にあるレザースクールでは、生徒さんの作品や上級者達の
商品を売っています。 御値段も色々で、やはり手作りなのでいい値段。
しかし素晴らしいものが多くお小遣いが沢山あったら欲しいバッグが
有ったのに~


丁度日本から来た青年に出くわしました。18歳でこのスクールに来て修行しているとの事。
来て7年になると言っていたので、今居れば10年と言う事かな~



フィレンツェ2

2008年07月10日 | 写真旅行記
  フィレンツェ
 アルノ川沿いを歩けばはそこかしこに偉大な芸術家達の建築や彫刻に
出会えるし美術館には教科書  に並ぶ画家たちの絵がズラーリ。

【ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)】
この大聖堂は奥行き153m最大幅90m。洗礼堂、大鐘楼(ジョット
の鐘楼)等、オレンジ色のレンガと白・ミドリ・ピンクの大理石が並び
美しく独特の色彩で街の表情が他の場所とは違った印象にしているようです。



 【ジョットの鐘楼】 ドゥオーモの側にありドゥオーモもを見渡すには最高の場所。
ジョットによって建てられた高さ84mの垂直の塔中の階段は狭くて大変だけど
上ると大変価値がある。最高のビュースポット


ドゥオーモの外壁の彫刻の真正面にある像(たぶんマリア像?かな)


ドゥオーモの入り口上部にある絵画(キリストの絵)


ドゥオーモ内の大円蓋(106m)素晴らしいの一言


大円蓋の中心に描かれているキリストの絵の所


キリストの絵の上の部分の所。


 ドゥオーモ前にある【サン・ジョバンニ洗礼堂】
洗礼堂の門の扉のレリーフはミケランジェロも絶賛したロレンツォ・ギベルティが
生涯をかけて制作したもの。遠近法を取り入れた『東の門』と『北の門』は40年
もの長い時を費やして制作したとか これはその部分の『天国への門』



フィレンツェのドゥオーモ一色でした。  次は『シニョーリア広場』




フィレンツェ

2008年07月09日 | 写真旅行記
     フィレンツェ  
丘の上のサン・ミニアート・アルモンテ教会よりのフィレンツェ市街のパノラマを眺望。  
180度に近い眺望が開けフィレンツェ市街が半分見えそう。


丘の上のサン・ミニアート・アルモンテ教会より望むポンテ・ヴェッキオ橋


サン・ミニアート・アルモンテ教会
鄙びた教会で賑わっている有名な教会とは又一味違った趣のある教会で何だかしみじみと
教会の良さをジックリ味会うことが出来ました。


教会の壁画 古いレンガ塀がいい感じ


  ポンテ・ヴェッキオ橋
フィレンツェ最古の橋として残るヴェッキオ[古い]と言う名の橋なんだそうな
昔は肉屋、八百屋も並んでいたと言うが今は橋の両側に軒を連ねて銀細工店
がある様子は中世と変わらないとか


ヴェッキオ橋より見た住宅街 橋の周りには沢山の建物が。


ヴェッキオ橋の1階は貴金属店が軒を連ね、2~3階は住宅になっていて
ベランダには綺麗にお花も


1階はこのように金属店がずら~り!多くの観光客で一杯です。


通りは車以外にも馬車が観光客目当てで走っています。


次はドゥオーモへ  

ピサ

2008年07月07日 | 写真旅行記
『ピサの斜塔』
ピサの斜塔の修復工事も終わり(以前は傾斜が進んでいる様子で塔に上る事を
禁止されていた)現在でも一日に何組とか制限されている模様。
幸運な事に、私達のメンバーはくじに当たり、塔の上まで登ることが出来ました。
ラッキー    斜塔は地盤沈下のため途中工事が中断されていたが、塔の
中心軸をずらし完成された模様。  高さは55m2段目以上は列柱回廊。
上までぐるぐると回り階段を上ってかなり息切れしたけれど、途中の素晴らしい
市街地が(景色が)見渡せ息切れもナンのその
塔に登れた事事態が本当にラッキーでした。
  


この角度から洗礼堂、ドウォーモ、斜塔と美しい様相で見渡せます。


塔の回り階段の途中には沢山の鐘楼。

回り階段の途中には女性の警備員さんも



塔の頂上から素晴らしい市街地が見渡せます。

ピサの斜塔の直ぐ側にはドウォーモ

洗礼堂の壁には素晴らしい彫刻が施され、

斜塔の頂上からは洗礼堂、ドウォーモが良く見えます。

ドウォーモ広場には観光客目当てのお店がずらりと立ち並んでいます。