(7)ルクソール

2008年02月16日 | 写真旅行記
      ルクソール(テーベ)
 テーベ(神聖な町、神殿の複数形という意味)
 ナイル川を挟み西に遺跡群東に駅やホテルがある。
 西に遺跡群があるのは太陽がナイル川を朱に染め西の彼方に没し
 東から上る事の由来。古来から太陽は死と復活の象徴とされていた。
 だから日が昇る東岸を「生者の都」、西岸を「死者の都」として王たちは
 復活を信じて荒涼とした岩山が続く渓谷に墓を造ったようだ。
 王家の谷や王妃の谷をはじめ西岸には歴代の王や妃貴族などが眠っており、
 まだまだ発掘されていない墓もあり、今まだ発掘が続いていますね。
 早稲田大学古代エジプト調査隊を結成し発掘調査をされている
 田吉村作治さんも有名ですね!

       メムノンの巨像
 牧歌的風景に忽然と姿を現したメムノンの巨像。完成した当初は頭上に王冠を
 乗せていた為22mもあったという。


遺跡近くを掃除をされていたおじさん。一寸、ポーズをお願いしました。

 
    ハトシェプスト女王
ハトシェプストは古代エジプトで自らをファラオと名乗り男性と称し王位に着いた最初の女王
約20年にわたって平和交易外交を行ったようだけど、死後、彼女の肖像や、名前を抹殺された。
ハトシェプスト葬祭殿の中の彼女の肖像は全て顔が削られて痛々しかった。
彼女の事を、よく思っていなかった、トトメス3世(彼女の義息子)と言われていたが、
最近の説では、トトメス3世は、ハトシェプストを陰で助けたと言われるようです
(帰国後テレビでエジプトの事やっていてそう言っていた。)
彼女を抹殺しようとしていたのは、女性蔑視や、反対派の仕業のよう


  王家の谷    ツタンカーメンをはじめ、数々の王の墓がある。
多くは、カイロのエジプト考古学博物館に展示されている。


      カルナック神殿
聖獣羊の頭をした約40頭ものスフィンクスが参道に並んでいる。
羊の頭をしたスフィンクス 牡羊はアメン神の聖獣とされている。
広大な敷地を持つ神殿群アメン大神殿を中心に南のムート神殿、北のメンチュ神殿
等から造られている。アメン神殿以外は未だ発掘が続いているので、
未だ未公開部分も多くある。ルクソール東岸最大の観光ポイント


 ヒエログリフ(象形文字)壁面にはヒエログリフ(象形文字)で一杯


        ルクソール神殿
新王朝時代の第18王朝アメンヘテブ3世、第19王朝ラムセス2世が現存する大部分の
神殿を作り上げた。この時代の神殿建築の基本だとか


   ベリーダンス
クルーズ最後の夜、食事の後のイヴェントはベリーダンスショ
明日は、ルクソール空港よりカイロに
大変楽しい3日間でした    さて、明日はエジプト最大の見所
ダハシュールのピラミッド、ギザの3代ピラミッド