笹部桜

2010年04月21日 | 写真旅行記
 【笹部桜】
阪急神戸線の岡本駅北口から徒歩3分、閑静な住宅地のなかにある岡本南公園。
水上勉の小説「櫻守」(桜を・・それも日本古来の山桜をこよなく愛する2人の
櫻守を主人公とする物語)のモデルとなった笹部新太郎氏の邸宅跡が昭和56年
公園として整備されたのがこの公園。
園内にはササベザクラをはじめ、エドヒガン、オカモトザクラなど
10種約30本の桜が植えられています。

生前「自分が死んだ後、家は壊してもこの桜だけは残してほしい・・・」と言っていた
笹部新太郎の遺志は関係者の努力によって取り上げられ1981年、神戸市によって
買い上げられた旧笹部邸は岡本南公園として開園されました。
残念ながら笹部桜の親木は、拡張工事に伴う環境変化のせいか枯れてしまったのですが、
親木から殖やされた若木が公園下段の周囲に植えられ元気に育っています。















ここに来て直ぐに、フワ~!と何かがいる様な・・そんな感じが・・・・・・
まるで、桜の精が舞っているようでした。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
笹部桜に感動 (ken)
2010-04-21 17:01:01
naoさん、この笹部桜のお話を聞き、
大いに感動しました。
大した人物だったのですね。
桜だけは残してほし、という言葉が理解できそうです。

水面のハナ筏が凄いですね。
最後の桜は八重桜ですか。
本当に花の精が潜んでいるようですね。
素晴らしいブログを拝見しました。
返信する
笹部桜 (枯雑草)
2010-04-21 18:53:56
こんにちは。
水上勉の「櫻守」随分前に読んだので
内容は忘れましたが、極めて感動的な
話だったような・・。
さすがに素晴らしい桜ですね。特に
掘割に浮かんだ桜は圧巻ですね。
naoさんの撮り方ですね。
返信する
kenさん (nao)
2010-04-25 14:27:45
有難うございました。
笹部新太郎の桜に対しての思いが伝わってくる様ですね。
ここの桜は何だか妖艶で桜に花の精が住んでいそうでした。
返信する
枯雑草さん (nao)
2010-04-25 14:37:28
水上勉の「櫻守」は読んだ事なかったのですが
ここを訪ねるにあたり少しあらすじを読んでみました。
笹部新太郎はこよなく桜を愛したようですね。
返信する

コメントを投稿