中国の歴史を簡単にまとめた本を読んだ。
秋保温泉にある磊々峡は、名取川の浸食により作られた渓谷です。
この渓谷を作っている岩石は、地質学的には「湯元層の軽石凝灰岩」と呼ばれており、「秋保石」と
いう名で広く知られています。
東北大学史料館の腰壁や東北学院大学本館など様々な建築物に使われています。
実はこの石は、いまから800~700万年前に、仙台西部に存在した巨大カルデラ火山によって作り
上げられました。
この火山は「白沢カルデラ」と呼ばれ、大規模噴火に伴って、愛子を中心とした半径20キロメートル
の地域が陥没してできました。
この噴火により発生した火砕流が一瞬で秋保周辺に厚さ100メートルもの火山灰を堆積させ、それが
固まって岩石となり、後に名取川の水が岩石を深く浸食することにより形成されたのが磊々峡です。
この噴火の直後には、陥没した地域に雨水がたまり、「古仙台湖」と呼ばれる巨大なカルデラ湖が
でき、この湖底にたまった地層から、植物の化石がたくさん産出しています。
また、この湖底でできた地層にはゼオライトと呼ばれる粘土鉱物が多く含まれ、ペットのトイレ砂など
脱臭・乾燥剤として利用されているということです。
この情報は、仙台市政だより2021年8月号に掲載された「しりとりでつなぐミュージアム」の
東北大学総合学術博物館さんの記事を参考にしました。
先週行われた大王製紙エリエールレディースでは、36歳の藤田さいき選手が、11年35日ぶりの
優勝を果たした。
私の応援している安田祐香選手は3日目まで2アンダーで頑張っていたが、最終日5ボギーと振るわず
トータル3オーバー46位タイとなり、メルセデス・ランキング50位以内を逃した。
メルセデス・ランキングは50位以内に入った選手は、来季のフル出場権が獲得できるシード権を
獲得したことになる。
安田選手は、大会前は54位で今回の大会で上位に食い込めばランクインも可能だったのだが、
最終日に力みすぎたか、ランキングは53位で終わってしまった。
しかし、51位から55位の選手には、来季の第1回のリランキングまでの出場権が約束されるという
ことで、どうにか準シードの権利は獲得したようである。
ちなみに、51位は桑木志帆選手、52位河本結選手、53位が安田選手、54位はリ・ハナ選手、
55位は上野菜々子選手でした。
安田祐香選手の来季の活躍を期待しています。