郷が杜備忘録

旅行や読書と日々の行動の記録。
日常のできごとや思い出の写真が中心。 たまに旅行の記事も投稿します!

霖雨(りんう)(葉室 麟著)

2019-07-28 | 読書
  霖雨(りんう)

  PHP文芸文庫  2014年11月25日第1刷発行

  著者 葉室 麟(はむろ りん)   1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、   2005年「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞を受賞し、デビュー。
  07年「銀漢の賦」で第14回松本清張賞、12年「蜩の記」で第146回直木賞を受
賞。「紫匂う」「天の光」「緋の天空」など著書多数。


  天領の豊後日田で、私塾・咸宜園(かんぎえん)を主宰する広瀬淡窓(ひろせたんそう)
と、家業を継いだ弟・久兵衛。
  画期的な教育方針を打ち出す淡窓へも、商人としてひたむきに生きる久兵衛へも、お上の
  執拗な嫌がらせが続く。
  大塩平八郎の乱が起きるなど、時代の大きなうねりの中で、権力の横暴に耐え、清冽な
  生き方を貫こうとする広瀬兄弟。理不尽なことが身に降りかかろうとも、諦めず、凛とし
て生きることの大切さを切々と訴えた歴史長編。
  (文庫本表紙の裏書より)


  大分県の西部、福岡県と熊本県との接するところに日田市というのを初めて知った。
  そしてそこは、かつて政治・経済・文化において九州の中心をなしたと言われる。
  歴史的に、豪商たちが活躍し、文化人・画家・書家等の往来が盛んで、町人文化の繁栄が
  あったという。


  広瀬淡窓は幼少時より学問を好み、詩文などに才能を発揮したといい、病身のため家業を
  弟の久兵衛にゆずり、1817年に「咸宜園」という私塾を開いた。全国から多くの門下
生が「咸宜園」で学び江戸期最大の私塾となったという。


  弟の広瀬久兵衛は、兄・淡窓に代わって家業を継ぎ、幕府・各藩の公金を管理する「掛
屋」(現代の銀行)を務めた。日田の「小ケ瀬井路」、周防灘沿岸の新田開発、宇佐の
広瀬井堰の工事などに協力し、地域振興に尽くしたという。


  「広瀬淡窓旧宅及び墓」が平成25年3月27日に国指定史跡の追加指定を受けた。


  日田市は筑後川の上流・三隈川に見守られ、温泉と自然がいっぱいの地で、市内は日田、
  大山、天瀬、津江の4つのエリアに分かれているという。
  日田は水郷の地でもあり、屋形船や鵜飼いを楽しめるという。日田温泉、天ヶ瀬温泉もあ
り行って見たい土地の候補に挙げたい土地になりました。
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私の旅の情報源

2019-07-17 | 日記
名取駅の2階にコミュニティプラザ(ウイングプラザ)というところがあります。

そこに行く手前の廊下に、東北6県の主な市町村の観光パンフレットが並んでいます。

季節ごとに更新されているので、常に新しい情報が得られます。

私は東北の旅行に行きたいときとか、ある地域が気になったときとか、そこに行って

パンフレットをもらってきます。

大変便利に思っています。

もちろんネットにもいろんな情報が出ていますが、パンフレットの情報はその町が

宣伝したいところがわかりやすく出ていたり、地図がついていたりで、あちこち参照しながら

みれるので、リアルが便利だと思います。ただ保存するとものが増えて困るのが難点です。

JRの改札口を出て、西口方面に行ったところにそこはあるので、利用してみてください。






別件ですが、その2階の通路の奥に、以下のようなものがありましたので、写真に撮ってきました。



名取市にある「実方朝臣の和歌」の紹介でした。

内容の説明もありました。



実方朝臣のお墓が、名取市愛島(めでしま)にあるとのことです。




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高級食パン専門店「考えた人すごいわ」が仙台に3号店出店予定

2019-07-13 | 日記
東京都清瀬市と横浜市菊名にある高級食パン店の3店舗目が、仙台にできることがわかりました。

その場所を探しに街中を歩き、現在工事中の店舗を見つけました。





その場所は、アエル前の駅前通りを北に上がっていき、国道45号線とぶつかる交差点の角、左側でした。

西側並びには東北電力本店があります。エネオスの東隣です。



住所は、仙台市青葉区本町3丁目1-6-23 インテリックス仙台ビル1階 です。

インテリックスビルは外側ガラス張りの9階か10階建てのビルです。


なぜこんなことが気になったかというと、先日ある方に高級「生」食パンというのをいただきまして、

食べましたら本当においしかった。中にあったチラシを見たら「乃が美 はなれ 仙台店」とありました。

そして調べたら、この専門店は全国にあるということでした。

そのことを、6月末に来た埼玉にいる弟に話したら、埼玉から近い清瀬にも人が並んでいるパン屋さんがあると

教えてくれました。それが「考えた人すごいわ」という店でした。

そして調べていたら、仙台にも3号店ができると出ていました。

そこで、社員募集の広告をもとに場所を検討つけ、見つけ出したしだいです。


そして、7月11日の「流通ニュース」というもので、開店日が7月30日になったと出ていました。

記事には、飽きのこない生食パンで、2斤サイズでプレーンの「魂仕込(こんじこみ)」(税別800円)

を販売するとのことでした。

仙台市内にもたくさんのパン屋さんがあり、美味しいパンがたくさんありますが、またまた競争が激しくなりそうです。

ちなみに、2019年秋には広島に4号店ができるそうです。







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「古本 あらえみし」を探しに行った

2019-07-01 | 散歩
新聞記事で見た「古本 あらえみし」を探して、仙台駅の東口界隈を歩いた。

「古本 あらえみし」は今年4月にオープンした。仙台の出版社「荒蝦夷」の土方正志さんの蔵書約2万点を

中心に取り扱ってる。

古本屋は、仙台には一番町の南側で東北大学の片平キャンパスに近いところにかつては数店舗あったが、

いまでは「昭文堂書店」1店舗になってしまった。

「あらえみし」には、東北の民俗学や関連作家の本、東北の歴史に関する本などがたくさんあった。

また「災害」や「ミステリー・幻想文学」に関するもの、「写真集」なども並んでいた。

東北の歴史や民俗にも関心があるので、欲しいものもあったが、何しろほかにもいろんな本を

ため込んでいるので、とりあえず今回は買うのをあきらめ、今後時間を見て買っていきたいと思った。

この路地の奥のほうに、店舗の2階建て民家がある。路地はレオパレス仙台ホテルの裏側(東側)にある。



住所:仙台市宮城野区榴岡4-7-12 TEL:022-298-8455
    12:00~20:00(土・日・祝は12:00~19:00)(水曜定休)





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