郷が杜備忘録

旅行や読書と日々の行動の記録。
日常のできごとや思い出の写真が中心。 たまに旅行の記事も投稿します!

八州廻り桑山十兵衛「劇盗二代目日本左衛門」(佐藤雅美著)

2020-12-31 | 読書・佐藤雅美著

シリーズ3作目である。

今回の作品も8編の捕物帖からなっている。

 

大山鳴動馬一匹

劇盗日本佐衛門の嘲笑い

浪人喬四郎の笑み

彫刻大名の置き土産

女手形の女

虚無僧の後ろ姿

蔑みの視線

斂堂の陰謀

 

3作目、4作目と続けて読んでいたのだが、ブログに下書きしたままになっていた。

「・・・馬一匹」は御用乗馬買付用人に扮して栃木に出向いた十兵衛が、牢抜けした悪党、甚九郎を追っているのを

見抜かれそうになり、仙台の馬喰長助から馬を買うことになった話である。

だがこの馬が、またあとの物語の伏線になっている。

 

この時代、八州廻りができて大分年月が経っているのだが、悪党者の江戸への護送にかかる費用は多大であった。

その負担は、関東取締役出役でも、幕府でもなかった。村方の負担であった。

捕まえた村、事件があった村が負担しなければならなかった。

今回桑山十兵衛には、その改革に取り組むように指示され、「組合村」という構想を考えていた。

そしてその親村と子村の割り当てを現場に詳しい十兵衛に考えるよう指示されたのである。

 

「日本左衛門」の事件に似た事件が、江尻の宿(今の静岡県清水市辺り)の近くであったということで、

関八州にも押し入ってくるかもしれないので注意しろとのお触れがあり、今で言う指名手配書のようなもの

の一件書類を預けられ、東海道藤沢宿のほうに廻村に向かった。

 

ここから、二代目日本左衛門の謎解きが始まる。

十兵衛はこのあと総州(千葉県)の関宿や佐原、それから上州三国街道から越後へと「二代目日本左衛門」を探して各地を追跡することになる。

その中に小金牧の放牧場の話や虚無僧の話、老中水野出羽守の登場など、盛りだくさんの内容で江戸時代の関八州が描かれている。

知らないことばかりで、作者の知識の豊富さと調査力の凄さに感心させられた。

 

  

 

 

 

 

 

 

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今朝の仙台駅東口

2020-12-29 | 日記

今日で2020年の仕事は終わりでした。

コロナ禍ではありましたが、テレワークはできないので毎日通勤して、

無事今年の仕事は終えることができました。

今朝は、電車内のお客さんも少なかったです。

年末年始は自宅に居続ける予定で、初売りにも出てこないので、

次に来るのは1月4日の予定です。

子どもたちも孫も来ないので、夫婦二人きりの正月になります。

 

コロナ感染者が増え続け、さらに変異型のコロナも国内で確認され、

収束にはまだまだで、落ち着くことができませんが、

私たちには基本的な対策を続けて対応するしか手はありません。

新しい年に望みをもって、日々過ごしていきたいと思います。

 

ブログ投稿ではやり残してあることがまだあるので、少しでも休み中に投稿していきたいと思っています。

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昭文堂書店(古本屋さん)で古本購入

2020-12-28 | 日記

私は今日が仕事納めであるが、昨日は今年最後の買い物をしてきた。

先日新書を読んでいて、読んでみたい本があり、探しにいったのである。

探した本はあったが、はたして今買う必要があるか考え、その本を買うのはやめた。

でも、折角来たので年末年始に読もうと高橋克彦さんの「天を衝く3巻」と他に2冊買ってきた。

この書店は岩波文庫や講談社学術文庫などが結構あるので、昔の本を探す時は、よくでかける。

自宅に積んである本がまだあるので、また来年来てみよう。

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仙台市遠望

2020-12-27 | 日記

昨日写真を撮りに行った時、橋の上から仙台市方面を遠望した。

西の方から順に写真を並べてみる。

 

真ん中にアンテナの立っているところは、八木山だと思う。

その右側の山は、太白山か?  でも方角が違う気がする。

太白山はもっと西寄りのはずだ。

もしかすると、仙台市を越えたその先の大和町の七ツ森の山かもしれない。

左の方、高い建物はウエスティンホテル、その右がSS30、あとはわからない。

真ん中に名取市のイオンモール名取が見える。

 

左に目を向けると、名取市の丘陵地帯が見えた。

田んぼの先に東部道路(常磐道につながる)が走っているので、西の方の街並みが見えないが

丘陵との間に国道4号線も走っていて、工場や街並みがある。

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仙台空港発航空機と野鳥の写真

2020-12-26 | 日記

天気も良く、風もなかったので、自転車で仙台空港近くまで行ってみた。

飛行機の写真か野鳥が撮れればと思った。

五間掘川に沿って川沿いを走り、志賀沢川との合流地点の橋の上から仙台空港を飛び立ってくる飛行機を待った。

川には水鳥が泳いでいたが、人が近づくのがわかると逃げて行ってしまいうまく写真が撮れなかった。

 

鳥の名前はよくわからないのだが、野鳥図鑑をみると真ん中のは「マガモ」だと思う。

緑色の頭と黄色いくちばしがみえるからである。

右側の鳥は、くちばしが白く、あとでみると額のあたりも白く、また水に潜ったりしていたので

「オオバン」だと思う。

写真を撮っていたのは、県道の橋の上で、物流のトラックなどが頻繁に通っていた。

西のほうには名取市の山々が横たわっていた。青い空でいい天気であった。

最初に飛んできたのは、練習のセスナ機であった。いつ飛んでくるかわからなく、音で判断するしかなかった。

次は全日空機であった。プロペラの双発機で時間帯から、札幌便だと思われた。

次はピーチの沖縄便か。

最後は西のほうに飛んで行ってしまったので、後ろ姿しか終えなかった。

JALの福岡便だと思う。

 

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