2002年、上田市に行った時、池波正太郎の真田太平記館に立ち寄った。
池波正太郎さんの作品はかなり読んだ。
鬼平犯科帳シリーズ、剣客商売シリーズ、仕掛人・藤枝梅安シリーズ、そして真田太平記シリーズ、
この時は、まだあまり読んでいなかったかもしれない。
真田氏については、戦国史では有名であるので、上田城にも行ってみたかったので、その帰りだと思う。
真田氏は、関ケ原の合戦のときに、秀忠の軍を足止めし、決戦の場に遅れさせた。
また、私の小さい頃には「真田十勇士」のテレビ番組もあり、猿飛佐助や霧隠才蔵、筧十蔵、根津甚八、三好清海入道など
名前も覚えた記憶がある。
真田太平記にもそれらの人物も出てくると思ったら、十勇士は立川文庫の講談を基にした話であった。
とはいえ、小説の中には忍者たちの活躍もあり、合戦の場とは違う裏側での隠密行動に、歴史の裏側での苦渋を感じたものである。