ブーニーと

カフェサニーブーニーが閉店してからの呟きをメインに綴ります。まだまだ追いかけるよ。

アイツがやって来る

2023-10-07 12:55:00 | ブログ
20年来の友達ですが、私の中で「アイツ」と呼ぶ曲者の女性がいます。二つ年上の彼女は自分勝手を絵に描いたような人物で、当然友達も少なく、会うたびに不愉快な言動を残していく名人?です。
10年ぶりに会った時は
「やだねーおばさん体型になっちゃって!年食ったねー」(お前もなーと言いたい)
初めて店に来た時は
「何ここ?こんな狭い所で調理してるの?ヤダヤダ私なら気が狂うわ」

この前に逢ったのがコロナの流行る前年の夏、一緒に花火大会に行った時もそうでしたが、いきなりLINEが来て、「何月何日に花火大会に行くからよろしく!」と一言。こちらの都合は聞く事もなく、はるか鹿児島から飛んでくるのでした。呆れるぐらいマイペースなアイツ。そんな彼女と友達になったきっかけは、昔、私が仕事上で採用した派遣さんで、入力の仕事を頼んでいた人でした。面接の時からなかなかのインパクトで、「私はMac(マッキントッシュ)派なので、Windowsはよく知りません。でもすぐに出来るようになるので、採用してください。それと私のが年上ですよね?」といきなりの年上マウント!少し不安はありましたが、仕事に対する気持ちは前向きだったので、採用。周りのスタッフとは一線をかくし、常に単独行動でした。そして彼女は取引先の方や、会社の上司にも歯に絹着せぬ言動で、何回も私が頭を下げた事があります。ただ、その言ってる内容は間違ってないので、私の心の中では「それはそうだ」と思う事が多いのでした。思った事は全て主張する。忖度なんてしない。彼女の腹が立つけど憎めない真っ直ぐさが少し羨ましかった気がします。派遣の期間満了の時、「貴女ほど私を理解してくれた上司は居ない。貴女がここのポジションにいる限り私はいつまでもここで働きたい」なんて泣かせるセリフを吐いて、他の会社に去って行きました。後日、その昔話をしたら「えーそんな事言ったけ?全然覚えてない」とバッサリやられましたが。。。そんなわけで、またまたアイツがやってきます。今度はどんな悪態をつかれるのか?怖くて嫌なのに、少し楽しみな気がします。犠牲者の会でも立ち上げようかしらw