練馬区立美術館に滑り込んで来ました。
『本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション』
コレ、随分前からインスタに広告が入っていて、気になっているのに後回しにしてましたよ〜。
なので。図録が完売になってました(再版の予定無しだそうです)
第1章 ヨーロッパ中世・ルネサンスの美しい本の世界
この展示室は一部を除いて撮影可でした。
こんな綺麗なページが!
手書&描き
時祷書というもの。
上のペラっとしたもの(零葉)も合わせて、キリスト教のお祈りのために使います。
これは木版印刷ですが、レイアウトがとてもお洒落なタイプ。
聖歌隊用の楽譜。
皆で見るので、大きいし厚みがあります。
昔の本は貴重品なので、こんな風に、鎖に繋がれていたことも!
(その昔、図書館司書の勉強をした時に、写真を見たな〜)
写字台。
資料に基づいて作られたものですが、大変なお仕事だったろうな、と思われます。
身体がバキバキになりそうです。
羊皮紙の見本がありました。
羊皮紙、初めてちゃんと触りましたよ
第2章 近代における書物:美しい本が芸術となるまで
撮影不可でしたが、カミーユ・ピサロ、リュシアン・ピサロの活躍を、中心に素敵な本がたくさん並んでいました。ウイリアム・モリス、ウォルター・クレイン、ケイト・グリーナウェイ、大好きです。去年、はまったヴァロットンの作品もありました。
また、書物に関連する絵画も面白かったです。
吉野石膏さん、良いもの持ってるなぁ
第3章 本と絵画で見る日本の芸術
ここも撮影不可(日本では、本来、そうですよね。最初のところが太っ腹すぎ)
最初に伊藤若冲がきて、渡辺省亭が!どっちも素敵です。
横山大観があったり、上村松園やら伊東深水やら、日本画の良いところがちょこちょこ揃ってる。
棟方志功と東山魁夷は複数展示されていました。
見応えあった〜!!
図録の代わりに、絵葉書でも買って帰ろうと思ったら、そもそもの種類が少ない上に、こちらも完売のものが。残念
気になるものは、とっとと行かないと駄目ってことですね。
見られただけ良かった…と思うことにしよう