焼鳥屋にかける特急6時間の旅

2008-08-16 00:24:35 | 関東旅行
とにかく最近はゲームをやる気が起きない。
いや、正確に言うと一度立ち上げてみたりするのだが、2,3分で重いと感じてすぐに終了するような状態。まあこればっかは一種のバイオリズムなんでしゃあない。そんな体たらくだもんで明後日発売されるという「うみねこのなく頃に 第三話」もまるで買う気が起きず。もちろん、買うだけ買っておくという手はあるのだが、どうせ1,2話を真面目に推理してないんでちょっとくらいプレイが遅れても大して焦りもせんね。


最近外出してばっかいるのはこういう精神状態も関係していたりするわけだが、今日は友人と長野県の上諏訪へ遠征してきた。新宿で格安チケットを買いつつ新幹線に乗るつもりだったらしいが、お盆の期間のため購入できず、結局はみどりの窓口で特急自由席を買ってギリギリで11:00の松本行きに乗る(ちなみに、チケットショップのオヤジの態度はなかなかにイラっとさせるものだった)。


栃木100ハイ、屋久島、仕事などの話をしつつも、基本的には小学生並の下ネタ・バカ話を連発しながら長野へ到着。今回の最大の目的は「鳥せん」なる焼鳥屋に行くことにあるが、開店が15:00からということでまずは諏訪湖を見に行くことになった。



諏訪湖へ向けて歩いていくと、何かやたらに人が多い。おお、なんということか今日は花火大会であるという。しかも、場所の先取りをさせないために2時まで諏訪湖周辺に入れない!?ジーザスクライスト!!相方が骨盤の調子が悪く歩行に多少困難を来たしているという事情もあり、鳥せん傍の喫茶店で時間を潰す。そこでの時間の潰し方はあまりにも不毛だったので書かない。


さて、満を持して鳥せんへ。
スープなどができないという難はあったが、そこの焼鳥はすばらしいものだった(さすが相方が今までで一番おいしかった焼鳥、と評しただけの事はある)。特にはつとぼんちりは絶品で、最後の方に出てきて腹が一杯だったにもかかわらず、うまいと感じたあたりにそのレベルの高さがうかがえた(cf.「値段不相応なエサ」)。それらに舌鼓を打ちつつ、相方は原田知世、俺は石田ゆり子のエロさについて語る(「女房酔わせてどうするつもり」は反則だよな、うん)。その他相方の早熟な幼稚園時代の話になったが、あまりに危険なのでここには書かない。


五時くらいまでゆっくり食った後、これから祭りへと向かう雑踏をよけつつ駅へ戻る。ホームでアカギを待っている間も、祭りへ向かわんとする人達が芋虫のようにもぞもぞと進んでいく。せっかくの休みにこれでは心が休まるのかしら、楽しめるのかしら?と疑問に思いつつ、いや少なくとも人と同じように過ごしたという安心感だけは得られるに違いない、とシニカルに見守る。この姿を見ていると、おそらく群集を操るのは簡単なのだろうな、と感じずにはいられない。特に感覚が無批判に受け入れるようになりつつあると言われる今日にあっては……まあそれはいい(cf.「共感なる言葉の生み出す病理」「作品とは自己の投影である」)。どうせこの話に関連したことをこの前逗子に行った話と絡めて述べるつもりだし。



帰りの電車の中では「あらゆる人間に生きる意味があると言い得るのか」とかデータの見方、サンプリングの仕方に関する話などをしつつ、なぜかボナギノールの語源の話になる。情報がないので帰って調べればいいやと俺は言ったが、相方が悪ノリして語源を考えようと言い出した。開発者の名前とかテキトーな説をでっち上げた後、これまたなぜか「痔で悩むお姫様を魔女が治そうとした時の呪文」という説が立ち上げられ、見事採用された。そこからこれをドラクエの呪文にしようという話になり、教会でも解けない呪いを解く呪文ということになった。そこで、ドラクエの新たな呪文を考案すべし(語感も重要!)という檄が飛び、二人して迷走状態に入る。

◎先手は相方…カルカッタ=飛べるようになる呪文
そのままインドの都市をパクったことに脱力し、それならと

◎ニ番手俺…カリカット=男性キャラを女性キャラにする呪文
そうなると予想通り相方は女性→男性化の呪文を提案。ただ微妙だったので

◎モロッコ=効果は同上
というので結論。呪文の欄に「モロッコ」、「ボナギノール」が登録されている状況を想像してしばしアホな笑いに耽った。


次に出たのが、なぜかドラ4のライアンの上の名前を考えるというものだった。これについちゃあ相手の方があっさりと「武内」(漢字はテキトー)というのを思いつき、あとはそれに色々設定を加えていく。鎧の中にジャージを着ていてしかも兄のおさがりでゼッケンがついていて字が下手な上に「らいあん」と平仮名で…とまあ吉田戦車チックな改造を断行した。


後は新しい乗り物とか新しい職業の話になったが、どれも漫才チックではあってもそれ以上の要素(おバカさ)が不足しており、結局は今日のネタで一位「武内」、二位「モロッコ」という評定が下されて終わんぬ。


その後カラオケに行こうかという話にもなったが、もしかすると明日も遠出するかもしれんし声も本調子じゃなかったんで、今回は遠慮してそこで解散。


よく考えてみると、今日は焼鳥を食うためだけに長野へ行ったことになる。そして後は、下ネタ・バカ話で埋め尽くされていた。ふむ、まあこんな一日があってもよかろう。もし仮にまた来ることがあれば、今度は霧が峰高原へも行ってみたいものだ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 海から山へと行くにつれ、ま... | トップ | 0ケルビンが語る女戦士と刃の鎧 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

関東旅行」カテゴリの最新記事