境界線の探求～光沢などについて～

桜蘭高校ホスト部での「妹≒娘？」の考察に関連し、二回にわたって不毛なる「属性」(褐色好きなど)の源泉を追求してきた。そこでは完全な結論こそ出なかったが、今まで取り上げた事例との違いが特にクローズアップされ、既存の枠組みに対する再検討になったことは理解されたと思う。さて最後は、「属性」という言わばプラスの反応だけでなく、生理的嫌悪感という拒否反応も併せて考えてみよう。


(登場人物)
ヘンリー＝Ｈ 　　　　フロイド＝Ｆ　　　


Ｈ
とうとうあのおっさんを持ち出したか。

Ｆ
別に意識はしてないがね。てゆうか違う人だし。

Ｈ
まあいいや。ところで、少し前に見た相竹紗季の車内広告を覚えているか？

Ｆ
ああ、あのanの広告ね。最初見た時からすげー印象に残ってて、ネットでも検索した記憶があるぜ。

Ｈ
そうそう。それほど印象に残ったのもおもしろいんだが、ネットで彼女の他の画像を見て一気に興味が失せたからますます気になってな。

Ｆ
写真は一瞬を切り取ったものだから、一枚だけで作り上げられた印象なんてしょせんその程度じゃない？ただ、「そこそこ年がいってると思ってたけど実は若かったんだ」って思ったことから推測すれば、根底にあるのは前回も話した「年上好き」じゃないのかな。

Ｈ
なるほど、興味がなくなったのはそのカテゴリーから外れたからか。しかし、何で年上のように誤認してしまったんだろう？

Ｆ
車内広告の方には「えくぼ」があったんで年上に見えたんじゃないかしら。

Ｈ
漫画で年がいってることを見せるとき頬に皺を入れるのは常道だが、それがここまで大きな印象の違いを生み出したのはおもしろいね。

Ｆ
だてに記号として採用されているわけではないってことさ。あともう一つ考えられるのは、車内広告の方は汗ばんでたってことか。

Ｈ
汗？それがどんな意味を持つと？

Ｆ
前にも書いたけど、光沢が出るため艶かしくてエロくなる。

Ｈ
そこで光沢に繋がるわけか…そういやこないだハードなローションの画像見たんだけどさ、

Ｆ
ハードって何やねん。

Ｈ
ああすまん。つまりローションまみれの画像を見たんだけどさ、あやうく晩飯をパソコンの上にアンインストールしかけたよ。いやあ、酒とか病気関係なしに吐きそうになったのは生まれて何度目かしらｗ

Ｆ
何アホなことやってんだか…

Ｈ
でもおかげで重要なことがわかったぜ。適度なローションなら性欲を昂進するのに、一方でローションまみれなのは気持ち悪いわけだから、おそらく液体まみれの姿や液体そのものに反応するわけではなく、それがもたらす効果に反応しているんだ。

Ｆ
そして「やはり光沢こそが重要なのだ」となるわけな。さらにウェットアンドメッシーなどへの「属性」は否定されると。

Ｈ
そういうこと。

Ｆ
まあ探求が進んだのは結構なことかもしれんが、虜２の時といい何でわざわざ強烈な生理的嫌悪感をもよおしかねない方向にチャレンジしてみるのかねえ。お前はアレか、いちいちクリーンヒットを喰らわないと相手のパンチを覚えられないダメボクサーか？そんなんじゃすぐにドランカーになっちまうぜ。

Ｈ
最近バファリンに取り憑かれていると思ったら原因はそれか！！

Ｆ
いや、頭痛は眼鏡のせいだから…んなことも忘れるくらい重症かよ。いくら境界線に興味があるっつっても限度あるだろ。アレックスの悲惨な姿を見たというのに、何も学ばなかったのか？

Ｈ
何を見てもオゲゲーとなるってか？まあその危険性もないではないが、ジャック・ハンマーもアレの後で無駄のない身体になったわけだし、挑戦してみる価値はあるんじゃねーの。もっとも、絶倫の弟には勝てなそうだけどね。

Ｆ
やれやれ。つうかこんだけ長々と書いてきて、確認できたのは年上好きと光沢の魅力だけかよ！

Ｈ
いや、大きな意味はあるぜ。

Ｆ
あん？

Ｈ
ギーガがヤバイ犯罪に手を染めることになったら、このブログが異常性の証拠として取り上げられるってことさ。

Ｆ
殴り殺されろ…