Room66

ベース弾きの日記

腸閉塞 入院記録

2020-02-06 22:42:44 | 腸閉塞
人生初の開腹手術(6歳の頃、脱腸の手術してました)

家内と一緒に主治医から手術内容や全身麻酔の説明を受け、翌日に備えます。
リハビリの指導もあり、痰の切り方を指導されますが、そもそも痰がからまない体質なんでオッケーです。
喫煙者なのに痰が出ない、これが術後一番ラッキーだった事かも。
とは言えイレウス管は入ったまま。これが絶望的な不快さで、一晩で心が折れました。。。。

翌日の手術は14時頃と聞いていたので、朝早起きしても絶食なので何もする事なく、とりあえず会社に連絡して「全身麻酔が醒めなかったらどうしよう」など、とりとめも無いことを考えてました。

お昼頃に術前準備のため減圧ソックスを履かせてもらい「あと一時間かぁ」と思ってたら、午前中の手術が早く終わったとの事で、看護師が準備に来ました。
術衣?に着替え、その頃には腹痛も治まっているため歩いて手術室へ向かいます。

入口で名前を聞かれ、手術台に横たわり麻酔科の先生から「じゃあ冷たいものが入りますけど、すぐ眠くなりますから」と言われたものの、迂闊に目を閉じて切られると困るので(笑)しばらく目を開けていました。
「まだ眠くなりませんか?」と聞かれましたが、自分の中では20まで数えた記憶があります。

で、3時間後

回復室で「〇〇さん!、〇〇さん!」って呼ばれ覚醒
目が覚めた瞬間、腹が痛いっ!!!
何があったか、ちょっと気づかず「あ、手術したんだ」
すかさず「痛い、痛い」と声を出すものの、酸素マスクでうまく発声できず「どこが痛いですか」と聞かれて指でお腹を指しました。

腸閉塞の腹痛の2倍くらい痛かったかな。すくに主治医が来てくれて点滴に何か注入(たぶんモルヒネ?)
幾分と痛みも治まり、家内と娘が側にいたので「痛いけど大丈夫、大丈夫」と顔をしかめながら言ってたらしいです。

一晩、痛みと戦いながら冷静に自分を観察すると、イレウス管はまだ入ったまま。
尿管が入ってる気配。あと、事前説明にあった挿管するので口内が切れるかも、って事で2か所切れてました。
ウトウトすると痛みで目が覚めを繰り返し夜が明けます。というか窓が無いし時計も無いので、周りの気配とか朝食の配膳の音で朝がキターってわかるくらい。
しばらくして主治医が「どうですかぁ」と回診に来られて、図解と写真入りで手術の内容を説明して後に一般病棟に戻る事となりました。

小腸(空腸)部分にポリープがあり、それが原因で閉塞・癒着となったとの事。
手書きですが、ホントにわかりやすく書かれています。


写真の現物は天然色ですが、一応モノクロに変換




一般病棟に移動して発熱して汗びっしょり。主治医に聞いたところお腹切ってるので腹膜炎になっているらしい。
熱は38度くらい2日続き、結構キツかったです。
手術の翌日からリハビリ担当の方が来て「歩きますよ」って。。。
腹痛いけど、ゆっくり起き上がり病棟の廊下を10mくらい歩きましたが、相当よたよたしてましたね。
痰より咳が腹に響くため、咳き込みそうになるとうがいをしていました。
術後3日目から色々な管が抜けて、4日目に待望のイレウス管が抜けてすっきり!!!!
もう少しで食事も出るって事ですが、入院してから絶食ですので口に入れたのは飴だけ。
飯くいてぇ~!

背中の点滴も抜けたのでシャワーならオッケーという事で、入院6日目で待望のシャワーです。

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