Room66

ベース弾きの日記

夜桜

2014-04-14 22:37:56 | 雑多なコト
生まれて初めて「花見」に行ってきた。
日本三大夜桜と言われる「高田の夜桜」
じゃぁ、あと二つは何処だ? ⇒ 誰も知らんかった。
ネットで調べたら弘前公園(青森県弘前市)と、上野恩賜公園(東京都台東区)だそうです。






娘二人とその彼氏と家内の6人で金曜日の夜にクルマを飛ばし、人生初の花見をしてきたのですが、夜は寒かった!!!!
ビール1本で泣きが入って、あとは屋台のトン汁とかラーメンとか温かい食い物を求めて彷徨う始末。
まぁ、有名な「桜ロード」や「しだれ桜」も見れたし、何よりその日は風も無くて見事な満開だったので私の中での「初仕事」のひとつは終了。
行く前に娘には「冥土の土産に」とLineで送ったのですが「冥土」が読めなかったらしく。。。
あとは鬼混みの長岡花火。体力的にもキツいのでそろそろ諦めて行ってみようかと。




去年から近しい人から病気の知らせが多い。
一人目は胃がんだった。全摘後6カ月。昨日も一緒にゴルフに行ってきたが、1.5Rやってクタクタだ。
本人は胃が無いので昼飯もあまり量はとれず(酒は普通に飲む)大丈夫かなと思うんだが、おバカなゴルフ仲間と一日楽しむのが好きらしい。

今年に入ってから天気の良い休日の朝叩き起こされて、二回ゴルフ場に連行されたし。。。

去年の夏頃ゴルフをしながら「最近胸焼けがするんだ」「ドックいつ行った?」「10年ぐれぇ行ってねえし」「早く行きなせ」などと冗談言ってるうちに病院に確保されてた。
入院の前日まで一緒に飲みに行った強者である。
さすがに痩せたので飛距離が出なくなり「おめぇ達、ガン患者をいじめるな」と言うと「全摘したんだからガンは無いだろ」とみんなで突っ込みを入れる。

同じころ、長いこと一緒にやってきた音楽仲間が難病にかかった。
たまたま病名を知っていたが、この時代の情報力により本人もその予後を知る事になる。
有り余る情報は病を受け入れる時間を与えない。

もう一人は透析の検査に行ったら心臓の冠動脈が3本詰まりかけていて、手術待ちをしている先輩。
腎臓と心臓は水分量の管理が難しいらしく、入院3週間でようやく手術日が決まった。

3月末、30年前一緒にバンドをやっていたキーボードの女性が急逝した。
30年ほど会っていなかったが、まだ音楽をやっていたんだろうか。
当時は背が高くてカッコいい女性キーボードだった。
ずっと会っていなかったので、知らせを聞いた時、あの頃の自分を思い出した。


そして昨日、東京にいる旧友がガンであるとの知らせを受けた。
みんな50代であちこちガタがきているが、ここんとこ集中してそんな知らせばっかりなので滅入ってしまう。
だから初花見を「冥土の土産」などと言うと、縁起でも無いことと叱られそうだ。

今、病と闘っている人達はみんな、今ある自分に影響を与えてくれた。
彼ら彼女達との出会いがあって今の自分がいる。
オレはすごくいい出会いに恵まれたことを感謝している。


コメント
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