花冠同人・多田有花の俳句ブログ

日々の俳句の備忘録

2 コメント

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万緑 (吉田 晃)
2007-06-17 20:16:05
盛大に汁を跳ばして夏柑食ぶ
 有花さんらしい豪快な句ですね。(失礼!)
食べるときは元気がないといけませんね。食べ物にも、作ってくれた人にも失礼になるかもしれません。
 
万緑の山を映して川静か
 山の勢いを映してもそれは山のもの。川は自分のリズムで悠々と流れている。万緑は、勢いを感じる言葉ですが、川静かとの対比が川の大きさ(読み手が感じる心理的な大きさ)を感じさせてくれます。
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晃さまへ、お礼 (多田有花)
2007-06-18 21:01:58
コメントいただきありがとうございます。

果汁というもの、跳ばそうと思わずとも跳んでしまうもののようです。そう、「何でもおいそうに食べる」とよく言われたものでした。実際、おいしいですから。


家の前を流れる市川はそこでちょっと堰のようになっていて流れが静かになっており、朝の風のない時は、まるで湖のように静かな川面になります。そこに前山の緑が映り、広やかな気分にさせてくれるのです。
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