花冠同人・多田有花の俳句ブログ

日々の俳句の備忘録

2 コメント

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好きな句 (丸山草子)
2007-03-30 12:58:46
天空に春の星々われひとり

こんなにもひろやかな星々の天空にも わたしという人間はひとりなのだ。というかけがえのない自分を見つめる作者が見え好きな句です。
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草子さまへ、お礼 (多田有花)
2007-03-31 09:06:49
コメントいただき、ありがとうございます。

宇宙物理学の本を読んでいて、私たちの身体を構成している炭素などの重い元素は、すべて昔の超新星爆発によって作られたものだということを知りました。宇宙の発生の最初の段階では、水素しかないのだそうです。その意味では、私たちはすべて星の子であり、地球上のすべてのもの、空に輝く星たちも私もすべて兄弟姉妹だといえるのだなあと感激したのを覚えています。

かけがえのない自分、同時にすべてのものに支えられ、すべてのものとつながっている自分、そういうものを感じました。
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