きょうの俳句(9/20)ー猫じゃらし 2007-09-20 07:04:47 | Weblog 猫じゃらし抱きし雫をいつ離す 山昏れて蔓先寂びし葛のはな 見覚えの径に垂れきてたらの花 猫じゃらし抱きし雫をいつ放つ(推敲) « きょうの俳句(9/19)ー柿 ... | トップ | きょうの俳句(9/21)ー墓洗... »
4 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 葛のはな (あみもとひろこ) 2007-09-20 16:21:44 山昏れて蔓先寂びし葛のはな旺盛に蔓を伸ばし、木々にまといつく葛ですが、黄昏れてゆく山では、その蔓の先が、動くともなくあるだけで、寂しい思いにふとかられる。人の心の不思議な揺れを感じました。 返信する あみもとひろこ様へ (志賀たいじ) 2007-09-20 18:53:30 "葛のはな"の句に素敵なコメントを添えて共感戴き有難うございます。こんなにまで我意を汲み取って戴きとても嬉しく思います。 返信する 好きな句 (かつらたろう) 2007-09-20 22:45:51 ☆猫じゃらし抱きし雫をいつ離す雑草と言ってしまえば、それまでですが、猫じゃらしの穂も愈々、色づいて来て日毎に涼しい秋風に思いのままに揺れる様は、よく見ているととても風情を感じて好いものですね。御句はその猫じゃらしを、朝の散歩の時にご覧になったものと拝察しますが、朝露をその毛の穂に抱き、煌いている様子がとても清清しく感じられ素敵です。 返信する かつらたろう様へ (志賀たいじ) 2007-09-21 06:50:53 "猫じゃらし"の句に素敵なコメントを戴き有難うございます。仰る通り朝の散歩の時の景です。朝露を抱いて煌めきながら揺らす猫じゃらし、何時雫を離すだろうかと思いつつ詠んだ句です。あとで"離す"よりも感覚的には"放つ"だった様な気がして推敲を加えて見ましたが、正直言ってまだ迷いがあります。かつら様のご意見を戴ければ幸いです。 返信する 規約違反等の連絡
旺盛に蔓を伸ばし、木々にまといつく葛ですが、黄昏れてゆく山では、その蔓の先が、動くともなくあるだけで、寂しい思いにふとかられる。人の心の不思議な揺れを感じました。
雑草と言ってしまえば、それまでですが、猫じゃらしの穂も愈々、色づいて来て日毎に涼しい秋風に思いのままに揺れる様は、よく見ているととても風情を感じて好いものですね。御句はその猫じゃらしを、朝の散歩の時にご覧になったものと拝察しますが、朝露をその毛の穂に抱き、煌いている様子がとても清清しく感じられ素敵です。
あとで"離す"よりも感覚的には"放つ"だった様な気がして推敲を加えて見ましたが、正直言ってまだ迷いがあります。かつら様のご意見を戴ければ幸いです。