きょうの俳句

癌と闘う自分への応援詩
--志賀たいじ[花冠同人]の俳句ブログ

きょうの俳句 /秋の雨    

2006-10-18 07:16:43 | Weblog
チャシ跡の静かに揺らぐ花すすき
虎杖の枯れて音する秋の雨
朝四時の灯は煌々と秋深む

つい先日まで4時過ぎの夜明けだったが今はは5時近く、夜が長くなった。それでも新聞子は目覚時計の様に4時半に配達に来る。朝寒のバイク音に目覚める私は明けようが、明けまいがせめての思いに新聞を受け取ってから外灯を消す様にしている。そして早朝の新聞に目を通すのが習慣になって仕舞っている。

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
好きな句 (大給圭泉)
2006-10-18 09:53:10
朝四時の灯は煌々と秋深む

すっかり夜が長くなりました、寒さも増してきますね、そちらは特に冷えが強いですもの。

それにしても早起きでおられますね。
返信する
大給圭泉様へ (志賀たいじ)
2006-10-18 12:29:29
"秋深む"も句に共感いただき嬉しく思います。先日までは朝4時にはうっすら明けて来たものが、今は暗闇の4時、夜長の秋の深まりを感じます。いつも拙句に目を通して戴き有難うございます。
返信する
好きな句 (おおにし ひろし)
2006-10-18 16:41:45
朝四時の灯は煌々と秋深む



松山の今朝の日の出が山の端で6時半でした。随分夜長になりました。ですから街灯の明かりなど見る間のように明かります。ましてや、周りに他の灯りの無い時は特に深秋を感じます。
返信する
おおにしひろし様へ (志賀たいじ)
2006-10-18 20:25:39
"秋深む"の句に素敵なコメント有難うございます。随分夜が長くなったと思いつつ詠んだ句ですが、家にいての感覚と実際の気象台の実測時刻と30分くらいずれのある事を知った。日の出が5時半、日の入は4時半だと言う。空の明るさからは朝5時の出、夕5時の入の感じ、感情の誤差として置きます。共感頂き嬉しく思います。
返信する
秋深む (宮地ゆうこ)
2006-10-19 00:43:54
朝四時の灯は煌々と秋深む

午前四時の煌々と灯る窓。外は朝冷えの清潔な闇。灯も闇もうつくしいですね。
返信する
宮地ゆうこ様へ (志賀たいじ)
2006-10-19 07:10:45
"秋深む"も句に共感いただき嬉しく思います。先日までは朝4時にはうっすら明けて来たものが、今は暗闇の4時、灯の煌めきも朝とは思えぬ美しさがあります。夜が長くなり深みゆく秋を感じます。

返信する