昭和の時代には豊漁に豊漁を重ね、獲れすぎたために多くは干してスルメに加工され、亡くなった八代亜紀さんなどは「肴は炙ったイカでいい」と、底辺的なオツマミとして紹介している。しかし海洋の変化などで
不漁のどん底になったスルメイカは、立派なサイズを皮切りにスーパーから姿を消したが、今ではアカイカと表示され極小サイズのみお目にかかる。
しかるべきデパートや、高級割烹などには何処から獲って来たんだ? と言いたくなるほどで庶民には遠い存在となりつつある。そんな中、少々高めの価格ではあるが、
成城石井さんが扱っていたので超久々に買ってきて、ここぞとばかり友人から貰ったお造りの器に盛り付けてみた。
もともとワシの好物はイカであり、昭和の時代には
剣先イカのゲソが大好きで、続いて耳と言われるエンペラ部分から、内臓である肝・白子・卵巣など、エラ部分を除いて全部が好きだった。そう言えば、ケンサキもスルメの代名詞になっていたくらいだ。今では
アオリイカがこの上なく好みと変化している。
イカの足は8本で、それとは別に2本の生殖器があって、この生殖器が大好きなのだが、世話になった樺太産まれの寿司屋の大将に「味がよう判ってんのに生殖器が好きってゲテモノだよ」と言われてショックだった。しかし学名が人間の食べものからの引用とは
「スルメイカ」ほど不幸な生物もいないと同情する。
‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥
ご訪問して頂きありがとうです。
どなたさまもお気軽にコメント戴けると嬉しいです。
酔っ払いが「iPhone15 Pro」と「CANONカメラ」で撮影。
日本ブログ村「こだわり料理部門」に参戦しております。
バナーをクリック🎵して頂くと感激です。
明日のブログ更新は午後15:00の予定です。
URLの不明な方はお邪魔する都合上お知らせください。