すばりずむな日々

日常の出来事を何でもピックアップ♪主にお菓子と映画かな?

☆肥満予防健康管理士Part.9☆

2012年10月31日 20時30分40秒 | 肥満予防健康管理士(完)
動脈硬化とは

動脈は心臓から全身へ酸素や栄養分を運ぶ血管なんだけど、
この動脈が様々な原因により内壁が硬く厚くなって内径が狭くなり、
血液の流れが悪くなってしまう状態を動脈硬化というんだって
動脈硬化が起きると先の細胞に十分な栄養がなくなり機能低下を起こしたり、
又血管が詰まってしまうと壊死・心疾患・脳卒中など重大な事態を起こすことに・・・

圧がかかって血管壁が硬くなると弾力性がなくなって内皮細胞が傷つきやすくなる
その他、タバコやストレス、ドロドロ血液なんかも内皮細胞が傷ついちゃうんだって
内皮細胞が傷ついちゃうと、LDLコレステロールが血管の中に入っちゃうらしい・・・
ちなみに、HDLコレステロールはLDLコレステロールが中に入るのを防いでくれるから、LDLとHDLのバランスが大事なんだってさ

で、中に入ったLDLを血液中の単球(白血球)が追いかけて、一緒に中に入っちゃうんだと、
すると、内膜の中でLDLコレステロールを食べて泡沫化する
単球(白血球)とLDLコレステロールが内膜でくっつかないようにするのが、
脂肪から分泌されるアディポサイトカインの1つ「アディポネクチン」なんだょ

傷ついた内皮細胞を治そうと血小板が、傷ついたヶ所のフタをするんだよね。
平滑筋細部も内側から修復しようと中膜から出てくるんだけど・・・途中で内膜に入り込んだ単球(白血球)につかまり、
LDLコレステロールみたいに泡沫化しちゃうアディポネクチンはこうなるのも抑制してくれるんだょ
LDLコレステロールや平滑筋細胞の泡沫細胞が破裂して、内膜内にコレステロールが蓄積されるし、
傷塞いでいた血小板がはがれ、血栓となり血液中に流れ、細い血管が詰まってしまり動脈硬化に

動脈硬化以外の肥満に伴いやすい病気の復習

糖尿病:Ⅰ型とⅡ型があって、Ⅰ型はインスリン依存型とも言われ、遺伝的にインスリンが少ないか、出ないことによる糖尿病
Ⅱ型はインスリン非依存型といわれ、日本人の糖尿病の95%以上を占め、生活習慣によって多く発症するから、生活習慣病の1つ。
インスリン抵抗性の増加によりインスリン分泌が盛んになり、日本人はインスリン分泌予備能が低いため、
すぐにその分泌能力が低下し、糖尿病になると考えられてるんだって
で、そのインスリン抵抗性の原因が、内臓脂肪の蓄積によるTNF-αのインスリン受容体の阻害作用によるものが大きい

高血圧:塩分過多とか、ストレスとか、様々な要因で血圧は上昇するんだけど・・・
肥満によって脂肪細胞が増えると、その分の血液を送るための血液量が増えて、血管内の圧力が高くなるし、
内臓脂肪の蓄積によるインスリン抵抗性による圧力も・・・

脂質異常症:血液中に腹案れる脂質が過剰、もしくは不足している状態を示すんだけど・・・
肥満による影響は過剰の方だよね

その他、心肥大、高尿酸血症・痛風、狭心症・心筋梗塞、脳卒中、脂肪肝、胆石、
逆流性食道炎、睡眠時無呼吸症候群、変形性関節症、腰痛、性ホルモンの異常などが挙げられる多いねぇ~

☆2012年小豆島旅行 1日目☆

2012年10月30日 20時16分10秒 | 小豆島旅行日誌(完)
去年も行ったんだけど、今年も小豆島に行ってきたょ

去年は、波が高ぃってことで、ヨットで行くのを取り止めて、フェリーで行ったんだけど、
今回はヨットで4時間かけて行ったよ


その代わり、朝が早くて死にそうだったけど…


天候には恵まれて、景色は最高だったょ


去年と同じとこに泊まったょ
宿泊地の前の桟橋にヨットを停泊
着いてからは、お昼を食べ、朝早かったからちょっとお昼寝してから、カヤックで遊んだょ


サンセットクルーズもあったょ


夜ご飯は、バーベキュー


参加メンバーの地元のお得意先さんが差し入れてくれた料理も振る舞われた
本人もステキなだけあって、お知り合いの方も気が利いててステキ


料理長が自ら釣ってくれたお魚と、参加メンバーが持ってきたかぼすのコラボ
どれも美味しかった

☆肥満予防健康管理士Part.8☆

2012年10月29日 20時20分20秒 | 肥満予防健康管理士(完)
さて、メタボリックシンドロームとは

脂質異常症や高血圧、二型糖尿病(一型は遺伝)などの生活習慣病は、動脈硬化性疾病の危険因子なんだけど、
今まではそれぞれが個別に別々に治療されて来た
でも、内臓脂肪の蓄積とともに、「血圧がちょっと高め」「血糖値がちょっと高め」「血中脂肪がちょっと高め」って、
複数のちょっとの危険因子が集積されると、動脈硬化性疾病の危険性がいっそう高くなることがわかったんだって
単独の治療では、インスリン抵抗性っていう根本的な治療をしているわけではないから、
最終的に動脈硬化性疾病を発症させちゃうんだよね・・・

血圧や血糖などの動脈硬化性疾病の危険因子は、それぞれは軽度でも複数重複すると危険度が増すため、
内臓脂肪の過剰な蓄積に焦点を当てた「メタボリックシンドローム」の判断基準が2005年4月につくられたんだょ
これの判断基準は、ウエスト径が男性≧85cm、女性≧90cmという内臓脂肪型肥満の判定基準と、
脂質、高血圧、空腹時血糖のうち異常なものが2項目以上ある人(1個だと予備軍)

内臓脂肪を構成する白色脂肪細胞は、大きく分けて2つの働きがあって、
1つは体内で余ったエネルギーの貯蔵庫、2つ目はアディポサイトカインという生理活性物質を分泌すること。
サイトカインは、きわめて微量で作用を発揮するから、過剰に産生されると病態形成に関与しちゃう・・・
このアディポサイトカインには善玉と悪玉がある

どういうのがあるかと言うと
【善玉】
  レプチン・・・皮下脂肪から多く分泌され(内臓脂肪の8倍)、食欲を低下させる。
         ヨーロッパではレプチン注射まであるんだって打って欲しい
  アディポネプチン・・・内臓脂肪が増えると分泌が減少しちゃう
             傷ついた血管壁の修復を行い、動脈硬化を改善し、TNF-αの分泌を抑制する。
【悪玉】
  TNF-α・・・本来ががん細胞など、体内の異物を攻撃するんだけど、内蔵脂肪が増えると、これ以上脂肪をつけないように分泌が増加し、
        遊離脂肪酸を攻撃し、インスリン受容体の作用を阻害し、インスリンの働きを弱める。
  PAI-1・・・血栓形成を誘因する。
  CRP・・・炎症反応を引き起こす
  ビスファチン・・・内臓脂肪の蓄積を促す。
  アンジオテンシノゲン・・・血圧を上昇させる。
  アンドロゲン(男性ホルモン)、エストロゲン(女性ホルモン)・・・性ホルモンのバランスが崩れ、性機能障害を引き起こす。

内臓脂肪の蓄積がどうして生活習慣病を引き起こすかと言うと・・・
食べ物を消化吸収されて血液中にブドウ糖が増えると、それを処理するためにすい臓からインスリンが分泌され、
肝臓や脂肪細胞での中性脂肪の合成を促進し、その分解を抑制するんだけど、
内臓脂肪が多いと、インスリン抵抗性(インスリンの作用が低下)から、血液中の糖がうまく処理できず高血糖となるんだって
よりインスリンが分泌され、高インスリン血症になり、いっそう脂肪の増加につながり、ますます太りやすい体勢が整ってしまう

高インスリン血症では、腎臓でいったんろ過されたナトリウムの再吸収を促進しナトリウムを貯蔵するよう作用し、
血液中のナトリウム脳がが高くなり、血液の濃度調節のために水分が増え、
血液量が増え、血管壁にかかる圧力が大きくなり、さらに血管の平滑筋細胞の増殖作用も強くなるため血管壁が厚くなり、「高血圧」になる。
また、インスリンは血液中の中性脂肪を分解するホルモン感受性リパーゼの産生を阻害するため、血液中の中性脂肪が多くなる。
さらにインスリンは中性脂肪の合成を促進するから、高中性脂肪血症を引き起こしやすくなり、
やがて低HDLコレステロール血症にも繋がっちゃう
そして、生活習慣病の行き着く先は動脈硬化性疾病

☆肥満予防健康管理士Part.7☆

2012年10月27日 20時22分24秒 | 肥満予防健康管理士(完)
今回は肥満症の話

肥満とは、体脂肪率が正常以上に高いという身体状態を示すから、「肥満」=「病気」ではない
でも、肥満になると様々は病気を併発するリスクが高まるのは確か
体脂肪が蓄積しすぎると、身体に様々な負担がかかるんだよね
例えば、脂肪細胞の働きの1つとして、生理活性物質(サイトカイン)の分泌があるんだけど、
この生理活性物質のバランスが崩れることが原因で病気に繋がるんだって
太っている人は、標準体重の人と比べて、約5倍の高確率で糖尿病を合併しやすいし、
高血圧症は3.5倍、不妊症は3倍、心臓病は2倍、関節障害は1.5倍だってさぁ~
死亡率も、標準体重の人より高いんだと・・・

日本肥満学界では、肥満症という概念を導入し、
「肥満」の中から医学的な見地で減量治療の必要性を判断し、「肥満症」という疾病として捉える考え方なんだって
肥満症の条件としては、BMI≧25で判定した人の中で、肥満に起因した合併症が発生している人や内臓脂肪型肥満である人
「肥満」=「病気」ではないけれど、「肥満症」は病気なんだよねぇ~

さて、内臓型肥満という言葉が出たから、その説明
同じ肥満でも、体脂肪がとこに蓄積されるかによって、
お腹周りの上半身へ脂肪が蓄積される内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)と、下半身に蓄積される皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)の2つに分けられる
内臓脂肪型は男性に多く、皮下脂肪型が女性に多い。
なぜ皮下脂肪型が女性が多いかと言うと、女性は妊娠した時にお腹に赤ちゃんを育てるでしょ
だから、お腹のスペースを保つために、お腹以外のところに脂肪がつきやすいんだってホント人の身体って出来てる

でも、女性って更年期になると妊娠しないわけで・・・女性ホルモン(エストロゲン)も減るんだよね
この女性ホルモンは、脳の満腹中枢に働いて満腹のサインを促すんだよねだから、女性は男性より満腹感が得やすいんだけど・・・
この女性ホルモンが低下するから、食欲が増え、太りやすくなる
そして、それまで皮下脂肪として付いていた脂肪が、内臓脂肪に付きやすくなる

さて、ちょっと脱線しちゃったけど、
この内臓脂肪型肥満の場合は、内臓周囲の脂肪が直接肝臓に入って、代謝に影響を及ぼすから、生活習慣病を引き起こしやすいんだって
とくに、高血圧、脂質異常症、糖尿病を引き起こしやすく、上体肥満を合わせて、この4つが重なった病態を「死の四重奏」症候群って言うんだと
この症候群は、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの動脈硬化性の病気を引き起こす確率が30%以上上昇するんだと
四重奏に、「喫煙」が加わると、死の五重奏と言われ、更に心筋梗塞の危険性がUP

内臓脂肪型肥満かどうかの判別方法は、CTスキャンかメジャーでの測定
CTスキャンで内臓脂肪の面積が100平方cmを超えたらOUT
メジャーだと、ウエスト周囲径が男性≧85cm、女性≧90cmだとOUT
コレが、実はメタボリックシンドロームの診断基準にも組み込まれてるんだょね

というわけで、Part.8はメタボリックシンドロームの話だょ~

☆YOSA PARK☆

2012年10月24日 22時22分22秒 | 今日の日記
今月、まだUPしてないけど、小豆島旅行に行った
美味しぃもの食べ過ぎて、お腹はキツぃし、遊びすぎで身体がダルぃし
で、前から気になってた「YOSA PARK」に行ってきたょ
あちこちにあるみたいなんだけど、ウチが行ったのは地下鉄千日前線「桜川駅」近くにある「YOSA PARK」


会社の社長にもらったこの本にも載ってて、気になってたんだぁ~

最初に、ツバメの巣とか、コラーゲン入りの青汁ドリンクを飲むんだけど、
意外に飲みやすくてホッとした
その後、黒いウェアに着替えながら、体重測定
この黒いウェアラジウム鉱石が練りこんであるとかで、着るだけでめっちゃ暖かぃ

同じくラジウム鉱石が練りこんであるマットの上で、石を使ってマッサージをしてもうの
むくみが取れて面白ぃ
リンパの流れとか勉強したら、面白そうだなぁ~って思った


その後、怪しげなケープを着て、椅子に座ってスタンバイ
椅子の下でハーブを炊いて、その蒸気が吹き出し口から出てくるみたい
ケープで蒸気を逃がさないようにすると、めっちゃポカポカぁ~汗が吹き出てくる
手とか顔を出すとこはファスナーになってて、暑ぃ~って思ったらちょっと開けて調整できるんだけど・・・
開けると寒いし、閉めると暑いってカンジで調整が難しかったりした
水分補給で出してくれるビタミンC入りのジュースも酸味があって美味しかった

終わった後に、着替えながら体重測定して終了
めっちゃ身体がポカポカして汗かいてるから、講習で習ったみたぃに正確ではないんだろうなぁ~と思って、
家帰って落ち着いてから計りなおしたけど、体重と体脂肪率が減ってた
何より身体が温まるから、便通が良くなった


そして、お土産に貰えるコレが良い
炊いたハーブの残りと、炊いたときにでた液入浴剤として使える
2度美味しぃカンジがお得


☆肥満予防健康管理士Part.6☆

2012年10月24日 20時30分40秒 | 肥満予防健康管理士(完)
ちょっと難しい脂肪合成と分解の話

食物を消化吸収することにより、血液中にブドウ糖が増えるこれにより血糖値が上昇
この上昇を処理するためにブドウ糖の量に合わせてすい臓からインスリンというホルモンが分泌される
インスリンはブドウ糖を全身の組織に運んで、エネルギーとして活動させて血糖を下げようとするんだよね
この時に、ブドウ糖由来のグリセロールと、食物の脂肪に由来する遊離脂肪酸から、
肝臓や脂肪細胞で中性脂肪の合成を促進し、分解を制御するよう働く
だから、糖質や脂質を多く含んだ食品を取り過ぎると、中性脂肪が増えすぎることに・・・

例えば、食事制限してたとしても、血糖値の上昇が早い食べ物を食べちゃうと、
すい臓からインスリンが大量に分泌され、中性脂肪の合成を促進して、分解を制御しちゃうから、
体脂肪が蓄積されやすい環境が整ってしまう

とにかく重要なのは、インスリンの働き
1.血糖値を下げる
2.脂肪の合成を促進
3、脂肪の分解を制御
インスリンが大量に出ない食事が大事ってことだね

脂肪細胞にある脂肪は、ホルモン感受性リパーゼの働きによって分解され、脂肪酸を放出する
この脂肪酸は、血液を通して筋肉へ運ばれる
筋肉にも、赤筋繊維(遅筋繊維)と白筋繊維(早筋繊維)の2種類の筋繊維があるんだけど、
脂肪酸は、赤筋繊維が取り込んで、二酸化炭素と水にまで分解し、その過程で発生するエネルギーは赤筋繊維のエネルギー源として利用されるんだって
赤筋筋肉に取り込まれない脂肪酸は肝臓に運ばれ、再び中性脂肪に合成される・・・
肝臓で合成された中性脂肪は、低比重のリポたんぱく(VLDL)によって血液中に運ばれ
そして、血管壁に存在するリポたんぱくリパーゼ(LPL)という酵素に分解され、脂肪細胞に取り込まれ、再び脂肪細胞として蓄積される・・・

筋肉での、脂肪酸の分解は、ミトコンドリアの中で行われるんだけど、白筋繊維にはミトコンドリアがなく、代わりにグリコーゲンがたくさんある
だから、白筋繊維は、グリコーゲンをエネルギー源として利用するんだって
このグリコーゲンもあまり白筋繊維を使わないと脂肪に変わってしまう

ちなみに、赤筋繊維は遅筋繊維とも言われるように持久力に関係してるから、有酸素運動で使うんだよね
白筋繊維は、速筋繊維とも言われるように瞬発力に関係してるから、無酸素運動で使うんだと


☆肥満予防健康管理士Part.5☆

2012年10月21日 20時30分40秒 | 肥満予防健康管理士(完)
いよいよ気になる肥満細胞の話

脂肪細胞には、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があって、
一般に脂肪細胞と言われるのは白色脂肪細胞のこと
白色脂肪細胞は、約300億~600億個あると言われてて、全体の細胞が約60兆だから、約10%なんだょね。
脂肪率30%ってのがいかに多いかってのがわかるよね
この白色脂肪細胞は、全身のあらゆるところにあって、
下腹部・お尻・太もも・背中・上腕・内臓の回りに多いんだって

太ってる人の脂肪細胞は、その数が多いか、細胞自体が大きいか、その両方のケースがあるんだって
胎児期(妊娠後期)に60%、乳児期30%、思春期10%、その他の時期には数%増えるんだって。
で、その後、ほとんど減ることはないんだと…
成人してからの肥満(子供の頃は普通だった人)の場合は、脂肪細胞の数よりも、
そのサイズが大きくなることが多いらしぃ
だから、子供の頃太ってた人は、脂肪細胞が人より多いし、
その一つ一つが大きくなっちゃうってことだょね
ちなみに、白色脂肪細胞は大きくなるけど、褐色脂肪細胞は大きくならないんだって☆

さて、もう一つの褐色脂肪細胞は、体内で蓄積されたエネルギーを熱に替え、放出させる働きがあるんだって
首回り、脇の下、肩甲骨の周り、心臓、腎臓の周りの5箇所に存在するんだょ
寒いときに首周りや肩甲骨の周りを暖めろって言われる理由に納得体温測るのも脇の下だしねぇ~
赤ちゃんは自分で体温調節が難しいから、赤ちゃんの時とかはたくさん褐色脂肪細胞があるんだって
成長期に入ると自分で調整できるから、少しずつ減少するように出来てるんだって・・・
年を重ねるとともに身体に脂肪がつきやすくなるのは、この褐色脂肪細胞が減ってくることも要因の1つなんだってさぁ~

褐色脂肪細胞の働きが活発な人はエネルギーをたくさん消費し、活発でない人はエネルギー消費が少なめ
この褐色脂肪細胞の働きは、遺伝子によって操作されるんだと・・・
褐色脂肪細胞に関わる遺伝子(β3アドレナリン受容体やUCP-1等)に変異を持って生まれてくる人がいて、
特にβ3アドレナリン受容体異常の人は、1日のエネルギー消費が200kcalも減っちゃうんだって
ただ、この肥満遺伝子異常で太ってる人は全世界でも数人しか発見されていないらしぃよ
要するに、ほとんどの肥満者の原因が食事とか運動不足とかの環境なんだって
家族の健康を管理しているのはお母さんだから、お母さんが太ってる家庭の子供は60%が太ってるんだって
お母さんが痩せてるのに太ってる子供は買い食いが多いか、子供に甘くて自分は食べないけど子供にはって家庭なんだろうね

ちょっと話が飛んじゃうけど、自律神経っていう内臓とか血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経がある
で、この自律神経には、起きている時や緊張している時に働く交感神経と、寝てる時やリラックスしてる時に働く副交感神経があるのね

この交感神経が興奮すると、生理活性物質「ノルアドレナリン」の分泌を促すんだけど、
この「ノルアドレナリン」が脂肪細胞上にある「β3アドレナリン受容体」と結合し、細胞に情報を伝えるの
この情報によって、白色脂肪細胞では中性脂肪の分解を促進
これにより遊離脂肪酸が出来、その遊離脂肪酸と褐色脂肪細胞の中のUCP-1がくっつくことで熱に替えることが出来るんだって
確かに興奮すると熱くなるもんね

運動することによっても、この交感神経の働きは活発になるょ
この交感神経の働きが活発だと太りにくい体質になるんだけど、あまり身体を動かさない不活発な生活とか夜更かしを続けてると、
交感神経の働きが鈍って、本来消費されるべきエネルギーも減って、太りやすい体質になっちゃうんだって
こういう人たちを「モナリザ症候群」って言うらしぃよ
「Most Obesity kNown Are Low In Sympathetic Activity(大多数の肥満者は交感神経の働きが低下している)」の頭文字をとったもの・・・
なんじゃそら

☆肥満予防健康管理士Part.4☆

2012年10月20日 20時29分51秒 | 肥満予防健康管理士(完)
まだまだ先は長ぃ
今回は、摂取エネルギーと消費エネルギーの話

摂取エネルギーは、もちろん三大栄養素である炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質から得られる熱量
消費エネルギーは、基礎代謝(60~70%)、生活活動代謝(20~30%)、食事誘導性熱産生(10%)の3種類

摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが肥満予防の基本
要するに、消費エネルギーより、摂取エネルギーが上回ると、
余分なエネルギーが中性脂肪として蓄えられ肥満になっちゃうんだょね
逆に、摂取エネルギーより、消費エネルギーが上回ると、
足りないエネルギーを補うために、中性脂肪が分解・燃焼され、脂肪が減る

基礎代謝は何もしなくても、呼吸とか、心臓の動きとか、体温維持とか、
生命活動に使われるエネルギーのこと
消費エネルギーのかなりの割合を示すから、
基礎代謝を上げることが重要って言われるワケだょね~

理論上、基礎代謝は1つ年を取るごとに10kcal低下するんだって
コレは年齢と供に筋肉が衰えがちだから1つ年を取るごとに1%低下するんだって…
筋肉は、基礎代謝の60%近くを消費してるんだって
だから、最低限の運動をして筋肉量を維持できれば、基礎代謝の低下も食い止められるんだょ
筋肉は90歳ぐらぃまでは鍛えられるらしぃよ

ちなみに基礎代謝は、基準値✖体重(kg)でもとめられるょ
基準値ってのは、厚生労働省が年齢と体重をもとに算出した値
ネットで調べられると思うょ

☆肥満予防健康管理士Part.3☆

2012年10月19日 20時20分26秒 | 肥満予防健康管理士(完)
第3弾

人間の体ってホントすごぃよく考えられてるょ
振り返って見れば、人類の長い歴史のほとんどが飢餓の時代なんだょね
日本だけで見たら、豊かな時代って言ったら、戦後しばらくしてからでしょ?
それまでずぅ~っと飢餓の時代で、その時代を生き残って行くために、
エネルギー補給(食事)出来る時に補給して、余ったエネルギーを蓄えておく能力を身につけたんだょ
必要な時に蓄えたエネルギーを消費して、飢餓に耐えてたわけ
実際、遭難した時とか、少ない食料でも生き抜けてるでしょ?

しかもたんぱく質や炭化水素(糖質)が1g=4kcalのエネルギーに対し、
脂質は同じ1gで9kcalのエネルギーなるんだって
だから、資質で貯めた方がエネルギー効率が良ぃんだょ

さてさて、で
どうして肥満が増えたかというと、そんなに頑張って進化して飢餓に耐えてきたのに…
豊かになって狩りとかする必要がなくなったし、移動だって車とかがあるし、
何もしなくても生活出来ちゃう運動量が限りなく減ってるんだょ
なのに苦労なくご飯に有り付けるし、欧米食が入ってきて栄養価の高い食事に
食文化が変化してるんだょー
そりゃ太るでしょ

☆肥満予防健康管理士Part.2☆

2012年10月17日 20時24分26秒 | 肥満予防健康管理士(完)
肥満についてのお勉強第2弾
まだまだ続きますょヮラ

BMIって誰もが知ってる単語だと思うんだけど…
肥満を測定できる国際的な基準で、BMI指数は体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で求められます
WHOでは、BMI25~30を肥満前段階とし、30以上を肥満と設定してる
欧米の成人の20~30%が、BMI30以上なんだって
それに対して、日本人でBMI30以上は、2~3%なんだってさ

でも、欧米人よりも肥満への抵抗力が低いから、
日本人はBMI25以上で肥満による影響を受けちゃうってのもあって、
日本肥満協会が、日本独自にBMI25以上を肥満と設定してるんだってさ
若干ウチ焦って、自分の計算してみたらセーフだったヮラ

この日本人は肥満への抵抗力が低いっていうのは食文化の違いなんだよね。
欧米は古くから肉食文化ってこともあって、長い年月の中で膵臓が大きくなるよう進化したんだって
それに比べて日本人は穀物文化だから、膵臓が小さぃ
このことが影響してるんだってさぁ~具体的にはまた今度ヮラ

国内外の多くの調査で、BMI22が最も病気にかかりにくいって結果が出てるんだって
だから、ダイエットする人は、そこを目標にするの良いみたぃ
まぁそうは言っても女性はもっと求めたぃよねせめてBMI19~20だってさ
今、女優さんとかもその辺に標準を合わせる傾向にあるらしぃよ

ただ、問題なのはBMIでは隠れ肥満かどうかが判断出来ないってことだょね
今、隠れ肥満が増えてるんだって
要するに、体重とかスタイルだけ気にして、誤ったダイエットをして、
体脂肪と一緒に筋肉とか骨とかまで減らしちゃって、
体重はダイエットで維持してるつもりが内臓脂肪が増えてるんだと…
外見的には肥満と関係ない人の約10%がこの隠れ肥満がなんだって
ダイエットする時は、体重や体脂肪率で一喜一憂するんじゃなく、
体脂肪量を考えてダイエットしなきゃいけないんだょ~

そうそうこのBMIってのは、フランスの成人兵隊10万人のデータを基にしてるんだって
だから、子供は対象外だし、年齢や性別等で成長度が異なるから、このBMIは使いえないんだと
その代わり、学校で年1回行われる健康診断を基に統計で標準体重を割り出して肥満度を確認するんだって
ちなみに、子供は、肥満度が+20%以上を「肥満」と測定するんだょ