すばりずむな日々

日常の出来事を何でもピックアップ♪主にお菓子と映画かな?

☆肥満予防健康管理士Part.16☆

2013年02月19日 20時26分28秒 | 肥満予防健康管理士(完)
さて、理想のダイエットとは

無意識の行動パターンが肥満を作っているから、原因の行動パターンを探ることが大事
この無意識の行動パターンを、意識的に新しい行動パターンに入れ替え、繰り返すことで、自分のものにする
これが1番のダイエットって、これが1番難しぃんだよね

よくある原因行動パターン
  ○油大好き型     ○甘党型     ○夜食型      ○間食型・だらだら食事型   
  ○不規則食事抜き型  ○早食い型    ○外食多過型    ○お酒大好き型   
  ○運動不足・苦手型  ○ストレス大食い・大酒型    ○残り物処理型 

ダイエットを始める際には、生活活動・食事日記を付けること
そこから太る原因を見つけたら、攻略できそうな項目を3~5個ほど書き出す
甘党の人が、「絶対に甘いものを食べない」とするのは、挫折しやすいし自己嫌悪に陥りやすいから、
「甘いものを控える」で十分
ゆっくり段階的に目標作成をして、徐々に意識を修正して生活習慣を変えることで、いずれ無意識の生活習慣に変わってく
  
後、一般的には、2週間に0.5~1kg程度の減量スピードが目安
だから、目標体重設定も現実的なレベルに設定することが大事

『食事が主で、運動が従』ってのがダイエットの大原則
運動で消費できるエネルギーは思ったより少ないから、消費エネルギーを増やすより、
基礎代謝の低下を防ぐことや筋肉量や骨などの維持を目的として運動療法を進めることが大事
運動が苦手な人は、エスカレーターやエレベーターを階段にするとか、1駅歩くとかでもOK
ベストなのは、ストレッチとか筋トレとかも無理ない程度に取り入れると、
筋肉の減少を防止し、充実した体作りに役立つんだって

ダイエットに停滞期はつきものなので、ダイエット計画には停滞期も組み込む
ダイエットを始めて体重が減ると、身体の飢餓に対する防御機能が働く
昔は、この防御機能が働かないと死んじゃうからね
この時、身体はこれ以上体重が減ったらやばいのか、大丈夫なのかを判断している時期だから、
この停滞期にもダイエットを続けることで、身体がその体重が標準だと思い込ませることで次のステージに進める
ここでダイエットを辞めちゃうと、やっぱ飢餓なんだと、逆に身体が脂肪合成を促進しちゃってリバウンド
停滞期が来てからが本当のダイエットなんだって

そんなわけで、肥満予防健康管理士の勉強はコレで終了

☆肥満予防健康管理士Part.15☆

2013年02月18日 20時20分45秒 | 肥満予防健康管理士(完)
気になる様々なダイエットの検証

短期的に体重が減るというもの
(サウナ、サウナスーツ、痩せるお茶、水断ちダイエットなど・・・)
数日のうちに体重が減るのは、体内の水分が減少するためで、度が過ぎると脱水症の危険がある。

単品、偏食、低エネルギー食ダイエット
(リンゴ、こんにゃく、パイナップル、バナナ、寒天、プロテイン、断食など・・・)
体脂肪だけではなく筋肉や骨まで減少して、痩せるというより、やつれて体調を損ねる危険がある。
カルシウム欠乏によって骨粗しょう症や、生理不順なども起こりうる。

部分的に痩せられるというもの
(低周波、もみ出し、ダイエットテープ、EMSベルト、腹筋体操、半身浴など・・・)
腹筋体操で部分的に筋肉を引き締めることはできるが、内臓脂肪を減らすことはできない。

美容効果と痩身効果を混在しているもの
(やせる石鹸、やせるクリーム、エステティック、マッサージなど・・・)
皮膚表面の美容効果や引き締め効果と、皮膚の下の脂肪組織が減る現象(痩身効果)とは別の問題。

やせる薬
(市販のやせ薬、ネット販売のやせ薬)
厚生労働省が認可した肥満症治療薬は第1類医薬品なので、医療機関以外では入手不可能。

健康食品、サプリメント
(プロテイン、食物繊維、ギムネマ、ガルシニア、カプサイシンなど・・・)
厚生労働省が許可した「保健機能食品」以外の健康食品の効果・効能は実証されておらず、しかも公的には確認されていない。

この講座を受講したメンバーの中には、エステティシャンとかも居て、
EMSベルトとか、低周波とか、マッサージとか否定されて反論してたけど・・・実際どうなんだろ??
ウチの友達はエステに通ってたけど、あんま変わんないって言ってたんだょね~
ウチも体験で何回か行ったことあるけど、その時は痩せても、数日経ったら戻ったんだょね~ヮラ
だから、やっぱり表面的に引き締められただけで、根本的じゃないんじゃないかなぁ~??


☆肥満予防健康管理士Part.14☆

2013年02月15日 20時24分25秒 | 肥満予防健康管理士(完)
最近ご無沙汰のこのテーマ
ぶっちゃけ無事テストに合格したからなんだけどね
このテーマをしっかり終わらせて、最期に合格証の写真をアップするぞぉ~

今回は運動療法のお話
ダイエットの基本は、食事が主で、運動が従
脂肪1kg減らすのに7200kcal消費する必要があるのに対して、フルマラソンを走って消費されるのが約2400kcal
走って体重が減るのは、実は体内の水分が減ってるのが原因で、翌日元に戻ってたりするんだょね
運動だけで痩せるのはいかに大変かってことがわかったょ

女性の場合、全体重の35%が筋肉で、30歳くらいから年に1%ぐらい減り始めるんだって
何もしないと70歳になると、3分の1は減っちゃうんだょ
エネルギー消費の内、基礎代謝が60~70%を占めるんだよね。
そして、その基礎代謝の内、筋肉のエネルギー消費が60%ぐらい・・・
要するに、1日の総エネルギー消費の40%が筋肉ってこと
その筋肉が年々減っちゃうと当然太りやすくなっちゃうってことなんだょね~
だから、運動は即痩せるためにするんじゃなくて、筋肉をつける&衰えないためにするサポートなんだょ

ちなみに、若い子に多いんだけど・・・運動せずに食事だけで痩せようとするのは実はめっちゃ危険
食事制限でダイエットすると、身体が飢餓反応を起こすから、
最もエネルギー消費の大きい筋肉を減らして身体を守ろうとしちゃうんだって
筋肉が減るから体重も確かに落ちるけど・・・
基礎代謝が下がっちゃうから、リバウンドしやすいし、太りやすい身体になっちゃう

そんなわけで、運動療法って行っても、過度な運動をする必要がないんだょ
運動療法の基本は、「安全で、効果的で、気楽に楽しめること」なんだって
時間帯としては、昼間や夕方がベストみたい
朝は、まだ身体が目覚めてないから、激しい運動や長時間の運動は避けたほうが良いんだって
だから、朝に行う運動は、ウォーキングとか軽いジョギングとか、1日の体調を整えることを狙いとした運動が望ましいんだってさ
昼間や夕方は交感神経系の活動が優位になり、エネルギー代謝、ホルモンの分泌、心肺機能が活発に働くから時間帯だからGOOD
夜は、就寝に向かって身体を徐々に休めるようにするのが良いから、激しい運動とかは避けた方が良いんだってさ
ちなみに、運動後1時間ほど経ってから、ぬるま湯のお風呂に入ったり、リラックスする時間をとることが、
身体が落ち着き快眠に繋がるんだって

運動の仕方としては、先に筋トレとか無酸素運動をしてから、ウォーキングやジョギングとか有酸素運動をするのが良いんだって
どっちかをするんじゃなくて、両方組み合わせるのがポイントみたぃだよ
でも、運動してすぐに筋肉がつくわけじゃないから注意して
運動の頻度や種類によるけど、運動を始めてから3ヶ月くらぃはかかるみたぃ

☆肥満予防健康管理士Part.13☆

2012年11月12日 20時15分00秒 | 肥満予防健康管理士(完)
理想的なダイエット食

献立の立て方
決められた1日の摂取エネルギーに基づき材料を選び調理法を考える・・・
毎回の献立の中に、必ず野菜料理を入れる
汁ものを取り入れることも大事汁ものの中には牛乳も入るょ
後、果物も食べた方が良いんだけど、出来るだけ朝か昼で摂ること

調理の工夫
・計量・・・調理の際には、計量する習慣をつける(特に油や調味料)
・味付け・・・おかずは薄味に濃い味付けは、ご飯の食べ過ぎに繋がっちゃう
       後、素材の味を活かした調理にすることで、ゆっくり味わって食べることに繋がるから、より満腹感が得られるんだって
・調理方法・・・同じ素材を使っても、「炒める」「揚げる」よりも、「ゆでる」「焼く」「蒸す」方がエネルギー量が少ない
        テフロン加工のフライパンを使うと、油量を減らすことが出来るょ

油を使わずから揚げが出来るっていう調理器欲しぃ
素材が持ってる油と空気で揚げるんだってぇ~国内販売はまだらしぃよ

盛り付けの工夫
食卓の外観を工夫して食事の充実感を演出することも、摂取エネルギーを減らすのに大いに有効
・盛り付けは1人分ずつに・・・大皿とかだと、自分の食べた量を把握しずらぃから、人につられて食べ過ぎちゃう
・茶碗は小ぶりに・・・ご飯の量を制限する場合は、大きい茶碗に1杯よりも、小さい茶碗に2杯の方が良ぃよねって話ヮラ
・皿数は多く・・・1皿にまとめるよりも、1品を1皿ずつに盛る方が食卓がにぎやかになるから、食べた感が出るんだって
         洗い物多くなるけどね
・見た目に楽しい彩りを・・・しそやパセリなど葉ものをあしらったり、レモンやユズを添えて、彩の美しさを工夫する
              1皿に盛る分量を少なくしたことのカモフラージュになるんだと・・・

食べ方の工夫
・まず汁もの、野菜から食べる・・・低エネルギーで必要な栄養素が摂れるものから始める
                 で、万一途中でお腹いっぱいになったら迷わず残す
・会話をしながら、ゆっくりと・・・早食いになると満腹感が得られにくいから、味わいながら食べるのが良いんだょ
・食事が済んだら食卓を片付ける・・・いつまでも食べ続けることのないようにけじめをつける
                  残り物はさっさと冷蔵庫にしまう
                  冷蔵庫は食べようと思ったら食べれちゃうから、冷凍庫がベストヮラ

空腹を感じたときの対処
間食はしないことが基本なんだけど・・・どうしても空腹になったときには温かい飲み物をゆっくり味わって飲む
                   お付き合いなどで間食が抑えられない場合は、脂肪分の少ない和菓子であれば、摂取エネルギーの節約になる
                   洋菓子は、脂肪分と糖分が一気に摂れちゃうから、即中性脂肪に繋がっちゃう
                   空腹は数分で波がさっていくから、気分転換に散歩をしたり、軽い運動をすると、間食予防に効果的らしぃよ

外食へのアドバイス
・1日1回に留める・・・外食はエネルギー量の把握や分量が調整しにくい
・単品より定食を・・・バランス良く食べる必要があるからね
・中身が不明なものは避ける・・・ハンバーグ・コロッケ・ギョーザ・メンチカツとかは、中身が不明
                どんな肉がどのくらい入ってるかわらない
                ちなみに、ミンチは油がかなり入ってるから、普段の食事でも避けた方が良いんだって
・朝食、夕食の関連を大切にする・・・外食は概ね野菜や卵、牛乳が摂りにくいから、朝食にこれらを組み入れるとか、
                  夕食で揚げものとかたくさん食べる時は、朝食・昼食を抑えるとか
                  その日もしくは次の日で調整して

なかなか全部を取り入れるのは難しぃね~
まぁ、出来る範囲で普段の食事にも取り入れていこぅっと

☆肥満予防健康管理士Part.12☆

2012年11月08日 22時20分20秒 | 肥満予防健康管理士(完)
今回のテーマは、健康づくりのための基本的な食生活とは何か!?

1.主食、主菜、副菜を揃える
  主食は、米、パン、麺類などの穀物で、主に糖質性のエネルギー源に
  主菜は、魚・肉・卵・大豆製品などを使って、主として良質なたんぱく質と脂肪の供給源に
  副菜は、野菜などを使って、ビタミンやミネラルなどの栄養素を補う重要な役割を

2.多様な食品で栄養バランスを
  1日30品以上を目標に、6つの基礎食品群をもれなく組み合わせて食べる
  ってか、コレ難しぃよね
  
  1類(魚、肉、卵、大豆):骨や筋肉などをつくり、エネルギー源として働く
  2類(牛乳・乳製品):1類と同じように、骨や肉、歯などをつくり、身体の各機能を調節する働きがある。
             カルシウムの供給源
  3類(緑黄色野菜):皮膚の再生や粘膜の保護、からだの各機能を調節する働きがある。
  4類(その他の野菜、果物):身体の各機能を調節する働きがある。
  5類(米・パン・めん・いも):身体の各機能を調節し、身体活動における重要なエネルギー源となる。
  6類(油脂類):身体活動のエネルギー源となる。安静時では主に脂肪が代謝される。
          体温保持や人間の正常な生理的機能を維持するために必要不可欠だが、過剰摂取は肥満を誘発

  いも類に含まれる糖質は複合糖質だから、血糖値がゆっくり上がるから、
  パンとか麺類を食べるよりは、いもの方が良いかも

  日本の成人一人あたりの平均の栄養配分は、たんぱく質15%、脂肪25%、炭水化物(糖質)60%だって
  肥満症の人は、たんぱく質を多めにする代わりに、脂肪を少なめに抑えるんだょ

2.日常の生活活動にみあったエネルギーを摂取する
  「腹八分目」って言われるように食べすぎは禁物
  「腹八分目」にすることで、長寿遺伝子が出来るんだってさ
  現在の欧米食だと、「腹八分目」じゃなくて、「腹六分目」が妥当みたぃ

3.脂肪は量と質を考える
  脂肪は、体温保持とか人間の正常な生理機能を維持するために必要不可欠だから、やっぱり摂らなきゃダメなんだょね
  だから、通常の人は、1日の摂取エネルギーの20~25%は摂った方が良いんだって
  もちろん肥満の人は15%ぐらいに抑えた方が良いんだけどね
  で、動物性よりも、植物性の油の方が良い
  動物性(魚は除く)は、飽和脂肪酸とコレステロールを多く含んでるから、過剰に摂取すると動脈硬化を促す原因になっちゃう
  植物性の油や、魚の脂肪は、多価不飽和脂肪酸を多く含んでるから、動脈硬化を抑制する効果があるんだって
  レバーに含まれるアラキドン酸は、体内で合成できないから、意識して摂った方が良いらしぃレバーってやっぱスゴぃんだ

  後、トランス脂肪酸も過剰に摂取すると、血液中のLDLコレステロール濃度が増加し、一方HDLコレステロール能動は減少するから、
  冠動脈性心疾患の発症リスクが高まるらしぃ
  このトランス脂肪酸は、油脂の加工過程で生じるから、マーガリンやショートニングなどの油脂や、それらを使用した食品、
  加工油脂で揚げたフライなんかに含まれるんだとぉ~
  ちなみに、『トランス脂肪酸の摂取量は、総エネルギー摂取量の1%未満にすべき』って国際機関で公表してて、表示義務とかあるんだょ
  でも、日本は0.3%ぐらいなんだって
  だから、日本ではトランス脂肪酸の表示を義務化してないんだってさぁ~

4.食塩の摂りすぎに注意
  和食はとってもヘルシーなんんだけど、漬物とか味噌汁とか、塩分については摂りすぎちゃう傾向にあるから
  気をつけた方が良いんだって摂りすぎると、高血圧や脳卒中などを起こす危険性が高くなる
  食塩は1日、男性9.0g、女性は7.5g以下が目標

上述したのは健康づくりのための食事だから、Part13は、理想的なダイエット食だょ基本は一緒だけどねぇ~

☆肥満予防健康管理士Part.11☆

2012年11月04日 20時30分40秒 | 肥満予防健康管理士(完)
食事療法のために知っておきたい五大栄養素の話

五大栄養素は、たんぱく質、炭水化物(糖質)、脂質、ビタミン、ミネラル
これに食物繊維を足して六大栄養素とも言う

たんぱく質:内臓器官や筋肉など、身体の活性組織をつくっている大事な栄養素
ホルモン感受性リパーゼなど酵素の働きを助ける役割もあるから、たんぱく質抜きダイエットは絶対ダメ
標準体重(kg)×1.0~1.2=たんぱく質の1日あたりの摂取必要量(g)約4kcal/gかな。
ちなみに、たんぱく質だけじゃなく、ビタミンやミネラルもないと、きちんと働かないんだってぇ~

炭水化物(糖質):糖質を摂りすぎると、余分な糖質は中性脂肪に変わりやすく、
体内に貯蓄され、肥満の原因となる。
減量に当たっては、糖質を減らす必要がある
ちなみに、糖質は糖質として体内に蓄積されないから、まず糖質がエネルギーとして使われる
だから、チョコレートとか運動する前に食べると良いんだょね
でも、果物とか糖質を多く含むものを夜食べると、消費されずにそのまま残るよね
糖質が余ると、糖質を脂肪に替えて蓄積されるだから、果物は朝食べた方が良いんだょ
後、ケーキとかお菓子を制限してるから、せめてソフトドリンクをってのも、
ソフトドリンクにたくさん糖質が入ってるから一緒だったりするんだょね

脂質:エネルギー量が多いから、制限が必要になるょね
でも、ビタミンA、D、E、Kは、脂溶性ビタミンだから、脂質と一緒に吸収されるんだよ
だから、脂質の極端な制限は、これらの吸収を妨げちゃう
脂肪酸には、常温で固まる飽和脂肪酸と、常温で固まらない不飽和脂肪酸があるんだけど、
脂質を摂取するならこの不飽和脂肪酸を摂るようにすると良いんだって
不飽和脂肪酸にはオリーブ油とか菜種油とか植物性脂肪の一価(オレイン酸)と、
魚介類に多く含まれるリノール酸、リノレン酸、アラキドン酸などの多価がある。
脂質を摂るなら、動物性脂肪ではなく、植物性脂肪から摂るようにするのが良い
大豆製品とか、魚介類にはDHA(ドコサヘキサエン3)や、EPA(エイコサペンタエン酸)などの
多価不飽和脂肪酸を多く含んでるから良いんだって
因みに、煮魚や焼き魚ではなく、生がやっぱり良いらしぃよ

ビタミン:体内における円滑な有機酸(たんぱく質、脂質、糖質)の代謝、
および正常な生理機能の維持に欠かせない栄養素。
体内で合成が出来ないから、食事で摂取するしかないんだょ
ただ、サプリメントには注意必要量を補って
ビタミンCなど水溶性ビタミンは、過剰に摂取しても尿中に排泄されるから問題ないけど、
脂溶性ビタミンは、サプリメントとかで過剰摂取すると、過剰症を引き起こしたり、死亡率が高くなるんだって

ミネラル:骨や歯を構成しているからめっちゃ大事コレもきちんと摂取して

食物繊維:肥満症の人は便秘症が多い
だから、食物繊維は意識して摂取することによって、便通を整えることが必要
食物繊維はコレステロールや血糖値を安定にさせるなどの生理作用もあるんだょ
不溶性食物繊維は牛蒡とかに多く、水溶性食物繊維は昆布(アルギン酸)やコンニャク(グルコマンナン)、果物(ペプチン)に多いんだって
果物は糖質を摂りすぎちゃうけど、食物繊維の摂取としては大事だから、食べる時間を注意ってことだよね

☆肥満予防健康管理士Part.10☆

2012年11月02日 20時40分30秒 | 肥満予防健康管理士(完)
さて、いよいよ気になる肥満治療やダイエットの話

肥満を作っている原因、生活習慣が、それぞれ違っているから、当然ダイエットもオーダーメイドなんだょね
ダイエットに王道はないんだと
理想的な減量はやっぱり3ヶ月~6ヶ月かけて長期計画で進めること。(この期間は何kg減量するかにも依るけど・・・)
短期間に集中して行う極端なダイエットはリバウンドを招き、ウエイトサイクリングを引き起こしやすくなっちゃう
後、短期のダイエットで起こしやすい症状と言えば、疲れやすいとか、体調を崩しやすいとか、
筋肉の減少により関節痛や腰痛を引き起こしたり、カルシウム不足で骨粗しょう症になったり・・・
単に体重を減らすんじゃなく、体脂肪量を減らすことを意識しないと、筋肉とか骨を減らして満足しちゃうってことだょね
食事だけ、あるいは運動だけの減量ではなく、「食事が主 運動を従」と考えるのが理想的なダイエット

ダイエットの基本は、食事日記
例えば、間食をしてなかったり、そんなに食べてなくても、高脂質のものを摂ってたら太るわけだよね
そういう今まで見過ごしてたことを気付かせてくれるのが食事日記。
主食がご飯じゃなく、パンの人とかも多いんだけど、これも肥満の原因になるし
今までにも書いたけど、食事をすると血液中のブドウ糖が増え、血糖値が上がるから、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されるでしょ
このインスリンが中性脂肪の合成を促進し、分解を抑制するわけだから、
血糖値が上昇しやすい食べ物は、肥満の原因となりうるんだょね

GI値って指数があって、指数が高い食品ほど糖質が吸収されやすく、血糖の上昇が早いことを示す
このGI値の低い食品は、血糖値はゆるやかに上昇するから、インスリンは少量ずつ分泌される
だから、血中のブドウ糖は、細胞に蓄積することなく燃焼されるんだって
ちなみに、日本食はこのGI値が低い食品が多く、全世界が認める理想的なダイエット食ヮラ
ただ、白米はGI値がやや高めだから、ダイエットする人は玄米に替えた方が良いみたぃ
パンとか小麦粉由来のものとか、甘みの強い果物は高い傾向にあるかなぁ~

さて、食事療法の基本的な方法が主に3つ
1.減食療法
   1日の摂取エネルギー量を女性は1200kcal、男性は1500kcal程度まで抑える療法。
   要するに基礎代謝に必要な摂取エネルギーだけを摂るんだょね

2.低エネルギー食療法
   減食療法より少し厳しくエネルギーを制限する療法なんだけど、食事内容によって2つの種類がある。
   ①通常食低エネルギー食療法:一般的なバランス食によるもの。
   ②特殊食低エネルギー食療法:高脂肪食低エネルギー療法や、高たんぱく質食低エネルギー療法とか、
    エネルギーは制限して特殊な栄養素を多く摂るもの。
    例えば、炭水化物を抜いて、たんぱく質を摂るとか・・・
   ただ、2つの減量効果には差がないから、五大栄養素の所要量を充たした食事内容による低エネルギー食療法が一般的
3.超低エネルギー食療法
   これは重症肥満者を対象として、摂取エネルギーを基礎代謝以下に抑えた半飢餓療法
   からだに与える影響が強く、栄養バランスも失われやすいから、医師とか管理栄養士の管理の下で注意深く実施しなければいけない
   なのに、過激なダイエットをする人は、コレを個人でやっちゃうから、隠れ肥満になったり、拒食症や過食症になったりするんだょ


☆肥満予防健康管理士Part.9☆

2012年10月31日 20時30分40秒 | 肥満予防健康管理士(完)
動脈硬化とは

動脈は心臓から全身へ酸素や栄養分を運ぶ血管なんだけど、
この動脈が様々な原因により内壁が硬く厚くなって内径が狭くなり、
血液の流れが悪くなってしまう状態を動脈硬化というんだって
動脈硬化が起きると先の細胞に十分な栄養がなくなり機能低下を起こしたり、
又血管が詰まってしまうと壊死・心疾患・脳卒中など重大な事態を起こすことに・・・

圧がかかって血管壁が硬くなると弾力性がなくなって内皮細胞が傷つきやすくなる
その他、タバコやストレス、ドロドロ血液なんかも内皮細胞が傷ついちゃうんだって
内皮細胞が傷ついちゃうと、LDLコレステロールが血管の中に入っちゃうらしい・・・
ちなみに、HDLコレステロールはLDLコレステロールが中に入るのを防いでくれるから、LDLとHDLのバランスが大事なんだってさ

で、中に入ったLDLを血液中の単球(白血球)が追いかけて、一緒に中に入っちゃうんだと、
すると、内膜の中でLDLコレステロールを食べて泡沫化する
単球(白血球)とLDLコレステロールが内膜でくっつかないようにするのが、
脂肪から分泌されるアディポサイトカインの1つ「アディポネクチン」なんだょ

傷ついた内皮細胞を治そうと血小板が、傷ついたヶ所のフタをするんだよね。
平滑筋細部も内側から修復しようと中膜から出てくるんだけど・・・途中で内膜に入り込んだ単球(白血球)につかまり、
LDLコレステロールみたいに泡沫化しちゃうアディポネクチンはこうなるのも抑制してくれるんだょ
LDLコレステロールや平滑筋細胞の泡沫細胞が破裂して、内膜内にコレステロールが蓄積されるし、
傷塞いでいた血小板がはがれ、血栓となり血液中に流れ、細い血管が詰まってしまり動脈硬化に

動脈硬化以外の肥満に伴いやすい病気の復習

糖尿病:Ⅰ型とⅡ型があって、Ⅰ型はインスリン依存型とも言われ、遺伝的にインスリンが少ないか、出ないことによる糖尿病
Ⅱ型はインスリン非依存型といわれ、日本人の糖尿病の95%以上を占め、生活習慣によって多く発症するから、生活習慣病の1つ。
インスリン抵抗性の増加によりインスリン分泌が盛んになり、日本人はインスリン分泌予備能が低いため、
すぐにその分泌能力が低下し、糖尿病になると考えられてるんだって
で、そのインスリン抵抗性の原因が、内臓脂肪の蓄積によるTNF-αのインスリン受容体の阻害作用によるものが大きい

高血圧:塩分過多とか、ストレスとか、様々な要因で血圧は上昇するんだけど・・・
肥満によって脂肪細胞が増えると、その分の血液を送るための血液量が増えて、血管内の圧力が高くなるし、
内臓脂肪の蓄積によるインスリン抵抗性による圧力も・・・

脂質異常症:血液中に腹案れる脂質が過剰、もしくは不足している状態を示すんだけど・・・
肥満による影響は過剰の方だよね

その他、心肥大、高尿酸血症・痛風、狭心症・心筋梗塞、脳卒中、脂肪肝、胆石、
逆流性食道炎、睡眠時無呼吸症候群、変形性関節症、腰痛、性ホルモンの異常などが挙げられる多いねぇ~

☆肥満予防健康管理士Part.8☆

2012年10月29日 20時20分20秒 | 肥満予防健康管理士(完)
さて、メタボリックシンドロームとは

脂質異常症や高血圧、二型糖尿病(一型は遺伝)などの生活習慣病は、動脈硬化性疾病の危険因子なんだけど、
今まではそれぞれが個別に別々に治療されて来た
でも、内臓脂肪の蓄積とともに、「血圧がちょっと高め」「血糖値がちょっと高め」「血中脂肪がちょっと高め」って、
複数のちょっとの危険因子が集積されると、動脈硬化性疾病の危険性がいっそう高くなることがわかったんだって
単独の治療では、インスリン抵抗性っていう根本的な治療をしているわけではないから、
最終的に動脈硬化性疾病を発症させちゃうんだよね・・・

血圧や血糖などの動脈硬化性疾病の危険因子は、それぞれは軽度でも複数重複すると危険度が増すため、
内臓脂肪の過剰な蓄積に焦点を当てた「メタボリックシンドローム」の判断基準が2005年4月につくられたんだょ
これの判断基準は、ウエスト径が男性≧85cm、女性≧90cmという内臓脂肪型肥満の判定基準と、
脂質、高血圧、空腹時血糖のうち異常なものが2項目以上ある人(1個だと予備軍)

内臓脂肪を構成する白色脂肪細胞は、大きく分けて2つの働きがあって、
1つは体内で余ったエネルギーの貯蔵庫、2つ目はアディポサイトカインという生理活性物質を分泌すること。
サイトカインは、きわめて微量で作用を発揮するから、過剰に産生されると病態形成に関与しちゃう・・・
このアディポサイトカインには善玉と悪玉がある

どういうのがあるかと言うと
【善玉】
  レプチン・・・皮下脂肪から多く分泌され(内臓脂肪の8倍)、食欲を低下させる。
         ヨーロッパではレプチン注射まであるんだって打って欲しい
  アディポネプチン・・・内臓脂肪が増えると分泌が減少しちゃう
             傷ついた血管壁の修復を行い、動脈硬化を改善し、TNF-αの分泌を抑制する。
【悪玉】
  TNF-α・・・本来ががん細胞など、体内の異物を攻撃するんだけど、内蔵脂肪が増えると、これ以上脂肪をつけないように分泌が増加し、
        遊離脂肪酸を攻撃し、インスリン受容体の作用を阻害し、インスリンの働きを弱める。
  PAI-1・・・血栓形成を誘因する。
  CRP・・・炎症反応を引き起こす
  ビスファチン・・・内臓脂肪の蓄積を促す。
  アンジオテンシノゲン・・・血圧を上昇させる。
  アンドロゲン(男性ホルモン)、エストロゲン(女性ホルモン)・・・性ホルモンのバランスが崩れ、性機能障害を引き起こす。

内臓脂肪の蓄積がどうして生活習慣病を引き起こすかと言うと・・・
食べ物を消化吸収されて血液中にブドウ糖が増えると、それを処理するためにすい臓からインスリンが分泌され、
肝臓や脂肪細胞での中性脂肪の合成を促進し、その分解を抑制するんだけど、
内臓脂肪が多いと、インスリン抵抗性(インスリンの作用が低下)から、血液中の糖がうまく処理できず高血糖となるんだって
よりインスリンが分泌され、高インスリン血症になり、いっそう脂肪の増加につながり、ますます太りやすい体勢が整ってしまう

高インスリン血症では、腎臓でいったんろ過されたナトリウムの再吸収を促進しナトリウムを貯蔵するよう作用し、
血液中のナトリウム脳がが高くなり、血液の濃度調節のために水分が増え、
血液量が増え、血管壁にかかる圧力が大きくなり、さらに血管の平滑筋細胞の増殖作用も強くなるため血管壁が厚くなり、「高血圧」になる。
また、インスリンは血液中の中性脂肪を分解するホルモン感受性リパーゼの産生を阻害するため、血液中の中性脂肪が多くなる。
さらにインスリンは中性脂肪の合成を促進するから、高中性脂肪血症を引き起こしやすくなり、
やがて低HDLコレステロール血症にも繋がっちゃう
そして、生活習慣病の行き着く先は動脈硬化性疾病