犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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外道の書道

2016年10月30日 | 書の道は
近所の幼なじみ四人組のうち、「道」の付くお稽古事をやっていないのは、
私だけだと、いつの日だったか気付いて
それを母に言ったら、
あんたは「道楽」だ、と言われた。

へいへい、まっつぐに親の言葉を守って生きていきますぜ。

幼なじみ陣は、茶道、華道、書道、剣道。
日本の芸事に武道はどうして「道」になっちまうのだろうね。
作法や型がうるさそうで、どうも敬遠してしまう。
道に外れたことをすると、破門だとかなんとか言い出しそうだ。

美なんて、オマケの潤いの部分なんだから、
酒でも飲みながら楽しんだっていいのに。
てなことを友人Aが言う。
お茶だとそういうのあるんじゃない?
でも懐石の酒なんて、舐める程度か。

宋の三大書家のうち二人、
蘇軾(そしょく)のおうちに米芾(べいふつ)が遊びに行って、
酒を酌み交わしながら興の乗るままに書きまくって夜を明かした、
なんて話がある。
楽しかろうなあ。

筆を持ち始めて2週間で早々に、憧れていた隷書に突入した。
書いているうちに、日常身の周りにも隷書が生きていることに気付いた。
お札の額面なんか代表的なものだ。

ふと、飲んでいる酒のラベルを見ると、これも隷書だ。

格好のお手本となる。

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