その日、私は味噌ラーメンが食べたかった。
味噌ラーメンが食べたい。
という欲求は非常に明確であり、
これはもう味噌ラーメンを食べることによってしか満たされないのだ。
ラーメン屋に入って、味噌ラーメンを注文した。
厨房のオッチャンが、私の注文を復唱した。
確かに味噌ラーメンと復唱したように聞こえた。
出てきたのは、「味噌オロチョン」というちょっと辛いラーメンだった。
北海道ラーメンのその店ならではのメニューである。
それに、ちょいと唐辛子を利かしたラーメンを、私は好きだ。
だけどだけど、
その日は味噌ラーメンが食べたかったのだ。
味噌ラーメンを食べること以外では満たされない欲求を抱えていたのだ。
それは、味噌オロチョンですら代わりにはなれないのだ。
※
よく行くカレーやさんは、盛りの多さが3段階ある。
普通盛り
中盛り
大盛り
普通盛りを頼むと、
「並盛りですね」と確認される。
だったらもう、メニューに並盛りって書こうよ。
普通盛りって言って中盛りが出てきたことが確かに以前ある。
そん時は「ラッキー」って思って黙って食べちゃったが。
※
「ふ」なんて音は、東京の発音だと無声音なので、聞こえなくなりがちだ。
ついでに「か行」も無声音だ。
鍼灸学校の学生時代、ある先生の発音が特に聞こえにくかった。
「交感神経」と言っているのか「副交感神経」と言っているのか、
判別が付かなかった。
対立的な働きをする2つの神経の機能を解説する
その授業は意味不明となった。
※
ふたたびラーメン屋である。
食券を買った。
食券にくっきり「正油ラーメン」て印字されている。
これなら間違い無い!
食券をホールのオバチャンに手渡す。
オバチャンが「正油ラーメン一丁!」と言う。
数分後、厨房のオッチャンが出して来てくれたのは、
「はい、おまちどおさま、塩ラーメン」
だからーー。
私の醤油ラーメン欲求は高まるばかりである。
再来軒という店名の意味がわかった気がした。
※
まあ、この店に「小ラーメン」なんてメニューが無かっただけ
幸いかもしれない。
味噌ラーメンが食べたい。
という欲求は非常に明確であり、
これはもう味噌ラーメンを食べることによってしか満たされないのだ。
ラーメン屋に入って、味噌ラーメンを注文した。
厨房のオッチャンが、私の注文を復唱した。
確かに味噌ラーメンと復唱したように聞こえた。
出てきたのは、「味噌オロチョン」というちょっと辛いラーメンだった。
北海道ラーメンのその店ならではのメニューである。
それに、ちょいと唐辛子を利かしたラーメンを、私は好きだ。
だけどだけど、
その日は味噌ラーメンが食べたかったのだ。
味噌ラーメンを食べること以外では満たされない欲求を抱えていたのだ。
それは、味噌オロチョンですら代わりにはなれないのだ。
※
よく行くカレーやさんは、盛りの多さが3段階ある。
普通盛り
中盛り
大盛り
普通盛りを頼むと、
「並盛りですね」と確認される。
だったらもう、メニューに並盛りって書こうよ。
普通盛りって言って中盛りが出てきたことが確かに以前ある。
そん時は「ラッキー」って思って黙って食べちゃったが。
※
「ふ」なんて音は、東京の発音だと無声音なので、聞こえなくなりがちだ。
ついでに「か行」も無声音だ。
鍼灸学校の学生時代、ある先生の発音が特に聞こえにくかった。
「交感神経」と言っているのか「副交感神経」と言っているのか、
判別が付かなかった。
対立的な働きをする2つの神経の機能を解説する
その授業は意味不明となった。
※
ふたたびラーメン屋である。
食券を買った。
食券にくっきり「正油ラーメン」て印字されている。
これなら間違い無い!
食券をホールのオバチャンに手渡す。
オバチャンが「正油ラーメン一丁!」と言う。
数分後、厨房のオッチャンが出して来てくれたのは、
「はい、おまちどおさま、塩ラーメン」
だからーー。
私の醤油ラーメン欲求は高まるばかりである。
再来軒という店名の意味がわかった気がした。
※
まあ、この店に「小ラーメン」なんてメニューが無かっただけ
幸いかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます