犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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ハゼの枝を切り落とす

2023年02月18日 | うつろい

先日、庭に9メートル聳え立っていたチャンチンの木を伐った。

その後、知人の調べで、
若芽は香り高く、チャンチンジャンという調味料のようなものになること、
材は若芽の赤を内包し、良い材になることを知った。

そこで早速、伐った幹を縦に切って、板に作ってみることにした。
ゆっくり乾かしているところだ。



赤い材ができたなら、今度は黄色だ。
以前、庭のハゼの木を伐った。
芯の部分が鮮やかな黄色である。

我が庭のハゼは、地上1メートルくらいのところで二股に分かれている。
以前伐ったのは片方の幹であり、もう一本が残っている。

高く伸びて大きく枝を張っている。
これが、庭を暗くしてしまっているので、切ろうと考えていたのだ。

ハゼの実は白く脂肪分に覆われており、
冬は鳥たちの良い餌になる。

こないだもムクドリの群れがやって来ていた。
ムクドリは日頃、地面を歩いて虫やらなにやらをつついてばかりいるが、
それも絶えたのか、高い木の枝に集まっていた。

その実も、先日の強風続きですっかり落ちた。
さあ、伐ろう。



2年前だったかに、4メートルあまりから上に張っていた枝は切った。
その高さに大きく張った枝が3方向に残っている。
まず、これを鋸で切った。

東に伸びた枝を切り落とす時に、動画を撮影したよ。


樹上4メートルくらいの所の股に腰掛けて、
右腕で幹を抱えるようにして手にカメラを持ち、
左手で鋸を挽いている。

枝の上面の樹皮が裂けている。
傷んだ部分は枯れて硬くなっている。
不器用な左手で、硬い枝を切るのは難航する。

それでも、下側半分は木質がそこまで硬くはなく、切り進む。
小さく「メキ」と聞こえたら、もうすぐだ。
切り口がかすかに広がる。
枝自体の重さで割れ始めているのだ。

その時点で、カメラを構えた。
そして、残りを挽く。

あとは折れる、という時に、挽くのをやめる。
枝の落ちるのを見届ける。

https://youtu.be/UPTcp7tF3R8

アルミ製の梯子にぶつかる音が聞こえる。
今回は、梯子をしっかり幹に結わえ付けてあるので、
大枝がぶつかっても倒れたりしないから安心だ。



幹を伐る時も、カメラをポケットに準備していた。

しかし、幹は枝なんかよりずっと太く、
ちょっと傾いていたことも有って、
「メキ」から先があっという間で、撮影できなかった。



チャンチンが材になる、ということを知って、板にしてみてから、
薪にして燃やしてしまう以外に、
庭木も材にできるかもしれない、という考えが芽生えた。

以前に伐った幹は、直径20cm足らずのうち、芯の10㎝くらいが黄色かった。
しかし。
今回はもっと太いので期待していたが、
伐って見てみたら黄色の部分はほんのちょっとだった。



こんなことが有るのか!

美しい材というのは貴重なのだと思い知った。
どういう条件だと芯の黄色い部分が大きくなるのだろう?
あらたな疑問が生じた。

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