犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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かぶれ山

2021年06月13日 | からだ
[あらあら] 庭仕事をしていて茶毒蛾の毛虫にかぶれたよ。

一夜明けて、冷静になってみると、
そう言えば痒み止めが家に有ることを思い出した。

一年前に特別養護老人ホームに入居した老母は、
夏場には汗のせい、冬場には乾燥のせいで
背中や胸などが痒くなりがちだった。
そのために皮膚科で処方してもらったステロイド剤が
冷蔵庫の中に有るんだった。

自分一人だと薬を使うことは滅多に無い。
家には薬は無い。薬箱には古いガーゼと絆創膏くらいしか無い。
だから、冷蔵庫の中に痒み止めをしまってあることなんて、
すっかり忘れていたのだ。

やれやれ。
今頃思い出してなんになる。



ウナ派とムヒ派がいる。
私はムヒ派である。
ウナは液体タイプというイメージが有る。
私は断然クリームタイプを好む。
単なる好みの話である。
日曜の夜に発泡酒を飲みながら書いている程度の
好みの話である。



学生の頃だから、もーう30年以上前のこと。
「ムヒは無比が由来なんだよ。
比べるものは無い、これ以上に効く薬は無い、って意味だよ。
知らなかったの?」
鼻持ちならない言い草をすることが魅力の同級生がいた。

痒み止めが必要になるたびに、あいつの声を思い出す。



6月13日、今日の東京調布は、気温はさほど上がらなかったが昨日よりずいぶん暑く感じた。
今日は27℃、昨日は28℃。
ただ、今日は風が弱かった。
昼過ぎなど、そよりともしなかった。

いけない。
風の無いのはいけない。
たちまちに体に熱がこもる。
体表の熱をさらって行ってもらえない。

いけない。
体に熱がこもるのはいけない。
なぜなら
私は今、毛虫にかぶれているからである。

暑いと痒みがぶり返す!



カーッとほてってくるとほぼ同時に
あちこちがチクチクと痒くなってくる。

掻けば気持ちいいが、その気持ち良さは搔いている間だけで、
手を止めるとただ痒みだけが残る。
いや痒みだけが残るのなら良いが、掻くと症状が拡がる。

拡がるだけでなく、おさまっていたはずの箇所に発疹が新たに出たりする。
罠だ。
罠だ罠だ。
痒みに相手をしてやってしまうと、その時だけは良いが、
結局のところ痒みは増える。
罠なのだ。

罠に加担するのが暑さだ。

暑さめ!!!

いや、暑さそのものが原因なのではない。
やっぱり

毛虫め!!!

毛虫が生まれるのも暑さが有るからか。

暑さめ!!!



最初に、首から腋がかぶれた。

今、首も腋も痒いが、新たに胴のあちこちがちらほらと痒い。
新たに痒い点は、薄赤く、腫れは輪郭が明瞭である。
痒い痒い痒い。
点々と発赤している。
痒い痒い痒い痒い。

片肌脱いで大見得を切りたい。

「やいやい!この桜吹雪が目に入らねえか!」と。
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