犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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たくましくなる犬

2021年06月14日 | 犬と暮らす
春から秋にかけて、飼い犬に薬を与える。
ノミやダニや蚊をよけるための薬だ。

食べられるタイプが与えやすい。
近年のものは特に犬にとって食欲をそそるように作ってあるようで、
薬を開封すると喜んで尻尾を振り足踏みをして待つ。

犬の体重によって、与える薬の量が異なる。
今かかっている獣医さんで扱っている薬の場合、サイズが5種類ある。



中型の雑種犬が好きだ。
小型犬はキャンキャン鳴きがちでせわしなく動くのが
どうも性に合わない。
大型犬は咄嗟に動いた時に自分の力で制しきることができない。

昨年、保護団体に犬を求めた際も、
体重12㎏くらいのところで探した。

前に飼った2匹のきょうだいは、11㎏弱と15㎏弱だった。
15㎏弱だった犬ジーロくんは晩年になって痩せて、11㎏を下回った。

11㎏弱だった犬カバサは、抱っこされるのが好きだった。
かわいがられること、自分の視点が高くなること、
どちらについても得意気であった。

一方、ジーロを抱こうとすると、嫌がってなんとか逃げようとしたものだ。
重いし嫌がるしで、あまり抱かなかった。
そういう犬に限って老衰して、抱く機会が増えた。

散歩に出かけたものの、帰りに疲れて立ち止まってしまうので、
何百メートルも抱いて帰ったことも有った。

そういうふうになることを考えると、
私が抱いてしばらく歩いても耐えられるくらいの体重の犬が良い。
そう思って、12㎏くらいの犬を求めた。



写真を見て好ましかったので、ウーゴに会った。
インターネット上の情報では体重13㎏となっていたが、
会ってみたら意外と大きい。
聞けば14.7㎏あるという。
話が違う。

でも、もう気に入ってしまった。
引き取った。



飼い始めてしばらくして、動物病院で体重を測ったら、
15㎏を超えていた。

4歳半。成犬である。
成長しているわけではない。
肥えているのか。



薬のサイズの境目が、ちょうど15㎏だった。
超えたので、大きいほうの薬を買うことになった。
数百円は違う。
それが8ヶ月分で、数千円。

15.03㎏とは。
ひょっとして首輪を外したら15㎏未満になるんじゃないか
などとケチケチ考えてしまう。



久しぶりに会った犬の友達に
「ウーゴくん精悍になった?」
そう?
なんだろう?
夏毛に抜け変わったから、ちょっと雰囲気が変わったのかもしれない。
冬はもうちょっとモコモコしていて、
夏毛になったらなんかスッキリしたし。



数週間前から、食い付きが悪い。
元気は有るので、あまり心配はしていない。
鳥なんかだと換毛期に食べなくなったりするらしいが。

そして思う。
ひょっとして、これで痩せて15㎏を下回っているんじゃないか。



動物病院で体重を測って、驚いた。
先生も驚いて、数字をよく見直している。
17㎏ある。

見た目に太った感じは無かったし、
触ってたるんだ感じも無い。
獣医さんも、「脂肪が付いたんではないですね。
逞しくなったんでしょう。
運動量が多いのかな?
フードが良いのかしら?」
えー。昼間は寝てばっかりですけどね。
フツーのドライフードしか与えてないし。

全体重が15程度のところに2増えるというのは
ずいぶんな割合だと思う。



あらためて、触ってみる。
ふとももの筋肉が特に良い。
元々だが、更に良い。
内腿がまたずれしそうなくらい、筋腹が盛り上がっている。

朝、ドッグランでせいぜい3本ダッシュするだけの運動で
これだけの筋肉が付くのか。

見習ってみるかな。
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