犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ドッグランその後

2022年08月10日 | 犬と暮らす
[あらすじ] 今年の1月半ばから、神代植物公園の管理するドッグランが改装工事をしていた。
8月2日にやっと再開。

3つのエリアにはそれぞれ、入口と出口が有る。
ゲートは二重扉になっており、外側の扉にはナンバーロックがかかっている。
ドッグランの利用は登録制であり、登録者には暗証番号が知らされる。



登録制であるのは、マナーの良くない利用者や、気性の荒い犬種を排除しようという目的のようだ。

しかし、その目的のために登録制は有効な気がしない。



登録の際には、犬鑑札と狂犬病予防接種済票を呈示する。
書類に犬種を記入する欄は有るが、
登録の際に犬を連れて行く必要は無い。

規約には、闘犬とその雑種の犬は登録できない、と書いてあるけれど、
手続きの際にはなーんの確認もされないわけだ。

なんの効力が有るんだろう。



4桁の番号を合わせる南京錠は、
再開5日目の朝に見たら、6ヶ所のゲートのうち1ヶ所のものが無くなってした。
どこか地面に落ちていたのだろうか。
わからん。
私の予想よりはずっと早く無くなった。



その数日後、南京錠の代わりに、自転車の車輪を留めるような
輪っかのナンバーロックに付け替えられていた。6ヶ所全て。
以前の南京錠よりも、番号が見やすいし、ナンバー部分が回しやすい。

使いやすくなったら、みんなちゃんと使う。だろうか。



隣のエリアに来た犬と飼い主さんに見憶えが有る。
誰だっけ。

あっ!と思い出して振り返って見てみたら、
やっぱり、
二重扉のうち、内側の扉が微妙に開けっぱなしである。

時々来る、ルーズなお方だ。
しかし私はまだ注意のお声掛けをしたことが無い。
目の前で開けっぱなしをやらかしてくれれば、言いやすいのだが、
こちらがゲート近くにいる時はちゃんと閉めるのだ。
つまり、このお方、ちゃんと閉めなきゃいけない、ということは分かってやっているわけだ。



登録者には登録カードが渡される。
利用時にはこのカードを見やすい位置に身に付けろ
ということだが、なかなか守っている人は見当たらない。

もし、ルーズなお方が未登録であったとして、
「登録していないなら入っちゃいけませんよ」
と追い出すことができるとしても、
それは、利用者と飼い犬の安全のための解決にはあまりならない気がする。

「こう決められているのだからこうしなければいけない」
という後ろ盾を得て、
他人への不満やイライラや、
利用者同士のトラブルが増えるだけなんじゃなかろうか。



ベンチの上に、パーゴラが有る。
屋根は、開閉式になっている。
窓のブラインドみたいに、紐を引っ張ってシートを広げるのだ。

掲示板に、
紐が犬に絡むと危険だから、使用後は紐をフックに巻き取っておくこと。
強い風や大雨で屋根が破損するので、使用後は屋根を畳んでおくこと。
という注意書きが有る。

危険が有ったり、壊れやすい物を、公共の場に作るなよ、と思う。
危険や破損を回避するために、利用者のモラルに大きく依存する物を、公共の 以下同文。

まあ、公共の場の物は、多かれ少なかれ利用者のモラルが頼りなわけだけれど。
ドッグランという場に相応しい設備がもっと有るだろう、波板とか!とは思う。



文句ばっかり言っていてもよろしくないので、
トラブルを減らすための提案をしてみる。
実現性はひとまずおいておく。


○広ーーーくする。

広ければ、マナーの悪い人とマナーにうるさい人の接触が減る。

○エリアの数を増やす。

エリアが分けられていれば、マナーの悪 以下同文

○木陰を作る。

暑いとイライラするのよ。
夏は苦情が増えるのよ。

○選ばれた者しか辿り着けないような迷路のゲートにする。二重扉どころじゃなくて。
○犬ではとても脱走できないような迷路 以下同文



あたしだって別に特に行儀の良い人間じゃございませんけどね、
行儀良く利用して仲良くやろうや。
やぶる人も責める人も、あたしゃどっちも怖いよ。

トラブルが有った時に、管理する公園側に苦情を言っても、
あんまり意味は無いだろう。
利用しやすくするためにはどうすれば良いか、
考える材料を持っていて、考えられる立場にあるのは
管理者じゃなくて利用者だろう。

だからこそ、管理者と利用者の中間である
ボランティア団体も存在しているわけなんじゃないだろうか。

犬を放して良い、貴重な場なんだから、うまく存続して欲しい。
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