犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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利根大堰の魚道

2013年11月17日 | イキモノタチ
昨日の写真のように、鮭は魚道の段を飛び越えて行く。

この段が、15段も続いているのだ。

勢いの良い魚だと、3段くらいは連続で飛んで行くのが見える。

これくらいは平気なのか?それともこれは魚にとって過酷なのか?

利根大堰。
大利根の流れを堰き止めて何をしているかと言うと、
ここから武蔵水路・見沼代用水・埼玉用水路・葛西用水路・邑楽用水路という
5本の水路に水を取って、群馬・埼玉・東京都で利用しているのだ。
農業用水と、飲用水になっている。
東京の約40%、埼玉の約70%の上水はここからの水だ。
1997年にそれまで有った魚道を改築し、現在の物になった。

観察室で会ったおじさんによると、ここから少し上流に渡船場があり、
そこにある中州辺りによく鮭が死んで浮かんでいる、という。
産卵を終えてなのか。それとももっと上流へ行きたかったのに力尽きたのか。
おじさんは「産卵が済んで」と言っていた。

地下になっている観察室から出ると、外はすばらしい夕焼けだった。

私は上流へ行ってみることにした。

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