犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

びびり犬と習慣

2022年08月13日 | 犬と暮らす
神代植物公園の管理である、近所のドッグランが今年、
7ヶ月の改装期間を経て再開した。

それまで、我が犬ウーゴくんは
毎朝ドッグランに行って、一周嗅ぎ回ってチェックし終わると
ウンチをする、という習慣だった。

家に住むことの利点の第一は、
一定のトイレを使えることだと思う。
ウーゴにとっては、それがドッグランだった。

旅先で便秘になる人がいる。
前に飼っていた犬も、旅に連れて行くと2泊3日くらいなら排便しなかった。
普段は一日に2回排便する犬が、である。

ウーゴも、保護団体から引き取ってきて最初の3日は排便できなかった。
4日目の朝にウンチした時は、私も嬉しく拾ったものだ。



ドッグランが閉鎖している間は、周辺の空き地に行った。
15メートルの長さが有るリードを着けてやる。

あるとき、「お?いけるんじゃん?」と気付いた感じで、
だーッ!と走った。
しかし、長いとは言え、限界がくる。
ビーン!とリードが張って、犬は急制動でひっくり返りそうになる。

この経験を一度したら、ロングリードがイヤになってしまったようだ。
ロングリードを着けてやっても、走らない。

走らないのなら、ロングリードに意味はあまり無い。
呼び戻しのトレーニングにも力が入らなくなってしまった。



早朝のドッグランに来る人たちの顔ぶれは決まっていた。
日の出から朝7時までくらいの時間に来る人たちと、
毎朝楽しく過ごしていた。

閉鎖の間はそれぞれに対応した。
空き地で集まるようになった人たちが半数くらいか。
放してやれないなら来る意味が無いので、来なくなっていた人も多い。

私と我が犬は近所でもあるし、
なんせ我が犬が知らない道や初めての場所は苦手なので、
ドッグラン周辺を散歩することになった。



一年ほど前、「ウーゴくんに似た犬がいる」と聞いた。
会ってみたら、同じようなビビりちゃんだった。
家から出るのが怖い。
ドッグランにも何週間も通って慣れていったそうだ。

閉鎖の間は、周辺の空き地で散歩していた。
ある場所に慣れて、ウンチをすることもできるようになった。

犬にとっての7ヶ月とは、人間にしてみたら2年くらいの時間である。
習慣も変わる。

新しい場所に慣れたその犬は、
また、ドッグランを怖がるようになってしまった。

残念。



改装して再開、という情報が知れたためだろう、
色々な知らない人が、朝のドッグランに来るようになった。
ほぼ毎日のように、行くと知らない犬と飼い主に出会う。

ウーゴはちょっと落ち着かない。
相性の良い人と犬もいれば、はなから近付かない相手もいる。

一方で、常連たちはすっかり習慣が変わってしまったので、
知り合いが来ることが減ってしまった。



まあ、季節が巡ればまた人の動きも変わってくるだろう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 茗荷ばかり | トップ | 親は無くとも子は育つ »

コメントを投稿

犬と暮らす」カテゴリの最新記事