犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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足首の内反

2021年06月25日 | からだ
[あらすじ] 爪先立ちしたり足首の内反の運動をしたりで
足の痛みがほとんど無くなった。
いやそもそも一年半ほど前から、足の親指の内側に感覚鈍麻が有った。
いやそれよりも前に、足がやたらに冷えるようになっていた。
それに加えて、踵の角質化も多くなっていた。



茶毒蛾のかぶれに、老母の使いかけの処方薬を塗った。
一つは冬の痒みの薬だった。
乾燥肌で痒くなった時のためのもので、
血行を改善し保湿するクリームとステロイド剤の混ぜてあるものだった。

これを塗ったら、やたらとペタペタペタペタペタペタペタペタするので
心地悪かった。
夏だもの。
塗ったらスースーするくらいのがいい。

これに配合してあるのは、老母が蜂窩織炎になった時に
膝下に塗った薬と同じものだった。

かぶれの場合、患部の血行を改善したらどうなるだろう。
拡大しやしないか。



友人Bによれば、このクリームが一時期、中年女性の間で流行ったことがあるそうだ。
角質の改善に良いと評判が立ったものだから、
皮膚科であれこれ言って処方してもらう。
おかげで品薄になったとか。

甜茶とかオートミールとか納豆とかがスーパーの棚から消えるくらいならまだしも、
薬が流行るところまで行くと飛びつき癖も大概にしろと思う。



とは言え、冷えは放置せずに対処すべきとは思う。
ただ、薬を塗るのではなく、何かの運動をして毛細血管を増やすとかなんとか
血行を良くすることをしたら良い。
全身の改善に繋がる。



映画『万引き家族』の中で、おばあちゃんがアキに言う。
「今日は何かイヤなことが有ったのかい?」
アキは嬉しそうに「どうしてわかるの?」と驚く。
「いつもより足が冷たいからさ。」

これが、「身体の声を聞く」ということだと思う。
身体の声を聞くことができて、
小さな異変にすぐに気付くことができて、
すぐに声を掛けてくれるおばあちゃんのような存在がいることは
どんなにか心身の救いになることか。

自らのおばあちゃんになれ。



何かイヤなことが有る。ストレスがかかる。
緊張する。
身体がこわばる。
血行は悪くなる。
末端が冷える。



大昔、人間が狩猟生活をしていた頃に身体の仕組みができあがった。

獣に向かい合う。
緊張する。
もしも怪我をしてしまった場合、
血行が良いと多量に出血してしまう。
だから、緊張した時には血流は少なくなる。

千年万年経ってもその仕組みで身体は働いている。

緊張するようなことが有っても出血するような怪我はしない、
ということが万年万年続けば、
イヤなことが有っても足が冷えたりしない身体の仕組みに変わっていくのかもしれない。

はてさて。



家の中でいつ何が起きるか、老母がどんな事故を起こすか分からない、
そういう緊張が元で、私の足は冷えたのか。どうか。

緊張が続いて血流が悪くなったら、そこの毛細血管は無くなっていく。
要らないんならやめちゃうのが身体のやり方だ。
また、必要なら新たに作ったり、既存のものを拡大したりする。
それも身体のあり方だ。

だから、動けば筋肉は付くし、動かすために必要な血液を運ぶ管もできる。



机の脚と自分の足にゴムバンドを掛けて負荷として、
足首を内反する運動をした。
結果、良かったのだが、
どうもこのやり方だと足首の内転の動きになってしまいがちだ。

内転は、爪先を閉じる形、内股になるような動作である。

内反は、足の裏を内側に向けるような動作だ。
この動きをうまく抽き出したい。




椅子に腰掛けて、片方の足をもう一方の足の腿の上に組む。
ゴムバンドを輪っかにして膝に掛け、すねの下側を通し、足先に掛ける。
そして、足の裏を天に向けるつもりで足首を内側へ回す。


足首が伸びる動きは混じっても良いことにする。
同じ後脛骨筋の働きだからだ。



この方法でまた続けてみよう。
立派な土踏まずができますように。
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