飯塚耕一郎(田口八重子さんの長男)
■署名に感謝
皆さん、こんにちは。
1,340万筆という多大なるご署名をいただき、皆様には感謝の念に堪えません。またこの署名を集めるために救う会の全国の方々、ボランティアの方々が、平成9年から親身になってやっていただいたことに、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
本日は飯塚繁雄家族会代表がご挨拶すべきところでしたが、ゴールデンウィーク前から体調が思わしくなく、欠席させていただいた次第です。昨日電話で話をしましたが、代表からは、今色々な問題はありますが求めるものはただ一つ、被害者の即時一括帰国で、それ以外はないと言っていました。
■即時一括帰国を求める
改めてですが、我々がなぜ即時一括帰国にこだわるかですが、1点目は時間がないということです。1歳だった私が42歳になって、未だに帰ってこれない。長い月日が経っています。
2002年9月17日に5名の方々が帰ってきましたが、それ以降一人も日本の地に帰ってきていません。本当に時間があまりにもかかり過ぎていますし、これ以上時間をかけていいものでもないということを踏まえて、即時一括帰国を我々家族はずっと求め続けています。
そして今回の決議案にもありますが、即時一括帰国ができるなら、日・朝国交正常化に反対しないし、被害者から秘密の情報を聞き出すようなことは一切しないと言っています。
これについては色々な意見をいただいていますが、私個人は、拉致被害者の帰国を最優先にするということです。それを踏まえた考えであることをご理解いただければと思っています。
ゴールデンウィークには私もワシントン、ニューヨークに参加させて頂きました。国務省やNSCの要人の方にお会いしましたが、我々家族及び日本政府としての考えを全面的に支持するということでした。つまり拉致被害者が帰国しない限り、経済制裁等を解除しないということです。
■金正恩委員長は今が決断の時
こういう情勢を踏まえて、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長におかれては、勇気ある決断、即ち拉致被害者の即時一括帰国を今まさにすべきだということを、強く伝えたいと思います。これ以上時間をかけてもいいことはないし、北朝鮮も今転換期になていると思いますので、このタイミングを外さないで解放し、明るい未来に進むべきと思います。
今後北朝鮮で、色々なことが出てくると思います。一部の被害者だけ返せばいいとか、段階的交渉の方が現実的という意見が出始めると思います。いずれにしても家族としては即時一括帰国しかないと考えていますので、この点を改めて強く認識していただければと思っています。
最後になりますが、個人的なことですが、代表と共に私が公の場に出てから15年くらいになりますが、各地で色々な講演などをしてきました。「耕ちゃん」と言いながら一緒に活動してきた代表が、今回初めて欠席したというのは、心から残念な気持ちでいっぱいです。
今すぐ北朝鮮に行って、八重子さんを救って、代表に会わせたいくらいの気持ちですが、そういう感情は押さえて、残酷で悪魔的な北朝鮮から八重子さんをどうやって救うかということを冷静になって進めていきたいと思います。
個人的には心を鬼にして拉致問題に向かっています。是非とも皆さん、引き続きご協力をお願いします。
■田口八重子さんのご家族のメッセージ
http://www.rachi.go.jp/jp/message/movie_1.html
■田口八重子さんのご家族のメッセージ(英語版)
http://www.rachi.go.jp/en/shisei/keihatsu/videomessage_1en.html
■救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
■警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
■特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
■北朝鮮人権人道ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015
■国連の北朝鮮人権調査委員会は2014年2月、北朝鮮帰還事業や拉致問題を含む北朝鮮政府による人権侵害を「人道に対する罪」と認定する最終報告書を発表しました。
<原文>
『Report of the Commission of Inquiry on Human Rights in the Democratic People's Republic of Korea』
https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/CoIDPRK/Pages/ReportoftheCommissionofInquiryDPRK.aspx
<日本語訳>
『北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)最終報告書』
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page18_000274.html
◆昭和53(1978)年6月頃
李恩恵(リ・ウネ)拉致容疑事案
被害者:田口八重子さん(拉致被害時22歳)
昭和62年11月の大韓航空機(KAL)爆破事件で有罪判決を受けた元北朝鮮諜報員金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏は「李恩恵(リ・ウネ)」という女性から日本人の振る舞い方を学んだと主張している。この李恩恵は行方不明となった田口さんと同一人物と考えられる。
北朝鮮側は、田口さんは1984(昭和59)年に原 敕晁さんと結婚し、1986(昭和61)年の原さんの病死後すぐに自動車事故で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
平成21年3月、金賢姫氏と飯塚家との面会において、金氏より田口さんの安否にかかる重要な参考情報(注)が新たに得られたことから、現在、同情報についての確認作業を進めている。
(注)金氏の発言:「87年1月にマカオから帰ってきて、2月か3月頃、運転手から田口さんがどこか知らないところに連れて行かれたと聞いた。86年に一人暮らしの被害者を結婚させたと聞いたので、田口さんもどこかに行って結婚したのだと思った」
※「八重子さんが北朝鮮の南浦港に着いたとき、女性通訳に“私には子供が二人いて、どうしても日本に帰らなくてはならないので、返してほしい”と何回も言ってお願いしたそうです。八重ちゃんの思いは最初から最後まで子供のことでいっぱいでしたし、今でも間違い無く“今、彩ちゃんはいくつになって、耕ちゃんはいくつになった”と毎年計算して、どんな大人になったか知りたがっているはずです。すごく会いたがっていると思います」
(拉致被害者・地村富貴恵さんの証言)
■埼玉県警HP
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/
■救う会埼玉HP
http://sukuukai.gozaru.jp/
■拉致問題を考える川口の会HP
http://kawaguchi.aikotoba.jp/list.htm
■上尾市民の会HP
http://www.emo.co.jp/rachi/list.html
[In or around June 1978: Lee Un-Hae abducted]
Abductee: Yaeko Taguchi (22, female, Unknown)
Kim Hyon-Hui, a former North Korean agent convicted of the bombing of a Korean Airlines jet in November 1982, claims to have been trained to blend into Japanese society by a woman named Lee Un-Hae. Lee Un-Hae is thought to be Yaeko Taguchi, a woman reported as missing in Japan.
North Korea asserts that Ms. Taguchi married Tadaaki Hara in 1984 and, soon after Mr. Hara’s death from illness in 1986, died in an automobile accident. North Korea has, however, provided no documents or evidence to support these claims.
At a meeting in March 2009 between members of the Iizuka family, relatives of Ms. Yaeko Taguchi, and Kim Hyon-Hui, important new information regarding the whereabouts of Ms. Taguchi (see note) was gained from Ms. Kim. The GoJ is currently working to confirm this information.
Note: Ms. Kim said: "After returning from Macau in January 1987, I heard from a driver in February or March that Ms. Taguchi had been taken to an unknown location. I'd heard that in 1986 an abductee living alone had been made to marry, so I thought that Ms. Taguchi must also have gone somewhere to get married."
【SEA OF MERCY】
The book named “Sea of Mercy”
13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.
He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.
Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.
Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.
Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.
They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.
In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.
Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.
Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.
But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.
North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.
Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.
In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.
In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.
The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.
In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.
Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.
But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.
“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.
■署名に感謝
皆さん、こんにちは。
1,340万筆という多大なるご署名をいただき、皆様には感謝の念に堪えません。またこの署名を集めるために救う会の全国の方々、ボランティアの方々が、平成9年から親身になってやっていただいたことに、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
本日は飯塚繁雄家族会代表がご挨拶すべきところでしたが、ゴールデンウィーク前から体調が思わしくなく、欠席させていただいた次第です。昨日電話で話をしましたが、代表からは、今色々な問題はありますが求めるものはただ一つ、被害者の即時一括帰国で、それ以外はないと言っていました。
■即時一括帰国を求める
改めてですが、我々がなぜ即時一括帰国にこだわるかですが、1点目は時間がないということです。1歳だった私が42歳になって、未だに帰ってこれない。長い月日が経っています。
2002年9月17日に5名の方々が帰ってきましたが、それ以降一人も日本の地に帰ってきていません。本当に時間があまりにもかかり過ぎていますし、これ以上時間をかけていいものでもないということを踏まえて、即時一括帰国を我々家族はずっと求め続けています。
そして今回の決議案にもありますが、即時一括帰国ができるなら、日・朝国交正常化に反対しないし、被害者から秘密の情報を聞き出すようなことは一切しないと言っています。
これについては色々な意見をいただいていますが、私個人は、拉致被害者の帰国を最優先にするということです。それを踏まえた考えであることをご理解いただければと思っています。
ゴールデンウィークには私もワシントン、ニューヨークに参加させて頂きました。国務省やNSCの要人の方にお会いしましたが、我々家族及び日本政府としての考えを全面的に支持するということでした。つまり拉致被害者が帰国しない限り、経済制裁等を解除しないということです。
■金正恩委員長は今が決断の時
こういう情勢を踏まえて、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長におかれては、勇気ある決断、即ち拉致被害者の即時一括帰国を今まさにすべきだということを、強く伝えたいと思います。これ以上時間をかけてもいいことはないし、北朝鮮も今転換期になていると思いますので、このタイミングを外さないで解放し、明るい未来に進むべきと思います。
今後北朝鮮で、色々なことが出てくると思います。一部の被害者だけ返せばいいとか、段階的交渉の方が現実的という意見が出始めると思います。いずれにしても家族としては即時一括帰国しかないと考えていますので、この点を改めて強く認識していただければと思っています。
最後になりますが、個人的なことですが、代表と共に私が公の場に出てから15年くらいになりますが、各地で色々な講演などをしてきました。「耕ちゃん」と言いながら一緒に活動してきた代表が、今回初めて欠席したというのは、心から残念な気持ちでいっぱいです。
今すぐ北朝鮮に行って、八重子さんを救って、代表に会わせたいくらいの気持ちですが、そういう感情は押さえて、残酷で悪魔的な北朝鮮から八重子さんをどうやって救うかということを冷静になって進めていきたいと思います。
個人的には心を鬼にして拉致問題に向かっています。是非とも皆さん、引き続きご協力をお願いします。
■田口八重子さんのご家族のメッセージ
http://www.rachi.go.jp/jp/message/movie_1.html
■田口八重子さんのご家族のメッセージ(英語版)
http://www.rachi.go.jp/en/shisei/keihatsu/videomessage_1en.html
■救う会全国協議会HP
http://www.sukuukai.jp/
■政府拉致問題HP
http://www.rachi.go.jp/
■警察庁HP
http://www.npa.go.jp/
■特定失踪者問題調査会HP
http://www.chosa-kai.jp/
■北朝鮮人権人道ネットワークfacebook
http://www.facebook.com/nknet2015
■国連の北朝鮮人権調査委員会は2014年2月、北朝鮮帰還事業や拉致問題を含む北朝鮮政府による人権侵害を「人道に対する罪」と認定する最終報告書を発表しました。
<原文>
『Report of the Commission of Inquiry on Human Rights in the Democratic People's Republic of Korea』
https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/CoIDPRK/Pages/ReportoftheCommissionofInquiryDPRK.aspx
<日本語訳>
『北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)最終報告書』
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/hr_ha/page18_000274.html
◆昭和53(1978)年6月頃
李恩恵(リ・ウネ)拉致容疑事案
被害者:田口八重子さん(拉致被害時22歳)
昭和62年11月の大韓航空機(KAL)爆破事件で有罪判決を受けた元北朝鮮諜報員金賢姫(キム・ヒョンヒ)氏は「李恩恵(リ・ウネ)」という女性から日本人の振る舞い方を学んだと主張している。この李恩恵は行方不明となった田口さんと同一人物と考えられる。
北朝鮮側は、田口さんは1984(昭和59)年に原 敕晁さんと結婚し、1986(昭和61)年の原さんの病死後すぐに自動車事故で死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
平成21年3月、金賢姫氏と飯塚家との面会において、金氏より田口さんの安否にかかる重要な参考情報(注)が新たに得られたことから、現在、同情報についての確認作業を進めている。
(注)金氏の発言:「87年1月にマカオから帰ってきて、2月か3月頃、運転手から田口さんがどこか知らないところに連れて行かれたと聞いた。86年に一人暮らしの被害者を結婚させたと聞いたので、田口さんもどこかに行って結婚したのだと思った」
※「八重子さんが北朝鮮の南浦港に着いたとき、女性通訳に“私には子供が二人いて、どうしても日本に帰らなくてはならないので、返してほしい”と何回も言ってお願いしたそうです。八重ちゃんの思いは最初から最後まで子供のことでいっぱいでしたし、今でも間違い無く“今、彩ちゃんはいくつになって、耕ちゃんはいくつになった”と毎年計算して、どんな大人になったか知りたがっているはずです。すごく会いたがっていると思います」
(拉致被害者・地村富貴恵さんの証言)
■埼玉県警HP
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/
■救う会埼玉HP
http://sukuukai.gozaru.jp/
■拉致問題を考える川口の会HP
http://kawaguchi.aikotoba.jp/list.htm
■上尾市民の会HP
http://www.emo.co.jp/rachi/list.html
[In or around June 1978: Lee Un-Hae abducted]
Abductee: Yaeko Taguchi (22, female, Unknown)
Kim Hyon-Hui, a former North Korean agent convicted of the bombing of a Korean Airlines jet in November 1982, claims to have been trained to blend into Japanese society by a woman named Lee Un-Hae. Lee Un-Hae is thought to be Yaeko Taguchi, a woman reported as missing in Japan.
North Korea asserts that Ms. Taguchi married Tadaaki Hara in 1984 and, soon after Mr. Hara’s death from illness in 1986, died in an automobile accident. North Korea has, however, provided no documents or evidence to support these claims.
At a meeting in March 2009 between members of the Iizuka family, relatives of Ms. Yaeko Taguchi, and Kim Hyon-Hui, important new information regarding the whereabouts of Ms. Taguchi (see note) was gained from Ms. Kim. The GoJ is currently working to confirm this information.
Note: Ms. Kim said: "After returning from Macau in January 1987, I heard from a driver in February or March that Ms. Taguchi had been taken to an unknown location. I'd heard that in 1986 an abductee living alone had been made to marry, so I thought that Ms. Taguchi must also have gone somewhere to get married."
【SEA OF MERCY】
The book named “Sea of Mercy”
13-year- old junior high school student Takeshi Terakoshi was abducted in May 1963.
He went fishing with his two uncle, Shoji and Soto-o Terakoshi. The fishingboat named Kiyomaru left for the fishing ground nearby Noto island, Ishikawa prefecture.
Kiyomaru encountered North Korean spy vessel. Spies were afraid of detection.
Soto-o and Takeshi were abducted and carried to Chong-jin city. Shoji was considered to be killed at the site.
Families, fellow fishermen and coast guard searched the area, but they could find only Kiyomaru and Takeshi’s school uniform.
They thought 3 persons were in disress and died. Funeral service was held.24 Years were passed.
In 1987, Soto-o’s sister received the letter from Soto-o and surprised.
Soto-o wrote “Takeshi and I am living in Gusong, North Korea”.
Takeshi’s father and mother visited to North Korea in1988 and met with Soto-o and Takeshi.
But they couldn’t say how they carried to North Korea because NK officials watched them.
North Korea made the story of their shipwreck accident and lifesaving.
Since then, Takeshi’s parents visited to him a lot of times but Takeshi and his family members cannot say that Takeshi and his uncles were abducted.
In 1997, Megumi Yokota case was appeared in the media and the national congress. Terakoshi’s case was also observed as an abduction case. But “he” denied that he was abducted and praised North Korea and the Kim family.
In December 2001, Pyongyang publishing company published a book named “Sea of Mercy”.
The author is Kim Myong-ho, Takeshi’s Korean name.
In that book, Takeshi wrote that they are not the abduction victims but happily living in North Korea after they ware saved. Moreover “he" denied other abduction case such as Megumi Yokota and Yaeko Taguchi in this book.
Nine months later, Kim Jong-il admitted and appologized for the abduction activities.
But North Korea still denies Terakoshi’s case as abduction and Takeshi and his family cannot say he was abduction victim because Takeshi himself is a hostage.
“Sea of Mercy”, the title is a symbol of North Korean regime.