もずの独り言・goo版

半蔵ともず、gooでも独り言です。『もずの独り言』はこれからも戦い続けます。

【みんな生きている】農作物窃盗編

2012-12-02 19:50:34 | 日記
《『デイリーNK』が伝える不良軍人によるコメ略奪》

北朝鮮の協同農場は「脱穀戦闘」真っ只中である。そんな中、脱穀場に運搬するため積んでおいた稲束から稲穂だけが切り取られるという事件が続発していると、内部消息筋が11月22日に伝えた。
穏城郡の消息筋は『デイリーNK』との通話で

「農場周辺の駐屯兵が夜中農場に侵入し、稲穂だけ盗むという事件が多発している。そのため農場管理委員会と軍部隊の摩擦が強まっている」

と話した。
管理委員会からの通報を受け、部隊の政治部と保衛部は犯人を捕まえると約束したが、捜査には消極的であるとされる。
北朝鮮鮮では一般的に10月中旬から秋季戦闘(稲刈り)が行われる。11月上旬からは田に積んでおいた乾燥した稲束を脱穀場に運び、脱穀を開始する。その後、精米過程を終えるたコメは軍糧米として軍部隊が回収していく。
ところが農場付近に駐屯する軍部隊の兵士たちが、個人的に夜中に稲穂を盗んで商売人に売り払ったり、部隊に隠し持つ事態が発生。管理委員会では「軍糧米では満足できず盗みまで働くとは」との反応を見せている。
消息筋は

「食べ盛りの若い軍人たちは部隊からの配給量が減り、稲やトウモロコシにまで手を出している。数年前からこのような事件が少しずつ発生してきたが、今年に入ってからはその規模が大きくなり、問題が深刻化している」

と話した。
盗まれた稲穂は脱穀にかけられた後、商売人に渡る。商売人はこの精米前の稲を農場員に売る。農場員は稲の状態で配給を受けるため、地域の精米所で稲を精米しても疑われることはない。正当に分配されるべき食糧を、代金を払って買わなければならない状況である。
金正恩(キム・ジョンウン)が軍民関係の強化を指示していくらも経過していない状況で、農場管理委員会からの申し立てが提起され、該当の軍部隊も困惑している。しかし問題の部隊員を探し出し、処罰することも出来ずにいる。差し当たり軍部隊は新たな犯罪を防ぐため、盗みを働いた場合は階級の降格や、拘留所へ抑留すると警告している。
一方で平安南道穏城郡では11月上旬、夜中に農作物を盗もうとした兵士が農場を見回り中の農場員を殴打し、重体にさせた事件が発生した。このため農場員たちは「軍糧米と愛国米を納めたら何も残らない。稲穂まで盗まれては我々は皮しか食べるものない」と不満を募らせていると消息筋は伝えた。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
(脱北者Aさん。脱北者手記集より)

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【みんな生きている】李英鎬編

2012-12-02 19:44:23 | 日記
《『デイリーNK』が伝える李英鎬前総参謀長の現状》

今年7月、総参謀長を解任された李英鎬(リ・ヨンホ)が粛清の過程で負傷し入院していたことがあり、最近は咸鏡北道鏡城郡の療養所に移送され、治療を受けていることが分かった。
北朝鮮情報筋は11月25日、

「李英鎬が咸鏡北道鏡城郡ジュウル里にあるチャンリョン療養所で療養中との情報を政府当局が入手し、複数のルートを通じて確認中。李英鎬を粛清する過程で彼の副官が反抗し、銃撃戦が発生。その時に負傷し病院で治療を受けていた。李英鎬の負傷は軽症だったとされる。彼の軍掌握力や権力から判断して、彼に忠誠を尽くす人物が反抗した可能性は十分ある」

と話した。
7月、政府当局も李英鎬が解任される過程で銃撃戦等の衝突があったとの情報を入手したと伝えられた。当時、政府当局は李英鎬の解任が決定された後、崔竜海(チェ・リョンヘ)総政治局長側が李英鎬の身柄を確保せよと命じるや、李英鎬の護衛兵力が反発。その過程で銃撃戦が発生し、李英鎬が負傷した可能性もあると把握されていた。
一方、李英鎬は軍内の派閥形成や夫人の麻薬取引きに加担する等、「反党・反革命分子」的な行動により粛清されたと、日本の『毎日新聞』が同日報道した。
『毎日新聞』は中・朝貿易関係者の話を引用する形で

「北朝鮮労働党は軍総参謀長の座から解任した李英鎬を10月中旬、“反党・反革命分子”と決定した事実を中堅幹部らに告知。その後一般住民にも李英鎬が軍内の派閥を形成する“軍閥主義”に陥り、夫人が麻薬取引きを行うなどの理由で解任されたと説明した」

と報道した。
北朝鮮に詳しい中国の情報筋も

「最近、北朝鮮の兵士から“李英鎬の思想が悪いため粛清された”と聞いた。特に“金正恩(キム・ジョンウン)体制となってから、軍内部で忠誠心競争だけでなく派閥争いも多発している”と話していた」

と伝え、

「北朝鮮の軍部内で李英鎬派と反対派との対立が深まっている。また金正恩による軍部掌握のための粛清作業が日常化しており、今後もその状態が続くと思われる」

と強調した。
李英鎬は2010年9月、第3回党代表者会で金正恩とともに党中央軍事委員会副委員長に任命された。その前日には大将から次帥に電撃昇格する等、金正恩時代の最高軍部権力者と評価されていた。
しかし7月に召集された労働党政治局会議では、「病気」を理由に突如解任された。
一部では忠誠心を高めるために李英鎬が粛正されたとの推測も出ている。金正日時代、張成沢(チャン・ソンテク)、金永春(キム・ヨンチュン)、李勇武(リ・ヨンム)、呉克烈(オ・グクリョル)たちエリート権力者がそうであった。
一度粛清され再び復権した後は、金正日に忠誠を誓った。李英鎬も同じように再度登用される可能性は否定できない。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
(脱北者Aさん。脱北者手記集より)

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【みんな生きている】ミサイル編

2012-12-02 18:49:41 | 日記
北朝鮮による事実上のミサイル発射予告を受けて、野田佳彦総理大臣は12月1日、関係閣僚を集めて会議を開き、5日から予定されていた日・朝局長級協議を延期する方針を確認しました。
関係閣僚会議は1日午後10時過ぎから開かれ、野田総理大臣と森本防衛大臣たちが集まって対応を協議しました。
この中で野田総理大臣は、事実上のミサイル発射の予告について情報収集と分析を進めるともに、不測の事態に備え、国民の安全確保に万全を期すよう指示しました。
また、アメリカや韓国、中国やロシア等と連携し、北朝鮮に「ミサイル」(自称人工衛星)を発射しないよう強く自制を求めていくことも確認しました。

「仮に発射が強行されれば、極めて遺憾であり、我が国をはじめ国際社会として断固とした対応をとらざるを得ません」
(野田佳彦首相)

関係閣僚会議の終了後、野田総理大臣は記者団に
「5日から予定されていた日・朝協議を延期し、北朝鮮側にも伝えた」
と明らかにしました。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
(脱北者Aさん。脱北者手記集より)
【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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【みんな生きている】北朝鮮漁船漂着編

2012-12-02 18:40:15 | 日記
新潟県佐渡市で12月1日、木造船が転覆しているのが見つかり、船の中からは、男性1人の遺体が収容されました。北朝鮮の漁船と見られています。
12月1日午前7時半頃、佐渡市杉野浦の沖合いに木造船が転覆しているのを住民が見つけ通報しました。
木造船は長さ10m程で、船の中からは男性1人の遺体が見つかり収容されました。遺体は死後2週間ほど経っていると見られています。
船の側面や男性の長靴にはハングル文字が書かれていた他、船内からはイカ釣り用の針等が見つかり、九管本部では北朝鮮から流れ着いた漁船と見て詳しく調べています。
なお、佐渡市には3日前にも北朝鮮からと見られる漁船が漂着し、5人の遺体が見つかっています。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
(脱北者Aさん。脱北者手記集より)

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【みんな生きている】松木 薫さん

2012-12-02 18:31:29 | 日記
■11月8日、ジュネーブでの政府主催拉致問題シンポジウムにおける松木信宏さんのスピーチです。


私は1980年スペイン国マドリードにおいて消息を絶ち、2002年日本国内閣総理大臣の北朝鮮訪問の結果、北朝鮮による拉致被害者と認定されました松木 薫の弟、松木信宏と申します。
本日は日本国の重大な主権侵害である北朝鮮による拉致、北朝鮮による重大な人権侵害である北朝鮮による拉致について関心を持っていただき、この場に集い、ともに考えることが出来ることを大変有り難く思います。
大きな話しは日本政府関係者、シンポジウムにご参加の日本国を代表する拉致問題の専門家のお二人が既にお話になりました。
私は日本国の一国民であり、学識等有しません。
ただ言えますのは、不本意な境遇に置かれ、数十年も異国の地に留め置かれ、自分の意見も述べることすらままならない兄達被害者の僅かばかりの手がかりを思い忖度しつつ、自我を抑え、常に北朝鮮にいる被害者のことを考えつつ、日本国政府に救出を求めていくことが、最愛の家族の帰りを待つものの最低限の務めではないのだろうかと思い、今日まで過ごしてきました。
私の兄は、1988年8月ポーランドより投函された一通のAir Mailにおいて北朝鮮において生存していることがもたらされました。
その手紙の中には、兄と同時期に消息を絶った手紙の筆者である石岡 亨さん、1983年に同じく欧州から足取りが途絶えた有本恵子さんとともに北朝鮮平壌において暮らしている旨が書かれていました。
その手紙は細長い便箋風の紙で手のひらに隠れるくらいに細かく折りたたまれた跡がありました。私は実物を見ていますが、決死の思いで書かれたものであることが容易に感じられるものでした。また非正規なものであることも分かりました。なぜなら、手紙を投函してくれた方に我々の方からもお礼してくださいと書かれていたからです。
その命がけだったであろう、手紙を書かれた石岡 亨さんの勇気に私は感謝しています。
最後に、その石岡さんの兄である石岡 章さんのメッセージを代読させて頂き私のスピーチを終わらせていただきたいと思います。メッセージに全てが書かれている訳ではありませんが、ほんの僅かでも思いが共有できればこれ以上の幸せはありません。
では読ませて頂きます。


◆石岡章さんメッセージ

私の弟、石岡 亨は30年以上もの昔、世界を見てこようとヨーロッパに出かけました。大きな期待に胸を膨らませていたこの旅先で、彼は日本赤軍よど号メンバーの手で拉致され、北朝鮮に拘束されることになりました。
連絡が途絶えて以来、こうした事情が分からず、弟は事故か何らかの犯罪に巻き込まれたものとして長い間家族は悩み心配し続けてきました。この間に父は病で亡くなり、母も重い病にかかってしまいました。
ピョンヤンで生きている、との手紙が届いたのは行方不明から8年も経ってのことです。手紙の様子から、母と私達兄姉は彼が恐ろしい境遇におり、命がけで連絡してきたのであろうと判断しました。
加えてこの手紙には彼同様にヨーロッパで行方不明になっていた有本恵子さん、松木 薫さんらと共に暮らしていることが書いてあり、彼らも拉致されていたことが明らかとなりました。
北朝鮮に拉致された弟はどの様な経験を強いられ、どれほど過酷な人生を歩んできたことでしょうか。怒り、屈辱、絶望に囚われながら、望郷の念を押さえつけて日々を乗り越えてきたものと思われます。
一部拉致被害者の帰国しか得られなかった不完全な日朝交渉から10年が経ちました。金正日氏は拉致を国家による工作と認めながら、この問題を未解決のまま世を去りました。
さて、後継の若い指導者は基盤固めに苦労しているようですが、拉致問題を主題とする交渉が果たして実現できるかどうか分かりません。
さて、私の弟と有本さんおよび松木さんの3人は北朝鮮に亡命したよど号メンバーが命令を受けて作戦行動したことによる拉致被害者です。よど号メンバーは北朝鮮において英雄として迎えられ特権待遇を享受しております。不思議なことに自分達の理想とする北朝鮮に暮らしながら、彼らは自分達の子供を日本に送り、自由な暮らしをさせております。拉致被害者を生み出した犯罪者が、より自由な暮らしをさせようと、自分の子供達だけを戻す非人間的な身勝手を私達は理解出来ません。
いまや国際指名手配犯となった彼らメンバーを帰国させれば、少なくとも彼らが直接関与した拉致問題に関する状況が明らかになります。北朝鮮はよど号メンバーと彼らによる被害者を日本に返すことで国際的な信頼回復を得るチャンスを真剣に考えるべきです。
私達はひたすら弟の帰国を待っております。彼が死亡しているのではないか、生きていても病気になっているのではないかと心配し続けています。
皆さまのご家族が被害者であったらどう思われますか。
世界がこの問題に関心を持って、協力を寄せてくださるように心から願っております。

石岡 章

石岡さんの手紙にもありますが、私の父も兄の手掛りを探し歩き心配しつつポーランドからの手紙をみることなく亡くなりました。
母は寝たきりになりながらも90歳を超えた現在も故郷で兄の帰りを待ち続けています。

以上

◆昭和55(1980)年5月頃
欧州における日本人男性拉致容疑事案
被害者:石岡 亨さん(拉致被害時22歳)
被害者:松木 薫さん(拉致被害時26歳)
2人とも欧州滞在中の昭和55年に失踪。
昭和63年に石岡さんから日本の家族に出した手紙(ポーランドの消印)が届き、石岡さん、松木さん、そして有本恵子さんが北朝鮮に在住すると伝えてきた。
北朝鮮側は、石岡 亨さんは1988(昭和63)年11月にガス事故で有本恵子さんと共に死亡したとしているが、これを裏付ける資料等の提供はなされていない。
また、同様に松木 薫さんについても、1996(平成8)年8月に交通事故で死亡したとして、平成14年9月及び平成16年11月に開催された第3回日朝実務者協議と2回にわたり、北朝鮮側から松木さんの「遺骨」の可能性があるとされるものが提出されたが、そのうちの一部からは、同人のものとは異なるDNAが検出されたとの鑑定結果を得た。
捜査当局は拉致実行犯である「よど号」犯人の妻・森 順子及び若林(旧姓:黒田)佐喜子について、平成19年6月に逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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