もずの独り言・goo版

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【みんな生きている】ICNK院内集会編

2012-02-07 06:07:31 | 日記
北朝鮮の刑務所にあたる教化所での人権抑圧の実態が、脱北者の証言で明らかになりました。

「私が収監されていた6ヶ月と19日の間に、1,300人の収容者のうち850人の犠牲者を出しました」
(北朝鮮の教化所にいたリ・スボクさん)

北朝鮮の人権問題に取り組むNGO連合・ICNKは2月6日午後、北朝鮮の刑務所にあたる教化所にスパイ罪で送られた経験を持つ脱北者を招いて集会を開きました。
脱北者は強制労働や拷問の実態を描いた絵を示しながら、「多くの人が理由を明らかにされないまま教化所に投獄されて亡くなった」と証言しました。

「飢えと病気で1日平均で4~5人、ある時は伝染病が流行って数十人ずつ死にました」
(リ・スボクさん)

北朝鮮では体制批判をした場合等に送られる政治犯収容所での過酷な人権抑圧が知られています。
脱北者は一般的な罪で送られる教化所についても、
「人を働かせて、殺す場所だった」
と強調しました。

【ICNKについて】
2011年9月、世界のメジャー人権NGOが大連合し、参加国内団体が協同行動を開始しました。
Human Rights watch、Amnesty International、FIDHをはじめとする世界15ヶ国・40余の団体関係者が東京で一堂に会し、北朝鮮における『人道に対する罪』を止める国際NGO団体ICNK(International Humanity North Korea)を結成したのです。
北朝鮮人権問題の解決に向け活動している日本の各団体もICNKへの参画を表明し、協同行動を推進しています。



※「親北勢力は胸に手を当てて考えて欲しい。もし、あなたの子供たちが食べ物に飢えて栄養失調になり、骨だけの痩せ細った体で勉強を諦め、市場のゴミ捨て場を漁っていたら、どんな気持ちになるだろうか。そうせざるを得ない社会に憧れを持つことなど出来るだろうか」
(脱北者Aさん。脱北者手記集より)

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