もずの独り言・goo版

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【みんな生きている】北朝鮮製覚せい剤編

2011-02-20 21:53:29 | 日記
《北朝鮮製覚せい剤、韓国で流通》

ソウル中央地検は2月6日までに北朝鮮製と見られる覚せい剤5.95kgを密輸して韓国国内に流通させた容疑で、釜山市の暴力団・猶太派の顧問(56歳)を含む韓国と中国の暴力団関係者13人を逮捕、起訴した。
調べによると、13人は2009年9月~今年1月にかけて中国から密輸した覚せい剤を韓国国内で販売した疑いが持たれている。
密輸グループは中国・瀋陽市在住の暴力団メンバーから北朝鮮製の覚せい剤を受け取ったあと、漁船に偽装した船の船長室に隠して釜山港に持ち込んでいた。猶太派の密輸・販売の総責任者を務めていた人物(昨年自殺)は密輸した覚せい剤を七星派・東大門派・清涼里派等韓国全土にある10余りの暴力団メンバーを通じて流通させていた。
検察は検挙した中国の暴力団メンバーから「北朝鮮製だと聞いている」という供述を得たことから、「流通した覚せい剤は北朝鮮産と推定される」と発表した。
覚せい剤5.95kgは1回あたりの使用量(0.03g)で計算すると20万人分に相当する。
これを末端価格(1回分・10万ウォン=約7,430円)に換算すると198億ウォン(約14億7千万円)相当の利益となる。
今回の摘発により韓国全土規模の組織暴力団が大きな利権を伴う麻薬流通に本格的に関与し、韓国は北朝鮮製の覚せい剤に対して無防備な状態にあることが明るみに出た。
韓国検察は「北朝鮮産と推定される」と発表したが、北朝鮮が覚せい剤をはじめとする各種麻薬の生産基地となっていることは国際社会や韓国の捜査当局ではすでに事実として受け止められている。検察が敢えて断定を避けたのは、関係者の証言だけに頼った情報だからだ。
これまでに韓国の捜査当局が把握している北朝鮮製麻薬の流通ルートは2つに大別される。
まず、北朝鮮と国境を接する中国の東北三省(遼寧省・吉林省・黒竜江省)を経由するルートだ。今回摘発されたケースのように、中国の組織暴力団が関与して中国各地・韓国・日本等に流通しているとされる。
昨年8月には遼寧省瀋陽市のホテルで韓国人1人と日本人2人が北朝鮮製の覚せい剤60kgを密売した容疑で公安当局に摘発された。また、昨年7月には吉林省竜井市で北朝鮮製の麻薬4.5kgを密輸しようとした韓国人3人が検挙された。
2009年に東北三省では麻薬密売犯35人が検挙されたが、その大半は北朝鮮製の麻薬を取引していた。
もう一つのルートは、船でオーストラリア・フィリピン・日本等の第三国に「直輸出」するケースだ。
この場合、密売される麻薬は数百kgに達し、覚せい剤の国際的なヤミ取引価格を急落させる要素にもなる。
なお、北朝鮮製の覚せい剤は純度が高く、国際市場では高値で取引されているとのことだ。



※覚せい剤なんて、「釜山港に帰れ」ではなくて「釜山港から帰れ」だ。

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【みんな生きている】金総書記健康問題編

2011-02-20 21:11:51 | 日記
《成人病百貨店・金総書記、70歳の誕生日》

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記は2月16日に満70歳の誕生日を迎えた。
金総書記は本来1941年生まれだが、1980年に父・金日成(キム・イルソン)国家主席の後継者として公の場に登場して以来、故・金主席が生まれた1912年と下1ケタを合わせるために誕生年を1942年に変えた。
金総書記の健康状態は朝鮮半島情勢と同様に不安定な状態だ。
医療専門家たちの分析によると、金総書記の今後の健康状態に影響を及ぼす最大の要素は、大きく分けて3つあるとされる。

(1)脳卒中の後遺症による「脳機能異常」を克服出来るかどうか?
金総書記は現在、2008年に発症した脳卒中から徐々に回復しつつある。
しかし、歩くときにまだ左足を引きずり、左手の動きも依然として不自由に見える。また、左肩の筋肉が弱り垂れ下がっている状態だ。こうした身体の障害は少しずつだがリハビリ治療によって改善が見込まれる。
問題は、脳卒中の後遺症を患う人に見られるうつの症状や衝動制御障害の有無だ。
韓国のリハビリ医学科専門医は

「脳卒中に脳損傷が伴う場合、感情が敏感になるうつ病を患ったり、怒りを抑えきれない『癇癪発作』を引き起こす可能性がある。後遺症のケアを徹底的に行わなければ判断力も急速に衰える」

と話す。
(2)糖尿病の合併症「慢性腎不全」が悪化する可能性も?
十数年にわたり糖尿病を患って来た金総書記は現在、その合併症により慢性腎不全の状態にあると見られる。
最近、頬の黒いシミが大きくなって爪の色が著しく白いことも、慢性腎不全により体内の毒素が尿から排出されずに肌が黒く変色したためと推定される。また、むくみにより手首の浮腫も観察される。
このため、金総書記は人工透析を週2回ほど受けているという。こうした状態では腎臓移植を受けない限り、腎臓機能を5年以上保つことは難しい。
しかし、現時点で北朝鮮の医療技術が腎臓移植を行うに値する水準かどうかは不明だ。また、金総書記が危険を伴う移植手術を受け入れるかどうかもわからない。
(3)心血管疾患再発の恐れが?
専門医たちは、金総書記が脳卒中を起こした原因は糖尿病の管理を徹底的に行わなかったことによるものと分析している。
高血糖の糖尿病は血管を冒すため、心臓病・末梢動脈疾患・脳血管疾患等は糖尿病から始まる。
最近の金総書記は少し太り、煙草も吸い始めたと見られる。糖尿病・腹部肥満・喫煙等が重なれば心血管疾患再発の可能性が非常に高まる。この場合、一般の人よりも回復の可能性が大幅に低くなる。


高麗大学高齢者病クリニックのチョ・ギョンファン教授は

「70歳を過ぎると、糖尿病のような重大な慢性疾患が脳・心臓・腎臓等身体の至るところに影響を及ぼし、多発性疾患を引き起こすこともあり得る」

と話している。



※元看護師のDさんによると、麻酔薬が無かったために18歳の兵士が麻酔無しで6時間の開腹手術を受けたという。
この若い兵士は「先生、私は18歳です。もう十分生きました。今死んでも構わないので、おなかを縫合して下さい」と哀願したという。
鼻水も凍り付く北朝鮮の寒さにもかかわらず、この兵士の全身は汗でびっしょり濡れていた。
(北朝鮮の医療の現状について。脱北者の手記より)

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