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少子化と平和

2010年10月18日 | 日記
WHOの2010年発表の統計によると、日本の乳児死亡率はWHO加盟国193カ国中第178位。
生後1年未満の赤ちゃん1000人のうち、3人が亡くなる、ということで、フランス・ギリシア・イタリア・ノルウェーと同じです。1位のアフガニスタンは1000人中165人。

2009年の5歳未満の乳幼児死亡率も日本は1000人中3人です。アフリカ諸国は大変高いままです。

また、日本はこの65年間で戦争や明らかな紛争な起きていません。

何人子供を産んでも生き残れるのは何%という国では出生率は当然高いでしょう。
戦争のためいつ息子が徴兵されてしまうかわからない、という国でも出生率は高まるでしょう。

つまり、日本の少子化は、「戦争のない平和な社会」「衛生的で医療の行き届いた安全な社会」を模索し、追求し続けた大人達の努力の結果生まれた、いわば初めからこうなるとわかっていた結論です。
産んだ子供はほとんど全員生き残るので追加の出産は必要ないですし、富国強兵ではないので出産しない人がいてもかまわないわけです。

おまけに、こんなに首相が頻繁に替わると、足の引っ張り合いから権力の集中が妨げられ、戦争が起きにくい社会になり、ますます一種の平和な状態が保たれます。最近では国会中経を観ると、「平和な社会のためにわざとなんちゃってな発言を繰り返しているのかな」とすら思ってしまいます。

そんな中、周りを見渡すと、やたらと元気に他人を気にせずがんばっている後進国、大きな戦争を経験しているにもかかわらず相変わらず尊大に振る舞ってがんばっている先進国、とついつい自国を比較して、

「あれ、なんでいまどきの若者ってこんなに覇気がないの???」「もっと競争力をつけないと生き残れないぞ!」などと真面目な日本人は思わず反省してしまいます。そしてこんなはずでは、とますます元気がなくなり・・・

日本人は当初の目的である「平和な社会」「安全な社会」を実現したのだからこんなに凄い!そうだそうだ、とみんながとりあえず納得することで、次のステップに進めそうな気がします。

いまの平和で安全な社会をもらったことで大人たちに感謝。そして、よくぞここまで平和なキャラに育ってくれた、といまの若者に感謝。で、次にすることは・・・

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