今や、子どもは赤ちゃん期を過ぎたら大学に入るまでずっと受験生である、という時代になってしまいました。中には、大学生になってもまだまだ受験生、の身分が続く学生さんもいます。
そんな中、「親がこれをやると間違いなく成績が下がる!」という項目が多々あります。
本日は、これです;
親が子どもを他人や兄弟姉妹と比べて、現時点での到達度に対して不満をこぼすことで子どもを否定する
子どもはこれが「大嫌い」です。親ももちろんわかっています。
わかっていますが、我が子がかわいいあまり、期待も大きいので、その反動としての不満もまた大きくなります。
子どもは「比較される」のが大嫌い、です。 なぜ同じクラスのAさんと自分が比べられるのか全く納得がいきません。当然ですよね、自分のペースで伸びているのですから。
私のクラスでも、子ども本人は何も気にしていないのに、親御さんが「うちの子だけ英検やほかのテストの進度が遅い うちの子には無理」と、辞めてしまわれるケースがごくたまにですが、あります。どこの塾でもどんな習い事でもありますよね。
今年のトニー賞(アメリカの演劇・ミュージカル賞)で賞を取った女優さんが、受賞スピーチでこう言って喜びを表現していました;
みつばちは上手に宙を飛びますが、みつばち本人は飛行の仕組みを知りません。ただ、「おまえは空を飛べないよ」と誰にも否定されたことがないから、飛べるんです。
私は自分が女優になれるかなんて考えたことはありません。それでも今日すばらしい賞がいただけたのは、
親も誰も私に「あなたは女優になんかなれない」と言わなかったからです。
簡単に訳すとこんな感じのスピーチで、私は中継画面を見ながら納得してしまいました。
そういうことです、よね。
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