昨日の小学生クラスでこんな英文が出てきました。(大仏についてのストーリーの中です)
The Kamakura statue isn't under cover. It used to be , but the building was washed away by a tidal wave long ago.
鎌倉大仏には、元々奈良と同様に大仏殿があったのですが室町時代の1498年ごろに津波で押し流されたということです。
日本の自然災害の脅威もそうですが、全世界でエネルギーや天然資源、食料、水、民族等々をめぐるさまざまな現実が以前にも増してひしひしと伝わってくるようになりました。インターネットの普及がそのスピードに貢献していることは間違いありません。
こんな時代にできること、それは
いかに素早く、正確だと思われる情報を「自ら」取りにいけるか、その情報を冷静に評価できるか、得られた情報を活用して展望を描けるか、ということです。
ひとりひとりの情報リテラシーが問われています。
受験にしてもそうです。選択肢は世界中にあるわけですから、10代後半から20代前半にかけての大切な時期をどこの国でどのように過ごすか、が問題になってきました。
「私は受験も就職も国内だから関係ない」と言っていられる時代ではなくなりました。
「私」がそのことについて知っていても知らなくても、世界が「私」に世界基準の選択肢を呈示している、という事実の中に私たちが生きているのです。
で、この本ですが、いろんな大学を卒業した方が経験談を語っています。
ハーヴァード、MIT、北京大学 ..
もちろんいいことばかりは書かれていません。
ただ、多様性のない社会は衰退する、ということだけは言えるのではないでしょうか。
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