読書の春～How We Decideを読む

 

	Mariner Books

 

To err is human,過ちは人の常、という言葉通り、私も毎日自分のちょっとした選択も、

「これで良かったのか」と考えてしまうことがあります。

まして、家を買う、子供の学校を決める、投資先を選ぶ、などの大きな決断をする際には、結果がすぐには見えないだけに、かなりの判断力を要します。胃が痛くなることも。。

How We Decideは、人間が常日頃おこなっている「選択する」「決める」という行為をニューロサイエンスの視点から取り上げています。

さまざまな例、パイロットから殺人鬼まで、をあげているところがストーリーとして面白いのと、実際に決断を下すときにどうすれば良いかを具体的に示している、この2点がこの本の売りでしょう。

個人的にはパイロットがおこなうCockpit Resourse Management（CRM）を自分でやるというのも1つの決断の「ワザ」かな、と思いました。

詳しくは是非読んでみてください！著者はJonah Lehrer(コロンビア大学卒、オックスフォードのRhodes Scholar）です。

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やる気を引き出す言葉の数々～パート１

１．頂上に着くまで、山の高さを測るな。頂上に着くと、思っていたほど高くないことがわかる。

2．真の品格とは、他者の無関心によって損なわれるものではない。

以上、スエーデンの外交官で第2代国連事務総長のダク・ハマーショルドの言葉です。

教育にも当てはまる、素敵な言葉です。

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これが本当の数学勉強法～天才数学者のアドバイス

テレンス・タオは1975年生まれの数学者です。

８歳で高校、9歳ですでに大学で学び、12歳で数学オリンピックの金メダル最年少に輝きます。

24歳でUCLAの教授になり、そののち数学のノーベル賞といわれるフィールズ賞を受賞、と華々しい活躍をしているタオですが、両親はもともと香港からの移民です。当然、両親の教育意識は「非常に高い」です。

そんな大活躍の彼が、ブログで数学の勉強法を紹介しています。

なるほど、と思わせる発言です。特に子供の頃の教育法の部分は、子育て真っ最中の親御さんへのメッセージですね。

その他、大学の選び方、数学コンクールの受け方などにも言及しています。

日本は万人にあまねく普通の教育を普及するのには成功しましたが、どうしてもエリートを育てられません。アメリカは公教育が桁外れにやばそうですが、タオのような例を様々な分野で数多く聞きます。

どちらが良いかは本当にご家庭の教育方針次第ですね。

上記の「数学の勉強法」の英語がいまいち読めないから内容を知りたい、という方はクラス終了後に私までどうぞ。

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スタンフォード大学の授業が無料で誰でも受けられる！

Udacity という大学教育を無料でおこなうオンラインサイトです。

そのスタンフォード大学の教授は、現在は同大学を退職して本格的にこのオンライン大学に専念しています。こちらのほうが生徒が多い（当たり前ですが）ことに気がついて愕然とした、とか。宿題もあるみたいですよ。

良い時代になりましたね。

英語さえできれば、教育に国境はありません。この傾向はさらに加速するでしょう。

ユビキタスな、だれでも知っている、しかもすぐに陳腐化する知識の詰め込みにお金をかける時代はいよいよ本当に終わりがみえてきました。

いまだに日本の大学受験限定のビデオを有料で見ている生徒さんとの情報格差がどんどん開いています。

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いまや「英語」はできて当たり前、です

大分のような地方都市に住んでいるとどうしても「情報格差」によって情報弱者になることが多く、未来を担うべき子どもたちの学習環境が本人の意思にかかわらず疎外されてしまいがちです。

地方の問題は、とある事柄、たとえば英語教育・大学受験、などに関して、100あるうちの1％ほどの情報しか持っていない親御さんたちが多数いること、しかもご自分が持っている情報が全体のわずか1％にすぎない、と自覚できない環境にいること、に尽きます。

ですが、インターネットの普及によって、大分でも、「我が家がやっていることは世界のスピードと何かがちがう、どこかがおかしい」と気づく親御さんたちが現れはじめました。よろこばしいことです。

英語、といえば中高生向けの「内容のない機械的な文法解説主体の受験英語」か、幼児・小学生向けの「単純な歌とゲームと文字の大きな本」しか選択肢がない地方都市に育つこどもたちでも、将来はその他の地域・国からの同級生と競っていくわけです。

日本でも特定の数のお子さんは小さい頃から海外のボーディング・スクールで学んでいますが、大分では、ごく稀にスイス・、イギリスなどのボーディング・スクールに入学される例をのぞき、まだまだ大半のお子さんは、「不定詞」「関係代名詞」「英文和訳」などを習わされているのが現状です。これこそが情報格差がホンモノの格差に転じる瞬間、です。

英語はお子さまの受験に必要なだけではなく、就職、留学、大学院の受験、ビジネス会議、国際会議、ソーシャルライフ、はたまた最後はお子さまが親になった時に我が子に与えられるチャンスのひとつ、にもなります。

まず、自分が情報格差の下部にいる、どうにかしなければ、と自覚することから全ては始まります。

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「子ども英語」というジャンルは存在しない

もちろん「受験英語」も存在しません。

英語ができる生徒さんには、「子ども英語」「高校受験英語」「難関大学英語」等というジャンル分けはありません。

当然です。「英語」ができればよいのです。

英語力に差があるとしたら、それは学年でも年齢でもなく、そのお子さんの包括的な学力、もしくは語彙力、言語運用能力にあるのであって、それらには個人差があります。単に英語の問題ではありません。しかも、それら全ては相互に作用していますので、英語を吸収する力をどんどん伸ばすことで学力自体の向上にもつながります。

また当然家庭環境によってもおこさんの英語能力に差ができます。ご両親が英語を使う、英語教育に強い関心がある、我が子に明確な学習の方針がある、等など。

英語教育のジャンル分けや、学年・受験によって異なる場所で習うことになる現状は、生徒さんの学習の妨げになっています。

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アメリカ有名大学の合格率発表！

日本では入学式の季節です。アメリカは合格発表がほぼ出揃ったのではないでしょうか。

ハーバード大学　５．９％（史上最も低い合格率）

スタンフォード大学　６．６％（史上最多の志願者数）

イエール大学　６．８％（史上最も低い合格率）

コロンビア大学　7.4%　

プリンストン大学　７．８６％（史上最も低い合格率）

マサチューセッツ工科大学　８．９％(史上最も低い合格率)

等々、トップの大学への進学は年々厳しくなるばかりです。

日本ではいまだに、

「アメリカの大学は入学は簡単で、卒業が難しい」

などという人が存在していておもしろいですが、これらの大学試験には全世界から学年トップの生徒達が押し寄せる上に、この低い合格率、どうみても卒業するほうが遙かに楽、です。

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