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別府の丘の上に、コバルトブルーの温泉があります。
「いちのいで会館」という、レトロな食堂に付属の温泉です。1400円のだんご汁定食を注文すると、温泉が無料でついています。
青い別府湾を眺めながら青いお湯に浸れます。
昔話ですが、共通一次の時代は、クラス中に各教科の満点の生徒があふれていたように思います。そして
みんながそれなりに自分に適した学校へと振り分けられていった感じです。
時代が変わり、大学も300校あまりが学生不足で絶滅の危機に瀕しているとか..
センター試験を完全に無視している代表的な大学は東京大学です。900点満点のセンター試験の総計は、哀れなことに110点に縮められた上、簡単すぎるリスニング50点ははじめから除外されています。
東大2次試験の英語の配点は理系・文系共に120点です。英語1科目だけですでにセンター試験900点満点を得点した時の換算点110点よりも大きいわけです。リスニングもオリジナル問題で、配点比率も極めて高いです。
慶應義塾大学もまた、今年度からいわゆる「センター出し」、と呼ばれるセンター試験を利用した試験制度をすっかり廃止しました。こちらもセンター試験完全無視、です。
万人が受験するセンター試験はトップ校からは嫌われる、そんな感じでしょうか。
英語に関しては、学校の英語とは全く別に、小中時代から英検やTOEFL,地方都市でも視聴可能なCNNやBBC放送などを通してしっかり学習することをおすすめします。
最終的に大学入試の段階になって、志望校が求めていた英語のレベルが英検準1級~1級だった、と気付くのでは遅すぎるからです。よくあることです。一部の私立大学ではアメリカの大学適性試験SATの問題に酷似したものまで出題されています。
地方都市ではなぜか進んだ英語学習がタブーとされていますので(笑)、小中高のみなさんは、後で後悔しないように自分でいろいろ探してトライしてみましょう。
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センター試験の不備が諸々指摘されています。
55万人が受験しているのにもかかわらず、これだけのミスで済んだというのは日本人の勤勉さが表れていると思いますが、実際に支障をきたした受験生本人からすれば、とんでもないことです。
大卒という商品価値が限りなく低下している昨今、はたしてセンター試験・国公立2次試験・私大試験のための勉強に小さい頃からの貴重な時間をかけるのが正解なのか、という疑問があります。
都市部では、大学入試でフィルタリングできる程度の能力を極端に重視せずに、私立小中学校受験で差別化をはかるという動きが定着しています。そこには、家庭環境や親の教育方針、学校や家の持つ様々なコネクションを最大化するような将来設計、など筆記試験単独ではかりきれない「階層化」のプロセスが含まれることが多いようです。それはそれで大変です。
が、大分のような地方都市にはそのような私立学校は存在しません。従って都市部に転出するご家庭以外は必然的に、いわば「ガリ勉」になるか、「ガリ勉ににならない・なる力がない」とみなされるか、という非常に線の細い選択になってしまいがちです。
みんなと同じことをすると成功するチャンスが減る、
ということは誰もが頭ではわかっていると思います。得点分布表でいうと、大部分の生徒さんがあの中心部分の大きな集団の中にすっぽりと入ってしまいます。受験も就活もあの塊の中に埋もれてしまっては身動きできないのです。
なぜその集団に入るために、与えられた科目の解法のみをひたすらやっているのでしょうか。
分布表の外れにわずか数パーセントだけ飛び抜けている人たちがいます。あの少数に入っているのは決められた勉強を教えられた解法でやっているだけの人はほとんどいないと思われます。
試験のために勉強をすると結果的に試験でずばぬけた点が取れません。これが事実です。
もっと大きい視野で大学入試を考えることで、見えてくるものがあります。
とりあえず、英語の試験は当面、TOEFLで代用しませんか。真ん中の塊にあわせて問題を作ると、センター試験の英語のように「ありえないくらい易しい」ものに成りはててしまい、何の能力も測れない試験になってしまいます。あの簡単なリスニング問題のためにICレコーダーを買い取るというのもいまいちです。
55万人も受験すれば将来英語を使わない生徒さんだってたくさんいます。それはそれで良いんです。
もっと英語を将来使う人のために真面目に問題を作っていただけませんでしょうか。
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試験日 | 試験教科・科目 | 試験時間 | |
---|---|---|---|
第1日 | 地理歴史 | 「世界史A」「世界史B」 「日本史A」「日本史B」 「地理A」「地理B」 |
■2科目選択 9:30~11:40(注1) ■1科目選択 10:40~11:40 |
公民 | 「現代社会」「倫理」 「政治・経済」『倫理、政治・経済』 |
||
国語 | 『国語』 | 13:00~14:20 | |
外国語 | 『英語』『ドイツ語』『フランス語』 『中国語』『韓国語』 |
【筆記】
【リスニング】15:10~16:30 『英語』のみ 17:10~18:10(注2) |
|
第2日 | 理科 | 「理科総合A」「理科総合B」 「物理I」「化学I」 「生物I」「地学I」 |
■2科目選択 9:30~11:40(注1) ■1科目選択 10:40~11:40 |
数学(1) | 「数学I」『数学I・数学A』 | 13:00~14:00 | |
数学(2) | 「数学II」『数学II・数学B』 「工業数理基礎」『簿記・会計』 『情報関係基礎』 |
14:50~15:50 |
(注1) 地理歴史及び公民並びに理科の試験時間において2科目を選択する場合は、解答順に第1解答科目及び第2解答科目に区分し各60分間で解答を行うが、第1解答科目及び第2解答科目の間に答案回収等を行うために必要な時間を加え、試験時間は130分とする。
(注2) リスニングは、音声問題を用い30分間で解答を行うが、解答開始前に受験者に配付したIC プレーヤーの作動確認・音量調節を受験者本人が行うために必要な時間を加え、試験時間は60分とする。
1月10日付けのNYTによると、2007年からの5年間で、アメリカでは肉の消費量が12.2%も下がったそうです。
理由として挙げられているのは、
1.家畜を育てることで周辺の環境が悪化する、飼育の仕方が虐待に該当する場合がある
2.抗生物質の多用
3.バイオエタノールを作ることで、家畜飼料用のコーンや豆が値上がりしている
4.干ばつ
5.輸出が増えた結果、国内の消費にまわらない
などです。→英文のレポートはこちら
中国では逆に生活の西洋化によって、牛肉の消費量が増えて農薬・殺虫剤・抗生剤などが水源に流出して環境汚染が問題化しています。
そんな中、お肉を使わないでおいしい料理といえば、もちろん日本食でしょう。
こちらはニューヨークで評判のレストラン、Kajitsu 。
精進料理のお店で、ミシュラン2つ星だそうです。
1月のメニューはこんな感じです。ヘルシーでおいしそうです。
ニューヨークに行ったら是非寄ってみたいですね。
今月のメニューはこんな感じです:
White Miso Soup with Grilled Mochi and Daikon
Yuzu Peel, Baby Red Turnip
白味噌仕立ての雑煮椀
Steamed Yuba with Soba Porridge and Ankake Soy Sauce
Wasabi
生ゆばの信州蒸
Kofuki Potato Seared Hearts of Palm with Smoked Olive Oil Black Trumpet Mushrooms with Sweet Soy Sauce and Rice Cracker 黒ラッパ茸とハートオブパームをあしらった粉吹き芋
teamed Rice with Azuki Beans and Rikyu-Fu House-made Pickles 小豆御飯 利休麩添え 自家製漬物
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The Fountainhead (Penguin Modern Classics) |
あけましておめでとうございます。
年末から温泉三昧で、気がつくと年が明けていました。
別府の露天風呂につかりながらアイン・ランドの長編小説「The Fountainhead」を読んでいましたが、何しろ長編だけに、終わりません。日本語版「水源」も購入しました。1000ページを超えていて、重たいです。
一流の建築家を目指す二人の青年。その一人、ロークがボストンの名門工科大学を中退するところから物語が始まっています。既成の概念にとらわれた建築を教える大学やアカデミックなんかどうでもいい、やりたいようにやって結果をだす、というローク。一方その名門大学を優秀な成績で卒業して、世渡り上手に上昇していくキーティング。というわけでまだ途中です..
1943年のアメリカ作品です。
作者アイン・ランドはロシアからアメリカに渡っています。彼女は徹底した利己主義で知られ、自由経済主義や個人の自由を軸に、資本主義の道徳的正当性を論じているそうです。時代背景もあってのことでしょう。宗教を否定したために保守派から敬遠され、文学界からは異端児扱いされ、過激な資本主義のためにリベラルから嫌われ、と居場所がなかった、とあります。
ちなみに地球に大きく「アイン・ランド」と書いたアメリカ人もいます。自転車で廻ったそうです。google earthを使わなければ読めませんね。
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